呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

新生獺祭 純米大吟醸45

2021-02-28 | お酒
久しぶりの獺祭です。
個人的に獺祭は特別な時に飲む感じのお酒ですが
今回は特に何も無くても飲みます。
むしろ良い事が無いのでお酒だけでも美味しいものを
そんな感じです。

そんな時見つけたのが獺祭。
今まで見た事のある品なら流したのですが新生獺祭だそうですよ。
https://www.asahishuzo.ne.jp/product/new/45.html
…何が凄いのか良くわかりません。

という訳で今回の一本は新生獺祭 純米大吟醸45





開封
とてもとても良い吟醸香が漂います。
濃い雰囲気もありますね。
色はとても薄い黄色です。

では頂きます。
太く甘いです。同等の酸味と結構な苦みも並走します。
一口目の印象はとても濃い。
濃い味が口いっぱいに広がりますね。
ただその濃さもしつこく残らず消えるのが早いので
嫌な後味を残しません。

初日のおつまみはサンマの佃煮 ピリ辛煮
頂き物です。
2020年はサンマが不漁でしたので貴重品ですね。
ピリ辛煮ですが基本は甘辛く煮た味ですので今回のお酒の
甘さを邪魔にしません。
またお酒が辛さを消す事もありませんので良い塩梅です。
そういえば町の飲み屋で塩辛は出る所もありますが佃煮って
見ないですね。自分が知らないだけですかね?
立ち位置的には塩辛と佃煮って似たような物な気がするん
ですけどね。


さて二日目
初日と変わらず味が濃いですね。
味自体は変わらず良いです。

二日目のおつまみはチープなポテトチップ。
悪くはないけど良くもない。
ポテトチップを選んだのは間違いでしたね。



知名度、味、入手性という三拍子の総合点でいえば右に
出るお酒はいくつあるだろうか?というくらいのトップブランド
獺祭でした。
流石に今回の一本も大変美味しいお酒でした。
ただ獺祭を飲む回は毎度なのですが粗探しをしてしまいますね。
美味しいのは分かっていますので。

今回の一本はとても良いお酒ですが個人的にはもう少し
薄くても良かったかなと。アルコール度16%なので15%まで
加水で落としても良かったかも?
ただ薄くして香りまで薄まるようだと難しいところです。
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また見つけて嬉しいホワイトベルグ

2021-02-26 | お酒
今回も番外編です。
本編の日本酒は日曜更新予定。

日本酒以外だとビールを一番飲みますが発泡酒は
まずまずといったところ。
ビールと比較してしまうとやはり味が落ちますからね。

そんな中個人的にお気に入りだったのがサッポロさんが
売り出していた発泡酒『ホワイトベルグ』
https://www.sapporobeer.jp/whitebelg/

苦みは然程というか薄い部類でしたが香りがとても良く
敬遠がちだった発泡酒を見直した一本でした。

ただ大分前に近所で買えなくなってしまい終売という
話も見かけたりしましたのですっかり諦めていました。

が。
売ってるじゃないですか。



某大型家電量販店で見つけました。
調べるとアマゾンでも買えるようですね。

まだ売っていたのか
また売り始めたのか

とりあえず、うきうきで飲みますよー。

…うん。うん?こんなだったかな?
まずくは無いのですが前に飲んだ時はもっと香りが
華やかな記憶があるんですね。
今回飲んだ一本はそこそこ香りますが弱い感じがします。
前に飲んだのが大分前でしたし、その間に香るIPA類を
挟んでいるので余計に不利な状況でもあります。

イマイチすっきりしませんがあと5本あるので
味わいたいと思います。

そういえば鬼ビターもまだ売っていたんですよ。
買い込んでおこうかな。




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純米大吟醸 わしが國 朝日

2021-02-21 | お酒
今回は久しぶりの宮城県のお酒。
純米大吟醸 わしが國 朝日です。 





わしが國は宮城県の株式会社 山和酒造店さんのお酒です。

ラベルには記載がありませんが今回のお酒は原料の米に
『朝日米』を使用しているそうです。
元々酒造米では無いようですね。
そういえば稀にササニシキ等の普通の白米を原料にお酒に
している場合等ありますね。
通常白米として食べる米は旨味分が多く、人が食べるのには
良いですがいざ日本酒を作ろうとするとその旨味が雑味に
なってしまうという話を聞きました。
今は技術も進歩して色々挑戦出来るようですね。


開封
わずかですが吟醸香があります。大分軽めです。
色はぎりぎり黄色っぽさが分かる程度のほぼ透明です。

では頂きます。
口に含んだ瞬間は一瞬甘いのですがすぐ後に酸味が
追いかけてきます。その酸味自体は強くないのですが
しばらく口腔内に残る感じがしますね。
後口に僅かな苦みがありますが存在を感じられる程度
で邪魔になりません。
粘度はほぼ無く口当たりが大変軽いお酒です。

初日のおつまみは某コンビニの揚げ鶏。
どこの店の物もそうですがかなりジャンクな食べ物
ですよね。結構ギトギトに近い脂ですがお酒が潰され
る感は無いです。脂っぽさをサラリと流してくれるので
ほんのり甘めのお酒ですが濃い肉料理でも行ける感じです。

次いで久しぶりの海鮮丼。
の前に定番?のガリで飲んでみます。
このお酒も大変ガリとの相性が良いです。
ショウガの香りが引き立ちますね。
甘いお酒で寿司はちょっと と思った時はガリが思いの外
良く働いてくれます。
さて本体の海鮮丼の方ですがこれも悪くないです。
ほんのりとお酒の甘味を感じられますが海鮮を潰す程では
無し。しっかりと生臭さを消して裏方に徹してくれますので
食中酒に良いようです。


さて二日目
ちょっと苦みの主張が出てきた感がありますがほんのりです。
二日目は特につまみの用意がなかったのでそのまま
グビグビと飲んで終了。



少し甘めのお酒でしたが食中酒にも使えますので出番は多い
かと思います。欲を言えばせっかくの大吟醸なのでもう少し
香ると良かったような気もしますが食中酒ならばこのくらいが
良いのかな?
派手さは無いですが良いお酒でした。
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仙禽 立春朝搾り 純米吟醸生原酒 令和三年辛丑

2021-02-16 | お酒
立春朝搾りは2月3日の朝一で搾ったお酒です。
https://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=375

各地の酒造さんが行っているようですがここ最近は
新型コロナの影響もあってちょっと控えめかな?

そんな中の仙禽さんの立春朝搾りです。
予約はしていなかったのですが偶々買えました。





仙禽は栃木県の株式会社せんきんさんのお酒です。
http://senkin.co.jp/

開封
ポンという小気味の良い音をして開きました。
搾りたてだそうなので多少炭酸があったのかもしれません。
香りは強くはありませんが華やかな吟醸香があります。
色はほぼ透明です。

では頂きます。
甘酸っぱさがスカッと抜けます。
舌に極々僅かな刺激っぽさを感じますので微量ですが
炭酸があるようです。
後口に残るほんのりな苦みも炭酸っぽさがありますね。

鼻から香りを抜くとなんとも心地よい芳香を感じます。
なるほど搾りたてらしく軽く爽やかな味わいです。

初日のおつまみはチーカマ。
正直な話、今回のお酒はどのつまみも合わない気がします。
軽く繊細な味ですので。
とはいえ買ってきてしまったのでとりあえず合わせてみます。
ふむ。思ったほど悪くないというか寧ろ良いのでは。
お酒の甘酸っぱさが一瞬広がってその後からカマボコとチーズの
味わいが増します。これはありですね。

次いでチキンのトマト煮。
うーん、悪いとは言いませんがチーカマの方が合いますね。
トマトとの相性があまり良くないのかもしれません。


さて二日目
酸味と苦みの輪郭がはっきりしてきたように感じられます。
フレッシュさは初日と変わらず美味しいです。

二日目のおつまみはチープなポテトチップスBBQ味。
これはお酒との相性もあまり良くないのですが、ポテトチップ
自体の味があまり美味しくないです。選択ミス。



初めて購入した立春朝搾りのお酒でした。
仙禽のお酒自体が美味しいというのもありますが、ここまで
フレッシュで軽い口当たりのお酒は過去にあったかな?と
思えるレベルでした。
季節限定というお酒は多々ありますが今回のお酒は飲んで
おいて損は無い味わいですね。
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番外編 冬ですがビールとか

2021-02-13 | 番外編
今週末のアップがちょっと遅れそうなので埋め合わせ。
日本酒外です。

少し前ですがコンビニで見つけたこれ



サントリーの『冬の鬼ビター』
https://www.suntory.co.jp/beer/LIMITED/

最初見た時は緑茶ハイかと思いました。
なにせ濃い緑に手書きの筆文字風のフォントという濃い絵ですからね。
でもよくよく見ると発泡酒だそうで。

「苦くてうまい!!」だそうなのでどこまで苦いのか気になって
買ってみました。

…うん、まぁほどほどに苦みがありますね という程度。
エビスビールと並ぶかちょっと及ばない感じです。
いうほど苦くないのがちょっと残念。
香りは結構あります。IPAをイメージしたというのは分からなくも
無いです。
まともなエールビールと比べると弱いのは仕方がありませんが
発泡酒という点で見ると結構良い味をしています。

難点を挙げるとするとデザインですね。
味とはかけ離れたおじさんクサく酎ハイを彷彿とさせる缶は
良くなかったですね。緑ならもっと薄めにして品名も鬼ビターは
止めた方が良かったのでは?というのが個人の感想です。

暫くお気に入りで飲んでいたのですが期間が終わってしまいました。
見た目はともかく味は良かったのでまた売って欲しいですね。




さて、上の鬼ビターの苦さが消化不良でしたので良い感じに
苦みが乗っているであろうビールを探してみました。
という訳でメジャーどころのこれ





ヤッホーブルーイングさんのインドの青鬼。
https://yonasato.com/ec/product/indono_aooni/

ヤッホーさんのよなよなエールはかなり好きなビールです。
香りが良いですからね。500mlが無いのと普通のラガービールと
比べると高めなのがネックです。

で、今回のインドの青鬼は何となく手を出していませんでした。
こちらもまー缶のイメージはイマイチ美味しそうという感じが
無いですからね。


開封
ホップの香りですかね?とても良く香ります。
IPAだ!という感じが満載で良いです。
色は赤に近い茶色で琥珀っぽいです。綺麗ですね。

では頂きます。
これは香りますね。そして苦いです。
日本酒の苦いものは苦手なのですがビールは苦い方が好き
という変な感覚もちです。
味わい深い良いビールです。

市販のラガービールよりは苦いですが大分前に飲んだSTONE IPAや
TOKYO BLUESの白‐セッションエールの方が苦かったような気がします。
また味の濃さは然程無いので飲みやすく仕上げているのかもしれません。
香りの良さと苦みのバランスは絶妙です。

苦みと香りの良さは抜群ですのでラガービールでは弱いなーと
いう方は試してみる価値はあります。
また、よなよなエール好きな方もたまにはパンチの効いた青鬼
も美味しいものです。

高価なのでプレミアムモルツよりもご褒美感の強い一本ですけどね。
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町田酒造55 特別純米 美山錦

2021-02-07 | お酒
今回は案外久しぶり?かもしれない町田酒造さんのお酒。
町田酒造55 特別純米 美山錦 です。






町田酒造は群馬県の株式会社町田酒造店さんのお酒です。

開封
の前にこのお酒はにごり酒で炭酸がある事が明記されて
おります。写真にはありませんが『にごり』のシールが
貼ってありました。
また蓋には炭酸が噴き出すかもしれないという旨のシールも
ありましたので一応注意します。

とおっかなビックリで開けましたがプシュという
音があった程度でした。それでも炭酸のつぶが見え
ましたのでしっかりと発泡しているようです。
香りはほんのりフルーティー。陰に乳酸っぽい匂いも
あるように感じます。

色は濁り酒なので白濁です。ただ真っ白というよりは
少し黄色っぽさもあるようにみえます。


では頂きます。
甘さと酸味がポンと出ますがしっかりとした苦みもあります。
炭酸も微というよりはありますが炭酸飲料までは届かず。
存在する苦みも炭酸由来というよりはお酒の方の苦みっぽいですね。

日本酒なのに日本酒感は薄いです。かといってスパーク
リングワインのようかと言われるとそれもまた違います。
優しめの炭酸飲料感があって美味しいです。


初日のおつまみは鶏皮のからあげ。
甘めのお酒なので合わないかと思いましたが後味の苦みが
結構効いて良い感じです。甘さが邪魔なようなそうでも
無いような。

次いでのおつまみはサバの味噌煮の缶詰。
推定甘いお酒であろうと予想しての投入。
うーん。悪くないけど思いの外甘味が増してしまっています。
炭酸にサバは合わないですね。

珍しく三つ目のおつまみ
節分の残り物の煎り大豆。
塩味の無いストレートな味です。
煎り大豆自体はあまり好きではなかったのですがポリポリと
食べてお酒を飲むと悪くないどころかとても良い。
今回のお酒との相性もなかなか良いですね。
大豆の香りが引き立ちます。
少ししか残っていなかったのが悔やまれます。


さて二日目
二日目も炭酸は残っておりました。
少し酸味が強くなった感じがありますね。
ほんのりな甘味と後に残る苦みは変わらず健在です。

二日目のおつまみは初日と変わらない気がする普通の唐揚げ。
サバの味噌煮には合わない甘味でしたが唐揚げには悪くないですね。
甘酢っぽいからかな。



久しぶりの町田酒造のお酒でした。
なんだか毎回おりがらみだったり、炭酸ありだったりしてますね。
個人的に炭酸、苦みはあまり得意ではなかったのですが今回の
お酒は何故か悪くなかったですね。
ぐびぐびと飲んでしまいもう少し飲みたかったですね。
次はノーマルの町田酒造のお酒も飲んでみたいです。


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