何となく哀れな猫だった。

夕方、ねこ吉が買い物に行こうと、マンションの玄関のドアを開けたら、白に茶トラの猫がいた。

随分毛が汚れて、白というよりグレイです。毛並みも悪くて情けない表情です。

野良猫のほとんどが、ねこ吉の顔を見たら一目散に逃げるのに、この猫は逃げない。

写真を撮らせてくれた。優しい顔してるやん。

何を食べて暮らしてるんやろ・・・。
生存教競争が厳しいから、この遠慮がちな猫が餌にありつくのは大変やろね。

香枦園浜にいる猫たちは、餌も地域の人にもらっている。
見た目は、気楽そうに暮らしてる。

ねこ吉が、香枦園の猫達に持っていくキャットフードが、台所にたくさんあるんだけど、
マンション内に餌なんか撒いたのが、管理人に見つかりでもしたら、もうエライ剣幕で怒られそうだ。

どうか、この猫に幸せが訪れますように・・・。