呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

結ゆい 夏吟風 純米吟醸酒

2017-05-27 | お酒
今回は茨城県にある結城酒造株式会社さんの
結(むすび)ゆい 夏吟風 純米吟醸酒です。





http://www.yuki-sake.com/


鮮やかなブルーですね。
売り出されたのはちょっと前ですがまだ春っぽさが薄い頃に
すでに夏酒ですよ。
日本酒は季節を先取りですね。

開封。
シャープな吟醸香が薫ります。

では戴きます。
開封時には判らなかった麹の薫りと甘みが口の中に広がります。
陰にそこそこの酸味と結構な苦味が残りますね。
単純に答えると甘く苦い。

夏酒から勝手にイメージしたサッパリさとはちょっと違う感じです。
もう少し苦味が弱ければ・・・と思うのはいつもの事ですね。


初日からおつまみ投入。
前回、前々回と登場したサンマの佃煮。まだ残ってるんです。
・・・うん。
サンマの生臭さはさすが日本酒なので消してくれます。
また、お酒の苦味も良いアクセントとして働きます。
ただ甘い。
佃煮も甘辛く煮てあるものですが、それに負けないくらいお酒が甘い。
食べ物と一緒に飲むには適してないお酒のようです。


さて二日目。
甘みダウン、酸味アップかと思われた二日目ですが、どちらも突飛した
変化はなし。
相変わらず甘く苦いお酒ですが初日よりも丸くなったかも。
このお酒は二日目の方が好きですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千代むすび 純米強力60原酒生酒

2017-05-20 | お酒
今回は鳥取県の千代むすび酒造株式会社さんの
千代むすび 純米強力60原酒生酒です。
http://www.chiyomusubi.co.jp/





60ってなんだろ?と思ったら精米歩合なんですね。
で、強力っていうのは『きょうりょく』ではなく『ごうりき』で好適酒米の名前です。

今回のお酒は裏面ラベルの情報がキッチリ揃っています。
ここまで書いてあるとありがたいですね。
ただ米や酵母の種類はお酒の命でもありますから、企業秘密にしたい気持ちも
解るんですけどね。

開封。
おお。無濾過生原酒だからでしょうか?かなり薫りますね。
日本酒度が+4との事でほんのり辛口かと思っていたので予想外です。

では戴きます。
おー。かなり薫りが口の中に広がります。
強い吟醸香と隣り合う麹の薫りが感じられます。

で、一瞬甘いのですが辛味に変わります。
なるほど辛さの点から見ると+4ですね。
ただ出だしが甘く感じるのでお?となります。


二日目。
初日よりも麹の薫りが強くなった感じがします。
最初に感じる甘みが減った感は無いのですが、酸味と苦味がハッキリして
きたので必然的に辛口傾向が増しました。

さて、前の笑四季に引き続きサンマの佃煮をおつまみとして投入。
何度も書いていますがお酒と合わさるとスッと生臭がが消えるマジック。
そして引き出される旨み。
よく塩でお酒が飲めるという話がありますが、美味いつまみがあると
飲みが2倍、3倍と広がりますね。
おつまみ補正は中々馬鹿に出来ないレベルです。
二日目のお酒は食事にも合いそうです。

そういえば前の酔鯨+カツオの刺身は最強タッグの一つですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たまにはビールでも

2017-05-15 | 番外編
今回は変り種。

東京産のクラフトビールですよ。
東京都福生市にある石川酒造さんのTOKYO BLUESです。



http://www.tamajiman.co.jp/

実は大分前ですが現地まで日本酒を買いにいきまして、そのついでに
多摩の恵というクラフトビールを買ったんですね。
これがまた大変美味しかったんです。
申し訳ないですが本職の日本酒よりも印象に残っています。

で、今回同酒造さんの別のクラフトビールという事で飲む前から期待大です。


まずは白いラベルのSESSION ALEを開封。
色は結構な茶色です。黒ビールまではいきませんけどね。
エール!って感じです。
薫りはホップかな?クラフトビールっぽさを感じられます。

では戴きます。
お、ビールの旨みの後にガツンとくるホップの苦味がたまりません。
薫りこそIPAに及びませんが、苦味はIPAに匹敵するくらい強いですね。
キリンラガーやエビスが苦いといってる人には全然無理なタイプです。
個人的にはかなり好き。


ついで黒いラベルのGOLDEN ALE
色はやはりエールらしく茶色がかっています。
おやラベルが黒いのでこちらの方がキツイのかと思いきや、ふんわりと
華やかな薫りが広がりますね。
苦味も前のSESSION ALEと比べて弱いです。
ただ無い訳ではなく、余韻として苦味がじんわりときますね。

これはこれで美味しいです。
甲乙つけがたいですね。

飲む順番で優劣が決まるかも。
今回は10対9で黒のGOLDEN ALEの勝ちでした。


さて、おつまみ投入。
ビールといえば枝豆ですね。

・・・うん、枝豆は美味しいんです。
ただ弱い、弱すぎです。
クラフトビールに全然負けてます。
市販の缶ビールなら良い勝負をするのにな~。
このビールには凄い肉辺りをぶつけないと勝てない気がします。

二種のビールは期待通りで大変美味しゅうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笑四季特別純米黒ラベル火入れ と おまけ

2017-05-12 | お酒
今回は滋賀県の笑四季酒造株式会社さんの
笑四季 特別純米黒ラベル火入れ です。





http://www.emishiki.com/
あらまオサレ感のあるWebサイトですね。

開封
遠くに麹っぽさを感じますね。
あと、この鼻に抜ける感じはきっと酸味に違いない

では戴きます。
お、麹の薫りかと思いましたが米っぽいかな?
後に爽快な酸味が抜けます。
他には隠れて苦味がじわり。
口当たりは少し粘度があるのか舌に残りますね。

さて二日目。
酸味は少し丸くなった感じがします。
が、苦味が増えました・・・。
かなり辛口に転んだ感があります。

濃い味付けのつまみが合いそうです。
手元にあったからあげくんで試してみますが弱いです。
では とお土産に貰ったサンマの佃煮を投入。
うーん、合わない訳ではないですがお酒の我が強い気がします。
これ、何が合うんだろうなぁ。



ついでのおまけ。
GW中にお土産として買いました。



作っている県を間違えてごめんよーな高知県酔鯨酒造株式会社さんの
酔鯨 純米吟醸 高育54号です。

が。
メモを取ったつもりが残ってなかったという体たらく。
記憶を何とか辿って書きますよ。

前の酔鯨(純米吟醸 吟麗)ほどアミノ酸は強く感じませんでしたね。
一番強いのは酸味ですが厭味は無いです。
どちらかというと辛口風で美味しかったですね。

今回はたまたま初ガツオの刺身という最強の援軍あり。
さすが高知のお酒、カツオに合いますね。
大絶賛な一本でした。
また自分用に買いたいですね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

純米大吟醸 夢の中まで

2017-05-02 | お酒
2017年の頭に日本全県の日本酒飲み制覇をしました。

ただ個人的に気になっている県がいくつかありました。
その中の一つが宮崎県。
自分でも書いてますがどぶろくだったんですよね。
お酒ではありますが日本酒に分類させて良いものか・・・。

そんな訳で機会があれば宮崎県のお酒を飲みたいなと思っていたら
ありました。
必死に探すと見つからないのに適当な時には見つかるんですよね。

宮崎県の千徳酒造さんの純米大吟醸 夢の中まで





http://www.sentoku.com/

うれしい宮崎県の日本酒です。
しかも久しぶりの大吟醸だ。

開封
ブドウのような甘い吟醸香がします。
ラベルを見ると日本酒度が+1なんですよね。
これは結構甘めのお酒かな?

では戴きます。
開封時に薫る吟醸香はそれほど口に広がりません。
で、甘さに身構えたのですがそれほど強くなくサラリと消えます。
その後にじわーっと辛さが広がって、最後に酸味の後味が残ります。
特に酸味が強い訳でも無いんですけどね。
物凄く口当たりが軽いです。

全体的な評価をすると優等生。
クセが無く、印象は薄いけど全てをそつなくこなす感じ。


さて二日目。
おっと今までに無い位酸味が前に出てきています。
ただ強くなくアッサリと消えるのでこれはこれでありかな。
ついでに口の中に残る薫りも強くなったように感じます。


正直な話、九州は焼酎の国ですから日本酒は二の次なんじゃ・・・。
とか思ってました。
そんな思いを一掃してくれる美味しいお酒でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする