呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

七星二回目

2016-05-23 | お酒
このブログを始めた頃に一度飲んだお酒です。
好きなお酒なのと、入手まで紆余曲折あったので長いです。


純米大吟醸 無濾過生原酒 七星
個人的に好きな冨士酒造さんのお酒です。

ちなみに一回目はこちら
http://blog.goo.ne.jp/narol/e/bdee9afec5f908c76dba2618e76bc881

記事は酔鯨から始まっていますが、記録を残して行くか~と思い立った
お酒が七星だった気がします。
たぶん生酒も七星が初めてだったかも。
ある意味印象深い一本なんです。

で。
2016年も七星が発売になったのですが、すっかり調べるのを忘れていました。
というか夏酒が出るのはもっと後だと思っていましたよ・・・。

七星が既に出回っているという情報を知ったのが5月13日。
連休明けには発売になっていたらしい。
焦ってあちこちまわります。

○最近良く行くA店を訪問→一升瓶だけありました。
 保管や消費ペースの問題でパス(後日訪れるも一升瓶も売り切れ)
○一番利用させてもらっているB店→全く気配すら無し
○最近知ったちょっと遠いC店→定休日だった(笑)
○初めて七星を購入したD店→品は無かったもののPOPのみ存在。限定と書いてあり焦る
○前に飛露喜を買ったE店→ここも売っていた気配なし

ぐぬぬぬ。
もしかして数が少なかったんでしょうか?
それとも元々数が少ないお酒?まぁ限定とはありましたが・・・。
2015年に買えたのは偶々だったんですかね~。

これはもう通販という手に出るしか無いのかと思いつつも
個人的に出来れば店で買いたい方なので一生懸命検索。

お。
移動可能な範囲に生酒を扱っている酒店を発見。
七星も入荷しましたという情報もありましたよ!
そんな訳でえっさえっさと出向いた所、無事買えました。







長くなりましたが開封。
うん、いつもの冨士酒造さんのお酒です。
どうだ!と言わんばかりの吟醸香が漂います。

では戴きます。
口に含んでも薫りが広がります。
そしてここのお酒の特徴である甘みと少々強めの酸味が口を満たします。

前に飲んだ同酒造の酒未来、美山錦と異なるのは押しが強くないところですね。
上二種は甘いぞ~香るぞ~と結構残るのですが、七星は比較的控え目です。
また、飲んだ後にほんのり辛さも出ます。
この辺りは夏向けのお酒って事なんですかね~?

七星は冨士酒造さんのお酒の中では辛口だと思います。
ただ、他の夏向けの辛口酒、吟淡なお酒と比べるとかなり甘めですので
ご注意ください。


随分長くなりましたが二日目。
酸味は少し大人しくなったかな?
甘みと薫りは変わらず素晴らしいです。
甘みの陰に麹のような独特な匂いを感じられますね。
他の夏酒ほど潔い訳ではなく、かといってシツコイ訳でもなく、
じわりと存在感を残して消えていく感じがします。

少々アルコール度数が高いので、氷を浮かべても良いかもしれない。
花火を見ながら飲みたい一本です。

今年も飲めて良かったです。
ぶっちゃけ冨士酒造さんのお酒の中では七星が一番好きかも。


実は・・・次も冨士酒造さんのお酒の予定です。
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雁木 夏辛口純米

2016-05-18 | お酒
漸くコートもおしまい。煩わしい杉、ヒノキの花粉も終盤。
で、陽気のいい初夏が始まりましたよ。
日本酒業界はすでに季節を先取りのようで、夏向けの辛口のお酒が
出回り始めておりました。

今回は二回目の雁木 夏辛口純米



酒造は八百新酒造株式会社
http://www.yaoshin.co.jp/

ちなみに一回目はこちら
http://blog.goo.ne.jp/narol/e/c0095b9041b3d4d03494d2197c1a0bf3
前は無濾過の純米酒だったんですね。


さて開封。
ほう、フルーティーな吟醸香が漂いますよ。
前とはちょっと傾向が異なる気がしますね。

では戴きます。
おうっ
酸味強っ

うっかり薫りに誘われて一気に口に含んだところ、突き抜ける酸味がきました。
追って薫りも広がるのですが、酸味が強くて認識しづらいです。
その後でじわりと辛さが出てきます。
夏向けとあって辛口です。甘さは無いといってもいい位。

しかも酸味、薫り、辛さの引きの早いこと。
いつまでも後味を残さない小気味の良さが効いてます。

前の純米無濾過の時とは違った感じでしたね。
同じ酒造でも作り方で変わるんだなぁと実感。
共通する事といえば、かなり口当たりが良い事。
つまり油断すると飲みすぎて危険なやつ(笑)

カツオのタタキを食べながら飲みたい一本ですね。
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飛龍 純米大吟醸

2016-05-12 | お酒
今回は株式会社新澤醸造店さんの飛龍 純米大吟醸です。





ん?株式会社新澤醸造店?
http://blog.goo.ne.jp/narol/e/36b52b414e04efba2bcc09f12e6d6f5d

あー、伯楽星を造っているところでしたか。
ぐぐるまで解りませんでしたよ。


飲む前に薫りを確かめてみます。
ふむ、なかなか甘く薫ります。
隠れて特徴的な香りもあるのですが麹かな?

では戴きます。
うん、甘い。で、やはり麹っぽさの薫りもします。
ただすぐ消えるんですね。
甘い!けど甘くないという変な感じです。
苦味と酸味はほぼ感じられないです。

口にお酒をふくんで鼻から抜くとそこそこ強めの
刺激が鼻にくるのですが・・・これもすぐ消える。
あっさりしすぎだ。

既に前の伯楽星の味を覚えておりませんが、余韻を残さずあっさりと
消える感じはここの酒造の特徴なのかもしれませんね。

全体的に上手くまとめられているのは大吟醸だからかもしれません。
今回も美味しかったです。

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獺祭 等外23

2016-05-05 | お酒
今回は獺祭です。
ただし等外米を使用。
獺祭 等外23という一品です。



はて?等外米ってなんでしょうね?
Weblio辞書さんより
http://www.weblio.jp/content/%E7%AD%89%E5%A4%96%E7%B1%B3

ふむ、形が崩れている等の商品にならない部類の米のようです。
そういえば吟醸酒等を作る際には米も選別されていましたね。

等外米となると今までは焼酎や料理酒用に使われていたような気が・・・。

それを旭酒造さんは獺祭の銘をつけて売るんですね。こりゃ凄い。
ただそのままお酒を作るのではなく、23%まで削るとか。
23%って・・・下手すりゃその辺に売っている大吟醸より削ってますよ。
いやはや凄いです。

ちなみにこのお酒、等外米を使用しているので劣化が早いとか。
ひと月以内に飲んでくださいと言われましたよ。
まぁひと月なんて残る筈がないんですけどね(笑)

では戴きます。
薫りはほどほど、酸味もほどほど、ほのかな苦味と柔らかい甘みが
じわーっと広がります。
うん獺祭だ。しっかり獺祭の系統です。
美味しいわ~。
等外とはいえ使用しているのは山田錦、腐っても鯛です。
味は良いですね。

流石に磨き~に比べると薫りとか風味がちょっと薄いかなと感じる部分はあります。
それでも立派に獺祭してるところが良いですね。

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