呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

山丹正宗 隠し酒 純米大吟醸 生原酒

2018-12-30 | お酒
さて2018年も最後となりました。
最後はやはり華々しく大吟醸でいきましょう。
という訳で2018年最後は純米大吟醸です。
山丹正宗 隠し酒 純米大吟醸 生原酒





山丹正宗は愛媛の株式会社八木酒造部のお酒です。
http://www.yamatan.jp/

開封。
栓を開けると同時に吟醸香が飛び出しました。
これは良い感じ。
色は結構黄色く薄めの酢のような感じです。

ではいただきます。
まず甘さが飛び込んできて後口が辛いです。
あとはなんというか味が深い。
どっしりとした味わいがあります。
鼻から抜いた時の香りはどことなく樽っぽさを感じさせます。
またその香りは悪くはないのですが、少し尖った感があるので
鼻腔に刺さるような刺激もあります。


さて二日目。
二日目も濃いです。
ラベルを見ずに書いているのですがもしかすると原酒だったりするのかな?
・・・とラベルを見たらやはり生原酒でした。
ついでに日本酒度+2辛口とあるのですが、飲んだ感じは甘いんですよね。

よく言われる水のようなお酒とは反対にガブガブいけないお酒です。
ではおつまみを用意して となるのですが甘めのお酒なので中々合う品がないですね。
これは難しい。

二日目のおつまみは焼き鳥の塩。
ふむ、思ったよりも悪くないです。
が。相性いいかも?と油断した隙にじわーっと甘味が出てきます。
次いでタレのつくね。
これも悪くないのですが甘味がががが。もう少し辛ければな~とか思います。
手強いですね。

このお酒は暖かい部屋でロックでも良いかもしれません。
アルコール17%と少々濃いので、薄まるのを待つ感じで雪を見ながらちびちび
飲むのも良いですね。


2018年の更新は今回で最後です。
年明け一発目は特に変わったお酒が出ない限り大好きな銘柄でいきたいかな。

2019年は手を出しにくかった新政や醸し人九平次辺りも飲みたいですね。
飲んだ日本酒も200種を超えましたがまだまだ知らないお酒がポコポコ出てきて
困惑しつつも嬉しいです。

そういえば先日友人と飲みにいって知ったregulusというお酒が香りが
物凄く良く、辛口多目の新潟のお酒でこういう品があるのかと驚きました。
もう一度飲みたいな・・・と調べてみると阿部酒造さんのお酒でしたか。
http://www.abeshuzo.com/
ひらがなで『あべ』と書いてあるラベルは見た事があります。
なるほど今度飲んでみよう。


2018年も何とか無事過ごせました。
2019年も健康的に日本酒を飲みたいですね。
皆様も飲みすぎず良いお年をお迎えください。


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AKABU 純米吟醸 NEWBORN

2018-12-23 | お酒
今回は二年ぶりの赤武です。





AKABU 純米吟醸 NEWBORN
赤武は岩手県の赤武酒造株式会社さんのお酒です。
http://www.akabu1.com/

NEWBORNという事は新酒ですね。

開封。
強くはないですがしっかりとしたフルーティーな香りがします。
色は結構薄い黄色ですね。

では頂きます。
甘酸っぱいっ。
口に含むと甘い香りとほんのりな麹っぽさが感じられます。
強めの甘味と爽やかな酸味の抜けるスッキリ甘いお酒です。
後口にほんのちょっぴり苦味が残りますがグレープフルーツにも
及ばぬ存在感。

二年前には甘さがほんのりとありましたが、今回は結構な存在感があります。
米が違うのかも?
ただ変わらないのはどちらも美味しいという事ですね。


初日のおつまみは筑前煮。
煮しめとか筑前煮って好きなんですよね。
味の染みた竹の子、シイタケ最高。
で、お酒のつまみにですが・・・
合わなくは無いですが別々に食べて飲んだ方が栄えますね。
甘いお酒ですからね~。


さて二日目。
香りは変わらず華やかです。
少しだけ甘さが増えてようにも感じます。
あとは恒例の苦味の主張が出てきたようです。
ただこれも許容出来る程度。
大きな変化は無いですね。

二日目のおつまみは懲りないから揚げ。
某所のREDというやつです。
ジャンクな食べ物も迎え入れる寛容さはあるものの、甘いお酒に
合うとは良い難いです。


二年ぶりの赤武でしたが今回もしっかりと美味しいお酒でした。
銘柄によっては高い品もありますがそこそこ入手しやすいのも良いですね。
赤武もお気に入りに入れておこう。
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町田酒造55 特別純米 五百万石

2018-12-16 | お酒
何度か書いた記憶がありますがにごり酒はあまり得意ではありません。
炭酸のせいか不明ですが独特の苦味があったりしますからね。

それでも新酒で今しか飲めないとなると手を出したくなるものです。

今回は群馬県の株式会社町田酒造店さんの町田酒造55 特別純米 五百万石です。
http://www.seiryo-sake.co.jp/





限定にごりというラベルが貼ってありました。
なるほど確かに瓶の底に白い沈殿があります。
注意書きにも噴出すので気をつけるようにとあります。

さて開封。
ふむ、強烈な炭酸の『醴泉 活性にごり』の記憶が蘇りましたので
恐る恐る慎重に開封・・・だったのですがあっさりと開きました。
瓶を振ると確かに炭酸の泡がでますがそれほど強くはありません。

香りは少し甘めの中に乳酸っぽさがありますね。


ではいただきます。
超微炭酸で結構甘めです。日本酒度が-1とありましたのでなるほど納得。
口に含んでもどことなく乳酸飲料っぽさがあります。
後口に危惧した炭酸由縁の苦味のようなものがありますが、ほんのりなので
これはこれで良しです。
甘く優しい味なのでグビグビ飲めますが普通の日本酒よりもアルコール度が
高い16度なんですね。要注意です。


さて二日目。
甘さが強くなった感があります。
酸味もしっかりと感じられますね。
そして苦味が・・・かなり増えてます。
ちょっと口の中に刺さり気味な苦味です。
エグくなったのは悲しいですね。


初日に限って言えばにごり酒でありながら中々美味しいお酒でした。
甘めなので食べ物には合わせるのは難しそうですが、深々と積もる雪を見ながら
飲むのにはピッタリかもしれません。
初日と二日目で変化があるのは生酒故の楽しみでもあり悲しみでもありますね。

ここのお酒は結構好きかもしれません。
次は普通のお酒も買ってみたいですね。
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裏★阿櫻 Black 純米大吟醸 無濾過原酒

2018-12-09 | お酒
今回のお酒は秋田の阿櫻
名の知れた銘柄でうちでも2015年に一度飲みました。

で、この阿櫻、中には「阿櫻」の文字が反転したラベルの
裏阿櫻なるものがあります。
それも何回か見た事があるのですが、今回は





裏★阿櫻 Black 純米大吟醸 無濾過原酒です。

阿櫻は秋田県の阿櫻酒造株式会社さんのお酒です。
http://www.azakura.co.jp/

いやー、これは見た事無かったです。
限定だったようですね。
今回の一本は戴き物だったのですが全く知らない物は良いですね。
ワクワクしますよ。

開封。
中々良い吟醸香が漂います。
凄くいい感じ。

では戴きます。
甘みは大分控え目。で酸味が強いです。
香りを鼻から抜くと暫く残る感があります。これはちょっと不思議。
口の中で広がる香りは結構あっさりと消えるんですけどね。
これはこれで心地よいです。
後口には辛味と苦味の合わさった風味が残ります。
しつこく無い程度に余韻が残るのも良いですね。

初日のおつまみは甘酢のかかったから揚げ。
・・・うーん。
比較的辛口に感じるお酒なのでから揚げも悪くないとは思うのですが、
如何せん甘酢が強くてお酒の主張を消します。
醤油ベースのタレだと思って買ったら甘酢だったんですよね。
ちょっと失敗です。


さて二日目。
ネットで見た話だと一度火入れ済だとか。
そのせいか比較的安定した味です。
香りが鼻腔に残る感じは健在です。
少々苦味が強くなった感はあります。

二日目のおつまみはリベンジでは無いですがノーマルから揚げ。
悪くはないですがこのお酒は単体で飲むほうが良いかな。
大吟醸にから揚げというのが失礼だったかもしれません。


大変美味しいお酒でした。
飲んだ後で気付いた純米大吟醸で無濾過原酒!
なるほど納得の香りです。

ただ
記事を書くのに色々調べると価格も自ずと知ってしまう訳で。
四合瓶で2700円もするんですね。
いやー、美味しかったですが値段なりの価値があるかというと・・・。
大吟醸である事、無濾過原酒である事、数量限定の品である事
これらの分が乗ってるのかなという感はあります。
戴き物なので偉そうな事は書けませんが2000円以内で買えれば
凄く良いお酒かな~と思いました。
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純米大吟醸 花の香 桜花 無濾過生原酒

2018-12-04 | お酒
投稿したつもりがプレビューで満足してました・・・。

色々予定が狂って連続で九州のお酒です。
今回は大分前にも飲みました 純米大吟醸 花の香 桜花 無濾過生原酒 です。





花の香は熊本県の花の香酒造株式会社さんのお酒です。
http://www.hananoka.co.jp/

開封。
強くはないですが心地よい吟醸香が漂います。

では戴きます。
2015年に飲んだものと同じ銘柄と思われるので
大体の方向性は予想しておりましたが2018年も変わらないようです。

甘さと香りが口に広がります。
酸味は控え目で後口にほんの少しの苦味が残りますね。
大吟醸であるせいか口当たりがかなり柔らか。
やさしい味わいです。

飲み始めて気付きましたが新酒でした。
日本酒業界は季節の回りが速いですね。

初日のおつまみはゴボウと牛肉の甘辛炒め?
うーん、悪くはないのですが甘めのお酒ですからねぇ。
2015年の時にも書いておりますが単体で飲むのが良いお酒だと思います。

続いて週末恒例生魚!・・・に付いてるガリ。
甘いお酒が好きな人はつまみの選択に迷うなーという時は
寿司の端にあるガリと一緒に飲むとこれが中々悪くないです。
甘さの中にピリッと抜ける辛さ。ガリ最高です。


二日目
2015年に飲んだときと同じく酸味が増えています。
苦味も結構目立ちますね。
ただ口に広がる香りは健在なので二日目も美味しいです。


知っている銘柄はどんな味なのだろう?という冒険が
無いので少し楽しみが薄れますが、味を判っているという
安心感はありますね。
安定の美味しさでした。

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