獺祭

日本酒好きなら知らない人は居ないであろう旭酒造さんの獺祭です。
https://www.asahishuzo.ne.jp/dassai/history.html

自分はお酒を飲み始めるまで知らなかったんですけどね。

前々から好きだと言っている割には中々買わなかった獺祭を
久しぶりに購入です。
外飲みでは飲んでましたけどね。

特別な祝い事に飲むお酒だよなぁと自分の中で半ば
決めていたので買い難かったりしたのですが、
『しぼりたて生』
に釣られてつい手が出ました。



では戴きます。

ふむふむむむむ。
基準にある獺祭が『磨き三割九分　遠心分離』だったりするんですね。
流石に贅沢をしているだけあって揺るぎ無い美味さでした。

今回の一本はまだ若いかな？と感じます。
心なしか苦味が後を引く感覚が残りますね。

それでも獺祭である事には変わりません。
口と鼻に広がる芳香はたまりませんね。
酒器に移し変えるだけで思わず笑みが出る香り、更に口に含むと味覚が
どうこうと言わせる前に美味いという感想が前面に出てきます。

お酒単体でもいけますし、何かを食べながらでも双方引き立てるという
素晴らしさ。
好きなお酒なので少し盛ってる感があります。すみません。

で。毎度の二日目。
ほんのり酸化が進んでる感じは否めませんが、それでもやはり確立した
美味さですね。
減るのが早くて悲しいです。

年末の帰省時には磨き二割三分　遠心分離を買いたいですね。
でも物凄く高いんですよ。
え？その上がある？
磨きその先へ　は貴族が豪族が買うものだと思って見ない事にしています（笑）

赤霧島

ちょっとした争奪戦の起こる焼酎　赤霧島です。
http://www.kirishima.co.jp/products/imo/aka-kirishima.html



霧島酒造といえば白いラベルの白霧島、黒の黒霧島とありますが、
今回の赤霧島は春と秋のみ限定販売となっている品です。

限定故にちょっぴりレア扱いなところもありますが、公式サイトにて
発売日さえ確認していれば押さえるのが難しくないのが嬉しいところ。
場所によってはコンビニエンスストアでも買えますからね。

では戴きます。

ふむ、いつもと変わらぬ味ですね。
芋焼酎は結構匂いを嫌う人もいるとか。
自分はどの芋焼酎も平気な方ですが、この赤霧島は飲みやすい分類に
入る気がします。
原料の紫芋がかなり薫りよく、ほんのり甘みも感じられるので芋焼酎が
苦手な人でも案外いけるかも。

個人的には春、秋を感じさせてくれる季節の風物詩というところでしょうか。

福祝

中々関東圏のお酒に手が出なくて、漸くです。

千葉県君津にある藤平酒造合資会社さんの福祝です。
http://www.fukuiwai.jp/aboutus.html



無濾過らしく濃いです。
アルコール度も比較的高い感じ。
酸味、苦味とまとまっているお酒です。

ただ不思議と口当たりが柔らかいですね。
全体的に角が丸い感じ。
なんでしょうねこれ？

水が違うのかなぁ。軟水なのかな？

口当たりが良いと言っても、水のようにガブガブいけるタイプかというと
また違ってしっかりと日本酒を主張していると。

うむむ。千葉侮りがたし。

作

今回は「作　雅乃智」純米吟醸
三重県　清水清三郎商店のお酒です。
http://zaku.co.jp/



戴きます。
中々薫り高い吟醸香がします。
ふわっと優しく薫るというよりはシャキッと凛々しい感じ。

口に含むと芳香と甘みが広がります。
感じとしては栄光冨士のお酒に似てるかもしれません。
ただこちらの方がやや酸味が強めで、アルコールが鼻に抜ける感じがあります。

悪く言うとデレが無い。
完璧超人を見ているよう。
多少ダメでも愛嬌があるよね　とか言わせない感じ。

遊びがないのでこのお酒で完結しちゃいますね。
何か食べ物と一緒にというのは難しいかも。
悪くいうと懐が狭いと。
これで懐が広いお酒というと紀土というところかな～。

悪評をしているようですが、完成度が大変高いお酒だと思います。