呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

純米65 矢尾

2024-07-07 | お酒
今回の一本は矢尾
純米65 矢尾です。





矢尾は埼玉県の株式会社 矢尾本店さんのお酒です。
https://chichibunishiki.com/


開封
ほうほう、とても良い吟醸香があります。
どことなく栄光冨士シリーズに近いような
濃く甘いイメージを彷彿とさせます。
色はガラスの酒器に注いで極々僅かに黄色っぽさ
があるか無いかという程度。ほぼ透明です。

では頂きます。
口に含んだ瞬間は開封時の吟醸香と結構な苦みを
伴った甘さがドンと突き抜けますがその後は
サラリと消えます。

キレの良い夏酒に該当されると思いますがお酒
自体に僅かに粘度があり舌を包む感じがあります。
香る辛口も理想の一つですがそれは香って水のように
スッキリで後口もマイルドなものが良いです。
今回のお酒は香りますが口腔内に残る感じはそこそこ
あり、後口にはかなり印象的に苦みが引き摺ります。
理想とは異なりますがこれはこれで面白い辛口の
お酒ですね。

日本酒度でいうと-1あたりから始まって+3で終結
するような味の変化があるように感じました。

初日のおつまみは久しぶりな〇らあげクンRED
グリーンカレー味もありましたがちょっと怖くて
手を出せず。
今回のお酒と合わせるとお酒の主張は大分弱まります。
で、REDなのに辛いです。辛口感が増しますね。


さて二日目
単に嗅いだ時の吟醸香はやや薄れ気味になったようにも
思えます。ただ口に含んだ時の香りの広がりは顕在で
一瞬甘く後味は苦いです。

二日目のおつまみはサバのおろしポン酢和え
サバはいつでも美味しいですが流石に夏場のサバは
ちょっと淡泊な感じもします。
今回のお酒と合わせると甘さがサックリと無くなって
苦みの主張が強くなります。


初めての矢尾でした。
銘柄から辛口でしょう→あれ?甘いのかな?→
甘苦く香るけど→やっぱり辛口だ
こんなお酒です。

後から気付きましたが『PERFUME DRY』のシールが
貼ってありました。香る辛口と訳すのが丁度いいかも?
訳が間違っていなければなるほど納得な味です。
なかなか面白い系統のお酒でしたので次は大吟醸
レベルの更に洗礼された香る辛口酒を飲んでみたいです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夏笹 しゅわり 純米発泡酒2024 | トップ | 飲んだ日本酒一覧 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

お酒」カテゴリの最新記事