呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

七田 純米吟醸 生無濾過

2018-03-25 | お酒
今回は七田、うちでは三回目ですね。

七田は佐賀県の天山酒造さんのお酒です。
http://www.tenzan.co.jp/main/

前二回とも純米酒でしたので、今回は純米吟醸酒です。





七田はシンプルながら目に付くラベルのお酒ですが、今回は黒に金と高級感があります。

開封。
吟醸酒だけあってきっちりと吟醸香が漂います。
強過ぎる訳ではないですがどちらかというと濃い香りがしますね。

では戴きます。
お、結構酸味が強いです。
甘味はほんのりでじわりと苦味が後を追います。
前の純米 七割五分磨き 生無濾過と同じように麹っぽい香りがしますね。

何度か書いておりますが個人的に苦味が苦手なんですね。
強くはないですが結構後を引く苦味はあんまり得意ではないです。
味に広がりがある純米酒の方が好きかもしれません。

初日からおつまみ投入。
まずはから揚げ。
うん、悪くない。
お酒単体で気になっていた苦味がアクセントになって◎
甘口辛口でいうと甘めなのですが食べ物と一緒も悪くないです。

次いで某7のつくコンビニの梅風味の煎餅を投入。
米のお酒に米のお菓子が合わない訳が無い。美味しいです。


さて二日目。
香りは変わらず。
口に含んだ時の酸味は一番強いですが、心なしか甘みも結構出てきているようです。
また後を引く苦味も健在ですがちょっと弱まったかな?
麹っぽさも薄くなってますね。

二日目はジャンクなポテトチップがおつまみ。
食べ物と一緒に飲むとやはり苦味が薄れますね。
少々甘めのお酒ですが食事にも合いそうです。


吟醸酒としては普通に美味しいと思います。
普通に という表現はあまり良く無いですね。
余裕で合格ライン突破なレベルです。
ただ味の変化のあった純米酒と比べると精錬されすぎたかなと。
個人的に七田は純米酒の方が好きですね。

純米吟醸以上のお酒で雄町じゃない物もあるのかな?
それを飲んでみたいですね。
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山本 純米吟醸 うきうき

2018-03-18 | お酒
日本酒のラベルといえば古風な感じの物から妙に洒落てる物まで様々です。
個人的に好きな栄光冨士シリーズは毎回凝っていますし、これはワインかな?
と勘違いするような日本酒っぽくないラベルも結構あります。

そんな中今回の一本がこれ。







一度見たらそのインパクトはしっかり記憶に刻まれるラベルです。
春酒は桜の花を模したピンクが使われる事がありますが、これは蛍光ピンクですよ。
離れていても判る派手さ。

そんな訳で今回は秋田県の山本合名会社さんのお酒 山本 純米吟醸 うきうきです。
http://www.shirataki.net/
貼った写真で判るか微妙ですがバーコードが酒瓶の形ですよ。凝ってますね。

開封
薄めですが柔らかな吟醸香が漂います。
ラベルと違って落ち着いた香りです。

では戴きます。
ふむふむ。
口に含むとこれまた柔らかな香りと柔らかな酸味が抜けます。
これらがサラリと消えるアッサリさ。
日本酒度は高くないように感じます。
どちらかというと甘めと表現したいのですが、アッサリ消えるので何とも表現が
難しいです。
最後におりっぽさを舌に残しつつ、これまた落ち着いた苦味が後をひきます。
飲みやすく美味しいお酒ですね。


さて二日目。
香りはほぼ変わらず。
口に含んだ時に感じる甘さは初日よりも強いかも。
ただ消えるのは変わらず早いです。

今回のおつまみは新幹線内で売っているホヤの乾燥物。
ほや酔明です。
実はホヤ初体験だったり。
戴きます。
・・・個人的にはあまり得意では無いタイプの代物ですね。

うん?お酒と一緒に食べるとなかなかいけますね。
ただ独特の苦味が工業製品を彷彿とさせるなぁ。
ま、珍味ですね。


見た目の派手さとは反対にとても落ち着いたお酒です。
ラベルで惹きつけてしっかり美味しいという侮れない逸品でした。
花見の喧騒の中ではなく、静かな公園の地味な桜を見ながら飲みたい一本ですね。

山本シリーズは全体的に落ち着いた感じの中、うきうきは突然変異のように飛びぬけていますね。
お。ドキドキもこれまた派手ですね。
夏酒ですか~。発見したら買ってみようかな。
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急遽登板 丸眞正宗 純米吟醸

2018-03-11 | お酒
今回は丸眞正宗 純米吟醸
東京の北区にある小山酒造さんのお酒です。

前は23区唯一の酒造だったのですが、現在は確か品川にも一軒できていたはず。
※多分ここ 東京港醸造さん
http://tokyoportbrewery.wkmty.com/
江戸開城は何度か見た事があります。早目に飲んでみよう。

閑話休題
ここ数年、年末になるとしぼりたてを買いに行っていたんですね。
ただ2017年末は体調が芳しくなくスルーしておりました。

そんな中、久しぶりに向かおうかとWebサイトを見てみると
http://www.koyamashuzo.co.jp/index.html

え?撤退?マジですか。
Livedoorニュースさんに記事が載っておりました。
http://news.livedoor.com/article/detail/14230418/

職人不足ですか・・・製造業ですし、日本酒作りはかなり大変ですからね。
それにしても140年の歴史を止めてしまうのはあまりにも勿体無いです。
部外者だから好き勝手言えるんですけどね。

まぁ公式サイトにあるとおり株式会社小山本家酒造さんに引継ぎを依頼しているようなので
銘柄の存続は出来る・・・のかな?して欲しいですね。


とりあえず現地まで行って来ました。








前は看板があった気がするんですが取り払われたようです。
併設する小山酒店さんは営業しておりましたのでそちらで丸眞正宗 純米吟醸を購入。
こちらのお店は小山酒造さんから直で卸していたようなのですが今後の営業は
どうするんでしょうかね?


さて、気を取り直していただきます。
開封。
アルコールの香りが強いですね。
しっかり火入れ済みという感じです。
ここのお酒はしぼりたてを飲むことが多かったのですがその時に感じた
草っぽい香りがかなり薄くなっています。

では戴きます。
ふむふむ。
上に書いたとおりしぼりたてにあったクセがなくなっています。
で、かなりサラリとして軽い口当たりな辛口風のお酒ですね。


さて二日目。
火入れしてあるだけあって変化は少ないです。
口当たりの軽さは健在。

二日目はつまみにサバの味噌煮を用意。
前のしぼりたてと同様に合いますね。



年に1,2本しか買わない身でファンというのはおこがましいのですが、
年末に買いに行くのが楽しみでもあったんですね。
東京でしかも23区内でお酒を作っているんだよ!というある意味都民の誇りの
ような存在感のある酒造でした。
言葉は悪いですが最期に遭遇出来たのは幸運だったかなと。


もう一本買いに行こうかな・・・。
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大典白菊 純米酒 トリプルA

2018-03-04 | お酒
自分で付けた記録ながらずーっと気になっていたんです。
岡山県。
他の県は写真があるのに文字しか無い。
早く追加せねばとは思うものの岡山県のお酒に遭遇する機会が薄かったんですね。

いや、正確には大典白菊には何度か遭遇しました。
ただ出来れば違う銘柄を・・・と選り好みした結果が現状だったりします。

そんな訳で今回は贅沢を言わずにこれでいきます。





白菊酒造さんの大典白菊 純米酒 トリプルAです。
http://shiragiku.minibird.jp/

前は純米吟醸、今回は純米酒。
同じ酒造さんのお酒でも精米歩合、原材料米によって味も変わりますしね。

開封
ほんのりと吟醸香のようなそうでないような香りがあります。
それほど強くはありません。

戴きます。
おぅ。
口に広がる麹の香りそして突き抜ける酸味が特徴的です。
酸味の陰にピリリとした炭酸が隠れています。
なかなか野性味の溢れるワイルドなお酒です。

後口はほのかな苦味と鼻から抜ける香りの余韻が良いです。
口に含んだ時と飲み干した後の印象がかなり変わるお酒ですね。
日本酒度は+1とのことですが結構な辛口に感じます。


さて二日目。
酸味の当たりが丸くなりつつも強くなっていますね。
麹のような深い香りも強めです。
苦味は減った感じがあります。
後口のスッキリさは初日と同様でした。

フルーティーでは無いですが前の月山とはベクトルの違ったフレッシュさがありました。
もう一度吟醸酒以上のお酒を飲んでみたいですね。
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