神田?東京の?
いや熊本純米?熊本のお酒なのか。
これは買いでしょ
と購入してみて後から気づきました。
花の香酒造さんのお酒じゃないですか。
しかも神田は『かんだ』ではなく『じんでん』だそうです。
https://www.hananoka.co.jp/products2/nihonshu/seishu/detail/3077.html
なるほど神社の湧き水と神社所有の田んぼから採れた米で
作ったお酒なんですね。
という訳で今回の一本は熊本県の花の香酒造株式会社さんの
純米酒 神田 です。
開封
香りは無い…わけではないですね。
物凄く遠くに吟醸香とは違う何かがあります。
うーんバナナですね。バナナ風の香りがします。
少し甘い感じも受けます。
色は透明の酒器に注いでぎりぎり分かる程度の黄色です。
では頂きます。
甘…くない。甘いかと思って飲んだので肩透かしです。
同酒造のお酒は二回とも甘めでしたので先入観がありました。
まず口に含むと開封時にあったバナナ風の香りが鼻に抜けます。
それを追うようにとても強い酸味が口に広がってすぐに消えてゆきます。
酸味を追おうとすると消えるので酸っぱいけど酸っぱさを表現
しようとすると言葉が無い感じ。
で、後口に僅かですがしっかりとした苦みが残ります。
日本酒度でいうと+5以上はあるのでは?というくらい辛口です。
バナナのような香りが甘さを彷彿とさせるので香りと味の違和感が
結構あります。
初日のおつまみはそろそろ食べ納めな冷奴。
つまみ選びも甘いお酒だと決めつけてしまっていたので適当です。
辛口と分かっていればもう少し別の物を選んだんですけどね。
辛口のお酒なのでつまみに合わない訳はないのですが、合わせると
出てくるのが香り。バナナ風の甘い香りと辛口のお酒で混乱度が
増します。
一口食べる、一口飲む、?と首を傾げる の連続です。
さて二日目
バナナ風の香りは大分薄くなってしまいました。
そして強めだった酸味もほんのりと丸くなった感じ。
香りが飛んでしまったのは残念ですが甘さを彷彿とさせる部分が
削られたので飲みやすくなったともいえます。
二日目のおつまみはモツ焼き。
しっかりと処理されておりますので臭みはないのですがそれでも
僅かに獣の匂いはあります。それをお酒が消しつつ酸味が
脂っぽさを中和してくれます。とてもいい感じ。
二日目の風味であれば肉料理でも全然いけそうです。
吟醸香の香る辛口のお酒は理想の一つですが、今回のお酒は
この香りなら甘い方が良いのでは?と思える一本でした。
香りも良いし辛口のお酒もキレが良くて美味しいのですが、
実際飲んでみるとうーんと思ってしまうお酒です。
二日目には香りが収まりましたので純粋に辛口のお酒と
楽しめる面もあり、甘い香りが無くなってしまって悲しい面もありです。
美味しいお酒ですが理想に届きそうで届かないもどかしさがある
そんな感じです。
いや熊本純米?熊本のお酒なのか。
これは買いでしょ
と購入してみて後から気づきました。
花の香酒造さんのお酒じゃないですか。
しかも神田は『かんだ』ではなく『じんでん』だそうです。
https://www.hananoka.co.jp/products2/nihonshu/seishu/detail/3077.html
なるほど神社の湧き水と神社所有の田んぼから採れた米で
作ったお酒なんですね。
という訳で今回の一本は熊本県の花の香酒造株式会社さんの
純米酒 神田 です。
開封
香りは無い…わけではないですね。
物凄く遠くに吟醸香とは違う何かがあります。
うーんバナナですね。バナナ風の香りがします。
少し甘い感じも受けます。
色は透明の酒器に注いでぎりぎり分かる程度の黄色です。
では頂きます。
甘…くない。甘いかと思って飲んだので肩透かしです。
同酒造のお酒は二回とも甘めでしたので先入観がありました。
まず口に含むと開封時にあったバナナ風の香りが鼻に抜けます。
それを追うようにとても強い酸味が口に広がってすぐに消えてゆきます。
酸味を追おうとすると消えるので酸っぱいけど酸っぱさを表現
しようとすると言葉が無い感じ。
で、後口に僅かですがしっかりとした苦みが残ります。
日本酒度でいうと+5以上はあるのでは?というくらい辛口です。
バナナのような香りが甘さを彷彿とさせるので香りと味の違和感が
結構あります。
初日のおつまみはそろそろ食べ納めな冷奴。
つまみ選びも甘いお酒だと決めつけてしまっていたので適当です。
辛口と分かっていればもう少し別の物を選んだんですけどね。
辛口のお酒なのでつまみに合わない訳はないのですが、合わせると
出てくるのが香り。バナナ風の甘い香りと辛口のお酒で混乱度が
増します。
一口食べる、一口飲む、?と首を傾げる の連続です。
さて二日目
バナナ風の香りは大分薄くなってしまいました。
そして強めだった酸味もほんのりと丸くなった感じ。
香りが飛んでしまったのは残念ですが甘さを彷彿とさせる部分が
削られたので飲みやすくなったともいえます。
二日目のおつまみはモツ焼き。
しっかりと処理されておりますので臭みはないのですがそれでも
僅かに獣の匂いはあります。それをお酒が消しつつ酸味が
脂っぽさを中和してくれます。とてもいい感じ。
二日目の風味であれば肉料理でも全然いけそうです。
吟醸香の香る辛口のお酒は理想の一つですが、今回のお酒は
この香りなら甘い方が良いのでは?と思える一本でした。
香りも良いし辛口のお酒もキレが良くて美味しいのですが、
実際飲んでみるとうーんと思ってしまうお酒です。
二日目には香りが収まりましたので純粋に辛口のお酒と
楽しめる面もあり、甘い香りが無くなってしまって悲しい面もありです。
美味しいお酒ですが理想に届きそうで届かないもどかしさがある
そんな感じです。