「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



例によって、本を見つけては買いまくっているので、
ちゃんと読まないと文字通り「積ん読」になっちゃう
ので、最近は電車の移動時間とかにちょくちょく本を
読み進めてます。

最近はVHDL関係の本をバリバリ読んで、2冊ほど
消化しました。

1冊はVHDLによるハードウェア設計入門
amazonでの評価を読んでみて、なかなかよさげに
見えたので。

で、この本の感想。
→いまのオイラにはもってこいって印象。といっても
 基本的には文法書の類です。なので、今までに全く
 VHDLやCPLD(やFPGA)を使ったことが
 無い人が読んでもこれだけでは手を動かすことは
 出来ないかと。IDEとかの使い方は全く書いて
 ないので。
 オイラはFPGAボードで学ぶ論理回路設計の付録
 で一通りQartusⅡの使い方に馴染んでいるし、
 XILINXのISEも色々なサイトを参考にして多少は
 使いかた覚えているので、その次に理解を進めるため
 っていう意味で言語仕様をさらに理解したいって時
 にはもってこいの内容。

 このあいだSimさん教えていただいた本と比較すると
 目指しているゴールが違う感じかな。この本のほうが
 ベーシック。Simさんから紹介いただいた本はもっと
 実践的。もちろん両方入用だな。

 逆にいうと、これまでわかったつもりだったところが
 改めて「あぁ、そういうことだったのか」という
 ところもあったってこと。わかったつもりは危険だな。

 読んでみて、文法的なことは当然ながらつかめて
 きたとして、なにしろこれまで解り難かった
 レジスタとシグナルの違いが大体理解できてきた
 気がするな。
 あとライブラリの概念図。これはわかりやすかったな。
 シミュレーション関係のところはいまだに理解が
 十分じゃないんだけども…

 1回読んだだけなのでまだ完全には理解できてない
 けど、言語仕様をきちんとおさえる意味では
 あとでもう1回読み直したい。っていうか、リファレンス
 的に置いておいてもイイカンジ。

もう1冊は、VHDL言語入門―ハードウェア記述言語による
ロジック設計マスタリング


→こっちはVHDLの生い立ちからされていつつ、言語仕様
 に基づいた使用上の注意点などが事細かに解説
 されてる感じ。

 ただ、翻訳本なせいもあるかもしれないけど、超難解。
 じつは上の本より先にこの本を読んでいたので、
 そのおかげで「どういう点が重要なのか」はわかって
 いたんだけど、「だからどうすればいい」というところ
 までは読み解けなかった…。
 でもまぁ、そのおかげで上の本を読むときの観点が明確
 になったんだけど。

 あとでこの本はもう一回ちゃんと読み直したいな。
 とにかくVHDLの奥深さと自由度の高さは
 痛いほどわかった。FPGAボードで学ぶ論理回路設計
 はいわゆるhello world.レベルってことなんだろうな。
 言語仕様をきちんと根っこから理解しないと、やっぱり
 骨までしゃぶって楽しむには至らないもんな。
 頑張ろう。

職業プログラマーではありませんが、個人的趣味で
BASIC系言語、C言語系言語、Pascal系言語、
FORTRAN、COBOL、PL/I、アセンブラ、
Perl、PHP、その他たくさんの言語をかじって
きました。が、それらのいわゆるソフトウェア言語と
大きく違うのは、対象がハードウェアって事なんだ
ろうな。(当然なんだけど)
だからコレまで勉強してきたようなソフトウェアの
言語とはなんとなく違う匂いが漂っているんだろうな。

初めてPIC用のプログラム勉強した頃にも、
それまでのソフトウェアの世界(論理的な範囲だけ
で世界が閉じている言語)とは大きく違ってて、
内部回路を意識しながらコーディングしないと
イケナイとか、そういう新たな視点を感じた記憶
があるんだけど、VHDLはそれ以上のインパクトだな。

自由自在に扱えるようになるといいな。



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