呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

純米酒 琵琶のささ浪

2022-05-29 | お酒
約3年半ぶりの埼玉の日本酒!
と喜んで買ってきました。
が、前に飲んだ天喜、Sasanamiと同じ麻原酒造さんの
お酒でした。

今回の一本は純米酒 琵琶のささ浪





琵琶のささ浪は埼玉県の麻原酒造株式会社さんのお酒です。
https://www.musashino-asahara.jp/

開封
予想外?と言っては悪いのですがかなり
華やかな吟醸香があります。
精米歩合が70%のようですがここまで香りますか。

色はガラスの酒器に注いでなんとか分かる程度の
黄色です。


では頂きます。
ほー。今回も傾向としては甘酸っぱいです。
先週の村祐は濃く甘酸っぱいでしたが、今週は
とてもとても軽く爽やかに甘酸っぱいです。
口に含んだ瞬間に華やかな香りがぶわっと広がって
さっと引いていきます。

後口には結構印象的な苦みがズーンといった感じで
残りますがキレが良いのでこれはこれで良しです。

夏酒というとどちらかというと辛口でさっぱりとした
飲み口といった所ですが、今回のお酒は甘酸っぱさも
備えつつキレの良さをもった夏酒といったところです。

初日のおつまみは…何週続けるんだかのタルタルのあれ。
からあげ〇ん。
今回のお酒は軽く香る甘酸っぱさなのでつまみの邪魔や
押し潰しをしません。タルタルの濃さの後にサラッと
お酒の甘さが出るので悪くないですね。


さて二日目
香りはやや控えめに。また甘味も若干弱くなり初日よりも
辛口感が増しています。夏酒っぽさが増したとも言えます。

二日目のおつまみはうちの定番海鮮丼。マグロです。
ほうほう、軽めだったお酒の味がグッと引き立ちます。
辛口感が単体より増しますね。
これは良い!と思ったところでお酒が終わりました。
初日に飲み過ぎです。


今回のお酒は県狙いではありましたが同時に推定辛口で
あろうという事で選んでみました。
ですがラベル買いというのは当てにならないものですね。
ガッツリとした甘口ではありませんでしたが本格的な
辛口でも無い。どちらかというと控えめな辛口風日本酒
そんなお酒でした。

筆文字で書いた古風な漢字のラベルとはちょっと印象の
異なるお酒でした。
以前にも別の日本酒で書いた気がしますがラベルに工夫を
すれば若者受けもするのでは?と。
丁度今日見かけたいずみ橋さんのようなPOPでライトな
ラベルを選んでみるというのも一案かも。

ただ日本酒のファンといえばどちらかというと年齢高めの
おじ様が多め と考えると変にライトなラベルはダメ
なんですかねー?
澪は結構売れているようですし、華やかに香るお酒はワイン
よりも女性向けな気もするんですが。

お米=糖質 ってところもあるのかな。
その辺は否めないんですよね。
かといって変に糖質OFFとかやられるとうーーーんと
なってしましますし。
美味しく飲んで運動する ではダメですかね?

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村祐 亀口取り 無濾過生原酒

2022-05-22 | お酒
今回の一本は村祐
村祐 亀口取り 無濾過生原酒 です。





村祐としては約2年ぶりですね。
昨年祐村を飲んでいますので同酒造さんのお酒は
1年ぶりくらいとなります。

村祐は新潟県の村祐酒造株式会社さんのお酒です。


開封
香りは薄めの吟醸香があります。
少し麹っぽさと鼻を突く感じもありますので
酸味が強いのかも?
色は結構しっかりとした黄色っぽさがあります。

では頂きます。
すっぱくて甘くて苦い。
先週の紫宙よりもインパクトが強め。
上あご付近に甘酸っぱさが広がりますが、口腔内
にはそれほど広がりません。後口にかなりしっかり
目の苦みが残ります。

前にも同じ表現を書いた事がありますが梅の風味が
無い梅酒というのが一番近い例えかもしれません。
生原酒ですので氷を浮かべても美味しそうです。

さて今週のおつまみもまたまたタルタルのあいつ
か○あげくんです。
拒絶する感じは無いもののお酒の濃い風味が圧倒します。
強いお酒だなー。


さて二日目
味の傾向は初日と変わらず酸味強めの甘酸っぱさ。
若干苦みが弱く感じられるのは前にクラフトビールを
飲んだからかもしれません。が、初日よりも飲みやすく
感じますね。
といっても味の強さはあります。

二日目のおつまみはあっさり塩味のポテトチップ。
つまみを引き立てようとするのは難しそうなので逆に
お酒を引き立てる方向にしました。
あっさりとした塩味のポテチがお酒の甘味を引き出します。
スイカに塩的な考えですね。


濃い味の強いお酒でした。
単純に濃いだけではなく甘酸っぱく濃いので食中酒には
あまり向かない気がします。
では単体では?というとちびちび飲むのには良いかも
しれません。

上に書いたように氷を浮かべるか、炭酸などで割っても
良いかもしれませんね。
生原酒故の強さを味わった一本でした。
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紫宙 純米大吟醸 無濾過生原酒 五百万石

2022-05-15 | お酒
今回は随分と久しぶりな気がする岩手のお酒。
紫宙 純米大吟醸 無濾過生原酒 五百万石です。





紫宙は岩手県の廣田酒造店さんのお酒です。
https://hirotashuzoten.net/index.html


開封
そこそこ香る吟醸香があります。
どことなく甘く濃い雰囲気がありますね。
色はガラスの酒器に注いでぼんやりと分かる
程度の黄色です。

では頂きます。
甘酸っっっぱ。
先週の廣戸川は甘さ強めの甘酸っぱさでしたが、
今回の紫宙は酸味強めの甘酸っぱさです。
鼻から抜ける香りは少し刺激がある感じですが
クセは無く良い感じです。

後口にはまた苦みが残ります。
粘度はほぼ無くキレが良いですが、じわーっとした
苦みと酸味の余韻が長く後を引く感じがあります。

酸味と苦みだけで考えると日本酒度は+2くらいでしょうか。
それでも甘さの分も含めると±0といった感じかも。


初日のおつまみはこんにゃくのピリ辛炒め。
甘辛いベースの味に唐辛子が効いた品です。
ちょっと甘いのが気になりますが強めの酸味が
引き締めてくれるのでなかなかどうして悪くないです。

次いでのおつまみは今週も食べるのか からあ○くん
タルタルソース味。
うーん、相性はそこまで悪くないのですがタルタル
ソースの酸味をお酒の酸味が上書きします。
そこは残して欲しい風味なのに。


さて二日目。
初日と変わらず酸っぱ甘い風味が広がります。
味の変化が少ないのは良いですね。

二日目のおつまみは豚串だったり海鮮丼だったり
したのですが、どちらもあっという間に食べてしまったので
感想は無しです。


初めての紫宙でした。
今回も大吟醸だったのですがフレッシュさのある春酒
っぽい雰囲気を纏っていました。
平均点はとても高いものの突飛した凄さが薄いので
推しにくい一本です。

完成度はかなり高いお酒ですの同じく岩手産の
南部美人、赤武と並んで売られて欲しいですね。
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廣戸川 純米大吟醸 無濾過生原酒

2022-05-08 | お酒
今回の一本はお気に入りの廣戸川
廣戸川 純米大吟醸 無濾過生原酒です。





廣戸川は福島県の松崎酒造株式会社さんのお酒です。
http://matsuzakisyuzo.com/


開封
そこまで強くはないですが吟醸香があります。
色はかなり透明に近い僅かな黄色です。

では頂きます。
開封時の香りの程度を上回る甘さ強めの
甘酸っぱさが飛び込んできます。
並走して苦みもありますので結構濃い味に
感じます。

飲み干した後の余韻はじわーっと残る感じが
あります。

生原酒故のフレッシュさがありますので大吟醸って
こんなに派手さがあったかな?と一瞬困惑します。
それでも後口の収まりの良さは大吟醸らしさが
出てますね。


初日のおつまみはまた食べるのか な、から○げ
くんタルタルソース味。つい買っちゃうんですね。
今回のお酒とは…微妙。
悪くはないのですがお酒の甘味が気になります。

次いで今週もイカ。でもイカの耳です。
結構匂いが強い乾物です。
ですが今回のお酒と合わせると甘酸っぱさに
叩き潰されます。イカの風味はどこへいった?
寄り添うつもりは無いようです。


さて二日目
二日目も美味しいお酒です。
毎日飲みたいもんですね。

二日目は冷奴と柿の種がつまみにあったのですが
味がどうこうという前にお酒が無くなりました。
残念。


全然飲んでない廣戸川だなーと思ったら丁度1年ぶりでした。
うちの飲むペースで行くとそこそこ飲んでるかも?
好きな酒造で好きな銘柄なので贔屓目がある気がしますが
2022年の廣戸川も美味しい一本でした。

美味しい日本酒の多い激戦区福島ですから生き残りが大変で
しょうが、2023年も美味しいお酒を造って欲しいですね。
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岩の井 純米吟醸 五百万石 無濾過生原酒

2022-05-01 | お酒
今回の一本は岩の井
岩の井 純米吟醸 五百万石 無濾過生原酒です。





岩の井は千葉県の岩瀬酒造株式会社さんのお酒です。
https://www.iwanoi.com/

開封
しっかり醸した感のある香りがします。
甘く香るとはまたちょっと違いますね。
色は結構濃いめの黄色です。

では頂きます。
ラベルにあるように酸味が強いのですが
しつこく無くドン!と来てサッと消えます。
で、思いの外甘さを伴った苦みが後から
押し寄せます。

開封時に感じた醸した感のある麹っぽい
香りが広がる甘苦いどちらかというと
辛口のお酒でしょうか。

飲み干した感じはウィスキーや梅酒のような
濃いお酒の余韻に近い一本ですね。


初日のおつまみはから○げくんタルタルソース味
シリーズをそこそこ食べていますが今回の
タルタルソースは大当たりですね。風味が
付いてるでは無くてソースが入っているのが
良いです。これ同じ技術でマヨ入りテリヤキ
ソースとかも出来るんじゃないでしょうか?
とりあえずタルタルは定番化して欲しい味です。

閑話休題。
タルタルの味の濃さがストレートに出る
つまみですが、今回のお酒の濃さと良い感じに
合います。とても良いです。
ただ濃い+濃いなので沢山食べると後々キツく
なるかもしれません。

次いでのおつまみはまたまたイカソーメン。
うーん、イカソーメンでは弱いようです。
イカの香りは結構強いかと思ったのですがお酒の
味に潰されます。お酒強い。


さて二日目。
甘さが大分控えめになり酸味の主張が強くなった
感があります。苦さはそのままなので辛口傾向が
強くなりました。

二日目のおつまみは無し。
初日と同じくか○あげくんタルタルソース味を
買ってしまったので。


初めての岩の井でした。
多少癖のある香りはありますが味わい的には
良い感じです。
問題があるとすれば上に書いたように濃いです。

アルコール度数だけでいえば前回のこなき純米も
17度でしたし、その前の敷嶋は更に上の18~19度
だったのですが今回の岩の井の方が濃く感じました。
味のバランスなんですかね?

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