今日は、太陽光パネルで発電した電気の配電盤への送電工事についてです。
屋根南面に搭載した太陽光パネルの最上部から屋内に送電するケーブルが必要ですが、私の家は分電盤が北側にあるので、北側屋根を経由して分電盤近くまでケーブルを落とします。
下の写真の屋根右側に黒い線がありますが、これがそのケーブルを束ねた管になります。
管はフレキシブルタイプのプラスチック管で黒と白の2色有ると言われ、壁が白に近いので壁の所は白い管にしたのはもちろんですが、屋根の部分はどうしようか迷ったら、実際に屋根に管を這わして頂いて黒と白の管の屋根とのフィット感を確かめさせてくれました。
結果、屋根に白い管では目立ちすぎて違和感を感じたので黒い管でお願いしました。
トヨの部分で2色の管を接続して丁度良い長さになるように調整した後、地上でその管の中に黒・白それぞれ4本づつのケーブルを通していました。
壁伝いに管を下して来て接続箱に接続してありあす。 トヨと同じような状況で降りて来るので何の違和感も無く綺麗な仕上がりです。 この接続箱の中には太陽光パネルからの電力を緊急時や工事、メンテの時に切るためのブレーカーが入っています。 太陽光パネルからは光が当たっていると常時電力が発生していますから作業をするときにこのブレーカーが無いと危険な訳です。
「安全」と言えば、アース線は付きもの。
結構太いアース線を2本地中に落とすのですが、このアース線も管の中に収めて地面まで落としますが、接続箱から直接露出で下すと目立つので、壁の中を通して基礎に近い所に小さい接続箱を設けてそこから地面に落としてくれました。
以前、大工さんに教えて頂きましたが壁の中は、表面のコンクリートの様な壁と防水シートの間に縦に板をかまして、空間を作る事で空気を流して壁の中のカビ等を防ぐのだとか。 その空間(下の家の工事中写真に写っている板の厚み分)に入る太さのケーブルなら壁の中を通せる訳。
メーターの取り付けパネルも売電用のメーターを取り付ける必要があるので、2つのメータが取り付けられるパネルに交換されました。 売電用メータは後日、東電が設置するので今は買電のメータのみです。
と言う事で、まだ売電は出来ません。
お盆休みに入ってしまう関係から、売電メータが付くのは8月24日になってしまいました。
それまでは、自立運転で太陽光電力を使う事は可能です。
次回は最後の驚きの屋内工事模様をブログします。