呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

本金 純米酒 ひやおろし

2020-09-13 | お酒
今回の一本は前回の天下錦に引き続き、飲んだつもりでいたけど
飲んでいなかったお酒第二弾。
本金 純米酒 ひやおろしです。







本金は長野県の酒ぬのや本金酒造株式会社さんのお酒です。
http://honkin.net/


開封
しっかりと醸した感のあるどちらかというとアルコールっぽいような
香りが強いです。
色は濃くはないもののしっかりと分かる黄色です。
青みがかっているようにも見え黄緑っぽくもあります。

では頂きます。
開封時に感じた香りは口に含む直前でフッと消え気にならなくなります。
そして甘味と苦みが前面に、すぐ後を酸味が追う濃い味がします。
粘度的には前の天下錦の方があったように感じますが、今回の本金は
味が濃く太いです。

天下錦はラベルの重厚さとは反対にポップで軽い調子でしたが、
今回の本金はラベル通りの硬派。飲みごたえのある味となっております。


初日のおつまみは塩麹味のからあげ。
唐揚げって弱いですね…。
お酒が強すぎるのかあまり口に含みすぎると甘味が勝ってしまいます。
揚げ物なんですけどね。
そこでお酒をチビチビと投入する形にすると甘酢餡をかけた時のような
これはこれでありじゃない?という感じの風味に変わります。

次いでのおつまみは冷奴。
最近の冷奴は専用のタレがついてる物を良く見かけます。
タレは美味しいですね。ちょっと塩辛い気もします。
今回はその塩辛さとお酒の甘さが交互に味わえてなかなか悪くない。
味の濃さが分かっているので加減をして飲んでるともいえるのですが。



さて二日目。
二日目も変わらず濃く強いです。
苦みが少し強まった感があり強敵度が増しています。
二日目に気づきましたが今回のお酒は16度以上17度未満と通常の
日本酒よりもアルコール度数が高くなっていたんですね。
なるほど濃い訳だ。飲んだ感じでは数値以上にも感じますけどね。


二日目のおつまみは某コンビニのニンニクを効かせた餃子。
強いものには強いものを当ててみますよ!
餃子単体ではニンニクの強さが広がります。そこにお酒を投入すると
消すことも引くこともなく香りと味がぶつかり合って不協和音を
奏でます…。
なんだか久しぶりに日本酒に合わない組み合わせを見つけた感じ。
強引に口腔内で混ぜると謎の香りでむせます。なんてこったい。

是非勝ちたいので次を投入。
不意打ちのサラダです。
ドレッシングの酸味で一瞬甘さが引き出されますが、俺もいるぜー
とばかりに苦みが競り上がってきます。これはダメだ。



何回か書いておりますが知らないお酒を飲むのはワクワク感もあり
不安もあります。
キチンと管理された酒屋で買っているので大外れが無いのは分かって
いますが好みに合うかどうかは別問題だったりします。
こういう駆け引き?が嫌な方は定番のお酒を好んで買うんでしょうね。

個人的には色々なお酒を飲みたい方なので開封後の一口目はとても
楽しいです。
今回のお酒はストック分が推定甘めのお酒群だったので辛口よ来い!
的な感じで選抜したのですが、辛いというよりは強いやつを呼んで
しまったそんな感じです。

なんでしょう、冷やしぶっかけうどんを頼んだつもりが鍋焼きうどん
だったような…。
濃いお酒の時はいつも後から思いますが氷を浮かべて薄めても
良かったかも。

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