「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



以前から頭の中でモヤモヤしてたことの整理。

http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/1080.html

ポタ赤で、そこそこ極軸を合わせておいて短時間撮影
なら、少しくらい極軸がぶれててもあまり問題ない
んだけど、Kenkoの赤道儀持って行ったのに
ちょいちょい忘れ物してこまってしまうことが。

極望の北極星マークをどこにあわせれば良いか
(北極星がどっち向きにいるのか)は北極星指示盤
がないとお話にならなかったりするんだけど、
肝心の北極星指示盤を忘れると、さすがに望遠鏡
レベルの焦点距離だと追尾がズレまくって困っちゃう。

んで、そんなときに、出来るだけ正確に「天の北極」
と「北極星」の位置関係を知る方法がないかなぁ、と。


とりあえず、例によってStellariumを使って北極星周辺
を眺めてみる。具体的には、時間尺度を速くして、
北極星と天の北極を結ぶ延長線に目立った星が無いか
を探してみる。

あった。良いのがあった。小熊座のベータ星。



右側にあるのが北極星、黄色い線で結んだ左側の星が
小熊座のベータ星kocab。黄色の×印が天の北極。

北極星付近の縦線は緯度が0度、横の線は北緯35度。
観測地点がおよそ北緯35.5度付近なので、北極星と
kocabを結んでみると、その線分上に天の北極が
存在していることがわかった。

kocabはおよそ2等星なので、この周辺では明るい方。
北極星に次いで明るい感じ。見つけることさえ
出来れば、kocabと同じ方向に点の北極があると
考えてよいだろうと。これはヨサゲ。

使用上の注意としては、極軸望遠鏡は倒立像だから、
実際に合わせる方向は180度回転したところになる
ってこと。その辺が頭の中で綺麗に変換出来るなら
特に問題なしだろうと。


本当は、ミザールの北極星指示盤が複数あれば
申し分ないんだけどな。




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