呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 ひやおろし

2018-09-30 | お酒
今回は群馬のお酒。
久しぶりの尾瀬の雪どけ。
尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 ひやおろし です。





尾瀬の雪どけは龍神酒造株式会社さんのお酒です。
http://www.ryujin.jp/

二年ぶりですよ。
何度か貝逃しもあって漸くです。

開封。
ふむ、しっかりとした甘い吟醸香が漂います。
凄くパイナップルです。

では戴きます。
口に含むと華やかな香りと甘さがフワッと広がりすぐに消えます。
すぐ後を辛味が追いますがこちらも消えるのが早いです。
また、後口には苦味があり、比較的長く残りますが厭味は少ないですね。
全体的な印象は甘口です。

初日のおつまみはゴボウとこんにゃくの煮物。
名脇役なゴボウですが流石に甘酸っぱいお酒と合うのは難しいようです。
確か甘く味付けしたゴボウのお菓子があったと思いますが、あれが好きな人は
いけるかも?個人的にはゴボウの土臭さが気になるので苦手です。
辛めにつくったきんぴらゴボウなら合ったかな?

次いでおつまみの定番鳥の唐揚げ。
・・・お酒の甘さが引き立ちますね。
ふと甘く香る中で気付いたのが酢豚の中のパイナップル。
無理に合わせて食べなくてもという関係ですね。

このお酒は完全に単体向きです。
食べ物とは合いませんが、一見甘口なところに最後に苦さと辛さを残す
渋い部分もみせる良いお酒でした。

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松の寿 山廃純米 秋あがり

2018-09-23 | お酒
今回は栃木県のお酒
松の寿 山廃純米 秋上がり です。





松の寿は株式会社 松井酒造店さんのお酒です。
http://www.matsunokotobuki.jp/

松の寿のラベルは良いですね。
欲しい情報がこれでもかという位に詰まっています。
ここまで公開してしまえるのは自信の表れかもしれませんね。

開封。
香りは結構遠くに吟醸香かな?というのが感じられる程度。
薄いというよりは遠いでしょうか。
僅かな香りには結構強い感じがあります。

では戴きます。
ふむ、すっぱ甘いというのが一口目の印象。
どん!とまず抜けてくるのが酸味で、すぐ後に甘みを伴った
苦味がどどどと押し寄せます。

後口は麹っぽい香りと米っぽさをミックスした香りを残しつつ
結構な苦味が残ります。

お酒自体の粘度は比較的高め。
全体的に濃いのですがひやおろしの効果か丸みを帯びているので
これはこれで悪くないです。

初日のおつまみは純米大吟醸 獺祭 島耕作の時に失敗した
黒こしょう味のスナック菓子。同じものでは無いですけどね。
日本酒にスナック菓子は鬼門だと思います。
が。これがなかなかどうして悪くないというか良いです。
黒こしょうの少々強すぎな辛味を抑えて旨みを引き出します。
強めの酸味が良かったのか判りませんがスナック菓子に合う
日本酒もあるもんですね、
懐の深いお酒だ。

二品目
そろそろお終いと言いながらまだ残る枝豆。
うむ、美味しい。
枝豆に合わないお酒って無いんじゃないですかね?


さて二日目。
全体的な味の感じは変わりませんが、少し酸味が強くなったかな?
これは毎度の事ですね。
二日目になって今更ですが酸っぱいのと一緒に旨みもあるようです。

二日目のおつまみはマグロの漬け丼
さすが日本酒、生臭さを消しますね。
ただ今回のお酒はちょっと酸味が強すぎたのかちょっとスッパさが
気になります。
それでもおつまみを突っ撥ねない懐の深さは健在です。

そのままでも美味い、おつまみにも合うと万能なお酒でした。
ちょっと強いので何か食べ物と一緒に飲むのがお勧めです。
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純米吟醸 満寿泉 ひやおろし

2018-09-16 | お酒
今回は富山県のお酒 純米吟醸 満寿泉 ひやおろし です。
まとめていて気付きましたが富山のお酒も飲んだ数が少なかったですね。





満寿泉は富山県の桝田酒造店さんのお酒です。
http://www.masuizumi.co.jp/

開封。
フルーティーというよりは麹っぽさと、酸味を感じさせるような
香りがしますね。色はかなり薄くほんのりとした黄色といった感じ。

では戴きます。
一番強いのはやはり酸味でした。
その酸味が鼻に抜ける際にツンとした感じを受けます。
ただ嫌な感じではなくワサビのような清々しさ。
あとは酸味に隠れて麹のような香りも後を追います。

後口はほんのり辛く、同時にじわーっとした苦味が結構長く残ります。

何度か書いているように酸味と苦味は苦手ですが、ひやおろし故か
刺刺しさがないのでこれはこれでありかもしれません。

初日のおつまみは塩麹チキンのサラダ。
麹と日本酒で合わない訳がない。物凄く美味しいです。
ドレッシングと一緒にこの日本酒をかけた方が良いんじゃないかと思うくらい。
鶏肉特有の臭みを消して旨み倍増ですよ。
これは良い組み合わせだ。
ちょっと辛口のお酒なのも良かったです。


さて二日目。
少し酸味が強くなった感がありますが全体的にはあまり変わらず。

二日目のおつまみは前回も食しました大人の贅沢 サンマの蒲焼。
日本酒に魚介類はマッチするのですが昨日の塩麹チキンには負けます。
相手が悪かったか。


狙って買った訳ではないのに富山のお酒。
さらにほんのり辛口で食事にも合う。
さらにさらにひやおろしで口当たりが丸い良さもあり。
と良いこと尽くめの選択でした。
富山名物の白エビやホタルイカで飲みたい一本です。
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澤乃井 生もと純米吟醸 東京蔵人

2018-09-09 | お酒
今回は東京のお酒。
澤乃井 生もと純米吟醸 東京蔵人(トウキョウクラビト)です。







澤乃井は東京都の小澤酒造株式会社さんのお酒です。
http://www.sawanoi-sake.com/

可愛いカニの蓋が特徴的です。

普通の純米酒クラスであればコンビニで買えたりする
入手のしやすいお酒ですね。
日本酒を飲み始めた頃に上記の純米酒を飲んだきりで
まともに澤乃井を飲んだことがありませんでした。

開封。
ふむ、強くはないですが良い感じの吟醸香が漂います。
色も比較的黄色いですね。

では戴きます。
口に含むとまず華やかな香りが広がります。
で、甘いかと思いきや甘さはかなり控え目。
変わりに口を刺すような特徴的な酸味が迎えます。
ただ強すぎて嫌なほどではなく、ほどほどの自己主張。

後口は米の香りを残しつつ酸味の混じった苦味がかなり
長く後を引く感じです。

飲んだ感じだと日本酒度+5くらいに思えます。
比較的辛口ですね。
すでに終了してしまった同じ東京の丸眞正宗は結構特徴的で
あったのに対して、こちらの澤乃井は大人し目ながらしっかり美味しいです。

※そういえば丸眞正宗ですが、情報を追おうと思った時には小山酒造の
Webサイトが消滅しておりました・・・。そういえば小山本家の方に委託を
するというのは覚えておりましたので見てみたところ
http://www.koyamahonke.co.jp/lineup/marushinmasamune-junmaiginjo.html
丸眞正宗のブランドは残ったようです。
廃業してしまったのは大変残念ですが、銘柄の存続が出来たことは
嬉しいですね。

閑話休題
初日のおつまみはサンマの缶詰。
ただし大人の贅沢というちょっぴり高めのもの
http://www.shidakanzume.jp/products/can_sanmanokabayaki_100g.html
貰い物ですけどね。

ふむ、タレの味が強すぎずいい塩梅。
そこにお酒を飲むと毎度の日本酒効果で生臭さが消えるのと、お酒の酸味が
サンマの旨みを引き立てます。
これは良いですね。

そういえば今年はサンマが豊漁らしいですね。
缶詰も良いですがサンマは塩焼きが一番かな。
塩焼きで一杯・・・良いですねぇ。
また脱線だ。


さて二日目
火入れ済のお酒なので変化は少なめですがちょっと酸味が増えた感もあります。

二日目のおつまみは某堅あげというスナック菓子。
初日との差が大きい・・・。
お酒もスナック菓子も美味しいのですが合いませんねぇ。

続いてのおつまみはそろそろお終いな枝豆。
ふむ、これは悪くない。


生もとという事でちょっと構えて飲みましたが飲みやすいです。
今回はおつまみに失敗しましたが唐揚げのようなちょっと油が濃い目の
おつまみには抜群に相性が良いかもしれません。

申し分なく美味しいお酒でした。
都民ならば訪問できる距離にある酒造さんなので一度訪れたいですね。
多摩川沿いの酒造はかなり魅力的。
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西日本豪雨被災者復興支援 純米大吟醸 獺祭 島耕作 二本目

2018-09-02 | お酒
今回は西日本豪雨被災者復興支援 純米大吟醸 獺祭 島耕作の二本目





獺祭は山口県の旭酒造さんのお酒です。
https://www.asahishuzo.ne.jp/

運良く二本目を買えたのでこちらを飲みます。
初回発売の後に第二弾が売られたのですが、こちらもあっという間に
売り切れてしまったようです。
ま、名高い獺祭を格安で買えるとあれば欲しがる人も多いでしょうね。

さて開封。
ふむふむ。前回の一本目よりも香りが華やかな感じがします。
凄く心地のよい吟醸香です。

では戴きます。
一本目は香りはほどほど、酸味が少し強く感じたんですね。
それが今回は口に含んでも香りの強さがあり、酸味は抑え目。
ちょっぴり今回の方が苦味が追う感じもあります。

ひと月ほど前なので明確な比較は出来ませんが、今回の獺祭の方が
獺祭らしい味です。

そういえば今回の特別な獺祭ですが、通常売りのレベルに届かないお酒を
ミックスするという話と、いやラベルだけ統一して中身は玉石混合のランダム
売りという話の二つを聞いておりました。
正解は後者で二本目が当たりだったのかな?
確認する術は無いですけどね。


初日のおつまみは黒こしょう味のスナック菓子。
もっと良い物を用意したかった・・・。
流石にスナック菓子を引き立てるというのはありませんが、強めの味でも
しっかりと酒の旨みを主張してくる辺りは流石です。


さて二日目。
香りも味もほぼ初日と変わらず。
ほんのり苦味が増えたかな?という感じはあります。
味の変化が少ないのも獺祭の凄いところですね。


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