「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



もあさんのもこをようやくテスト。その風景を少し
纏めてみます。(とりあえず今日はイロイロありもこだけ)

(1)結論
  windows7環境に「もこ」を接続して、外部音源
  から音楽を再生することが出来ました。

  少し紆余曲折はあったかな…(もこの品質に問題
  があるわけじゃなく、私の作業環境の問題で)

(2)実験方法
  ・TINY2313に「もこ」のファームを書き込み。
  ・回路図通りにブレッドボードに回路を組んで、
   USBをPCに接続、MIDIケーブルを音源に
   接続。
  ・PC側でMIDIファイルを再生。
  ・MIDI機器から音楽が奏でられる。( ̄ー ̄)b

(3)実験風景



  ・左上がTINY2313ボード(自作)
  ・下がMIDIケーブル
  ・右上がUSBコネクタ
  ・その他部品少々


(4)経緯など
  ・回路が正しければ、USBに接続した途端に自動
   でドライバのインストールが行われるので、
   その間、良い子ちゃんして待ってればOK。

  ・ただし、MIDIマッパーが問題。VISTAや
   7はウンコOSなので機能ダウンしたらしく、
   MIDIマッパーが削られているということで、
   何らかの手段でMIDIをWINDOWS内蔵の
   標準ドライバもこにから切り替えないといけません。
         ↓この辺りを参考に。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1445306799?fr=chie-websearch-2&k=34vV7tyQnZaZkZqGzpWui5CPlsuRqIbT46SZnpiWlZHh1IutlpqQj5bL6ZCei6OWlZDU6c7h54ajlWMmBVIx8l4r8lgw%2BFgr8mMmBl0h%2FGIwAI5SMfZeK%2B1YMPhYK%2ByWlZHSzcyVrougk6SZn56Ui5%2BWyt7T3c2RqIaLn5bRkJ2Wnp%2BQkIvk14uohaaLm5DNi62Wmp6XqJynp5aiqK7c3c%2FqztPqlZ2nqZyemauiqKja2OfZ5Z%2BTqJ6npZaeq6Sjz8bo0uXThpWV6IuohaWbp6GUoqqnm6eFoIvj3c%2FO4ZajkJWWlZHghqOVp4vr
http://openmidiproject.sourceforge.jp/MIDISelector.html
   私は『MIDIせれくたー』を使用しました。
   しかしまぁ、なんて不便なOSなのよ。退化しちょる。

  ・MIDIせれくたー等で「もこ」に切り替えてから、
   メディアプレーヤーなどでMIDIデータを再生
   するだけ。
   外部のmidi機器から音楽が出ます。

  うーん。スバラシイ。

(5)迷ったところなど
  ・WINDOWS7ではmidiマッパーが無くなった
   らしいってことを知るまでにあれやこれや弄り
   回して時間をロス。ただでさえコンパネのUIが
   がらりと変わって訳わかんなくなってるのに、
   さらに機能削られてたら迷って当然。

  ・最初、お試しにってことでwindows2000マシン
   の方でやってみたところ、少々困ったことが発生。

   →USBケーブルをブサッと挿したところ、デバイスを
    認識してドライバのインストールを始めたんですが、
    途中でブルー画面。再起動後もUSBを挿して
    しばらくのところでまたブルー画面。

   →もしや、ノイズとか電圧変動とかじゃないかな?
    とか思って、見てみたら47uFのコンデンサが
    入ってなかった。USBケーブルから受けた直後
    の5VとGNDのところに47uFの低ESR
    コンデンサを追加。テストボードに0.1uFの
    パスコンが入れられているのですっかり安心
    しきってました。

   →ブルー画面にはならなくなったんだけど、なぜか
    コンパネのMIDIの一覧には出てこない…
    ドライバインストールで失敗したまま復旧されて
    いないみたい。

  ・というわけで、WINDOWS2000の実験は放棄
   しました。

  ・WINDOWS7の実験は実はこの後行ったので、
   USBコネクタを受けた部分には47uFの
   コンデンサがちゃんと刺さった状態で行いました。

  ・その他。またTINY2313が1個オシャカに。
   というのは、以前使った2313を上書き流用
   しようと思ってたんですが、ISPから読み書き
   出来ない状態になってました。以前の実験で
   JTAGICEmkiiでデバッグモードになって
   いて機嫌を損ねたのか、それ以外の理由ですでに
   壊れていたのか判りませんが、再起不能だった
   ので新しいチップに。南無。

(6)この後
  ・当然ながら「みこ」の実験も早くやってみたいところ。
   本当はそっちのほうがオイラにとっては重要かも。

  ・amazon君で頼んでおいたWindowsサウンドプログラミング
   が届いてたので、少しだけ眺めてみる…シリアル
   じゃなく、USB-MIDI入力対応のMIDI
   モニタを作ってみようかな?とか画策しているところ。

今回の実験で心配していたところといえば、MIDI
ファイルをPC側から再生する時って、その最初の部分
でコントロール信号がラッシュするはずなので、
バッファが溢れないかどうかってあたりだったんですが、
短い曲を10曲ほど再生してみて、どれも大丈夫だった
ようです。さすがです。

それにしても、C言語でUSBのファームを作って
しまうとは!しかもTINY2313で。
(ソースはまだ眺めてませんが)

これはいいなぁ。



コメント ( 2 )
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コメント
 
 
 
Unknown (もあ)
2010-08-30 08:09:12
動作の確認ありがとうございます。とりあえず動いているようで安心しました。
Windows 7は試したことありませんでした。MIDIマッパーが必要になるのですね。参考になりました。
データ量が増えると取りこぼしよりも、処理の遅れが問題になります。他の機器と同期しようとした場合、スタートが遅れたりすることがあるようです。
 
 
 
Unknown (nekosan)
2010-08-31 01:07:44
もあさん、コメントありがとうございます。

無事「もこ」の方は動きました。あとは「みこ」も時間が取れたら確認してみたいと思います。

>他の機器と同期しようとした場合、スタートが遅れたりすることがあるようです。

windows側のアプリが待たされる分には、他のMIDIインターフェースもきっと似たようなものだろうと思うのでそれはそれで…という感じなのかなと思います。

なんにしても、2313と少々の部品と各OS標準ドライバでMIDIインターフェースが動いてしまうのは便利この上無いです。スバラシイ。
 
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