呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

特別純米 英君 ひやおろし

2021-09-26 | お酒
今回は特別純米 英君 ひやおろし

英君は静岡県の英君酒造株式会社さんのお酒です。
https://eikun.co.jp/





ではアップしようと思ったらメモした記録が全部消えた…。
仕方ない思い出して書こう。

開封時の香りは特別純米でありながら吟醸香風。
どことなく甘さを彷彿とさせますが実際はどうでしょう?

色は酒器でそこそこ判別出来るくらいの黄色です。


では頂きます。
一瞬甘い感じを受け、僅かな酸味もありますが
消えるのが早くかなりの辛口。

中盤から後口にかけて結構な強さの苦みが残ります。
前回の江戸開城も辛口風でしたが向こうは強めの酸味が
抜けるのに対してこちらは甘さ、酸味共に退散が早めです。
日本酒度でいうと+5以上はあるんじゃないかな。

おつまみにししゃもモドキを食べましたが感想を考えて
いるうちに終了。辛口のお酒なので悪くはないです。


という訳で飲んだつもりでまだだった一本の英君です。
結構はっきりとした辛口のお酒でした。

何度か書いているように苦みが強いお酒はあまり得意では
無いのですがそれ以外の部分ではクセも無く美味しい
お酒だと思います。
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純米吟醸 原酒 江戸開城

2021-09-23 | お酒
今回の一本は飲みたいけど中々手を出し難かった
純米吟醸 原酒 江戸開城です。





江戸開城は東京都の株式会社 若松 東京港醸造さんのお酒です。
http://tokyoportbrewery.wkmty.com/


開封
うーん?香りは大分薄いです。
僅かに感じるのは木片?っぽい香りに
酸味をまとった風。
とてもとても薄いので酸っぱいかも?と
考察する程度。
色も透明の酒器に注いでぎりぎり分かる
程度の薄い黄色です。

では頂きます。
第一印象はCooool!!
舌先だけ一瞬甘く、すぐに酸味が上あご方向に
抜けますが即退散。後味に結構な苦みが残りますが
全体的な感じはとてもキレの良い爽やかな味です。
悪くないどころか良い感じです。

東京のお酒は全体的に辛口が多いという話を見かけ
ましたが、今回のお酒も御多分に漏れず辛口です。

初日のおつまみは七味の効いたイカの一夜干し。
お酒と合わせると然程強くないお酒の甘味が引き立ちます。
もちろん本来は辛口のお酒なので甘さはほどほど。
とても良い塩梅です。


さて二日目
少し甘味が強くなったようにも感じますが誤差でしょう。
初日と変わらず酸味の抜けるキレの良い辛口です。

二日目のおつまみは最近登場の多いピリ辛もつ煮込み。
臭みを消すのはもちろんお酒の甘味が強くなります。
昨日のイカと同じ感じです。
この辺りの味の広がりは好みですね。
ガッツリ辛口で〆て欲しい人には甘さは不要かもしれません。



東京23区唯一の酒造であった北区の小山酒造は
惜しくも廃業となってしまいとても残念でした。
そこに今回の東京港醸造さんが華々しく登場です。

正直な話、23区唯一の日本酒酒造というインパクトだけを
狙ってきたのでは?とか思っておりました。
が、なかなかどうして美味しいお酒です。
比較するのは悪いですが小山酒造の丸眞正宗よりもクセが
無く万人受けしそうな味です。

懸念する点としては比較的高価な事。
四合瓶で2000円強します。
この価格帯だと強豪の獺祭や醸し人、村祐、新政等々
殆どが視野に入ってきてしまいます。
そうなるとここであえて江戸開城を選ぼうという気に
なるかというと難しいところ。

個人的には1500円程度で買えると嬉しいんですけどね。
ただ醸造場の立地が23区内であるという事を考えると
2000円↑は仕方ないどころかもう少し高くてもありかも
なんですよね。
下手に値下げして酒造が成り立たなくなったというのも
困ります。
なかなか難しい話ですね。
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すっかり涼しいですが番外編(ビール マルエフ)

2021-09-20 | お酒
今回の日本酒は都合により23日頃に。

とりあえず繋ぎにビールです。
アサヒ生ビール マルエフ







たまたま見つけて飲みましたが一時休売だそうですね。

https://www.asahibeer.co.jp/asahinamabeer/


飲み始めは酸味が強めに感じました。
印象としてはちょっと前のキリンビールっぽいなーと。
ただキリンほどの苦みはありません。
あとはコーンスターチのせいかちょっと甘い感じもありますね。

その他はアサヒの定番なのか味が薄いというか軽いというか。
スーパードライよりは味が濃く感じました。


前の生ジョッキ缶はなるほど生っぽい飲み口でしたので
売れるのも分かるかなという所ですが、今回のマルエフは
売り切れになるほどの味かな?と少々疑問です。
品薄で一旦引っ込めてから売る商法のように思えます。
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KAWATSURU SINCE1891 ~温故~

2021-09-12 | お酒
とても久しぶりな川鶴です。
KAWATSURU SINCE1891 ~温故~





川鶴は香川県の川鶴酒造株式会社さんのお酒です。
https://kawatsuru.com/

今回の瓶はワインボトルで見かけるような肩の少ない
スリムな形状となっております。日本酒でこの形の
瓶は少ないですね。

開封
強くはないですがしっかりとした吟醸香があります。
どことなく濃く甘い感じを醸し出しています。
色はガラスの酒器に注いで分かる程度のごくごく僅か
に黄色です。

では頂きます。
ふむ、甘酸っぱいより酸っぱ甘いな傾向です。
甘さがそこそこのレベルを保ちつつ、それを上回る
酸味が抜けるそんな感じ。
初っ端に甘い感じを受けるので甘口かというとそうでも
無く、変にベタベタせずスッキリなので日本酒度で
いうと+1以上あるかもしれません。

味のまろやかさというよりはキレの良さが目立ちますので
どちらかというと夏酒ですね。

初日のおつまみは先日の残りのサンマの佃煮。
甘辛く煮てあるのでお酒の甘さと相まって思ったほど悪くない。
ただこう味の濃いものだとやはり辛口のお酒の方が良いかなとか
思ったりもします。


さて二日目
すっぱ甘さは健在。少し苦みが目立つようになりました。
ただこの苦み、存在感はあるのに嫌味をあまり感じさせません。
飲み始めは甘く感じるのですが酸味と苦みが飲んだ後に辛口風の
印象を残します。

二日目のおつまみは前にも食べたピリ辛もつ煮込み。
夏には合いませんがここ最近は涼しいので良いでしょう。
お酒と合わせると獣臭さが消えるのは流石です。
また食べ物と合わせると酸味の強さが出るので食中酒としても
悪くはありません。


久しぶりの川鶴でしたが美味しい一本でした。
甘口好きにも辛口好きにも好まれる味だと思います。
ただどっち付かずという面もあるのでがっつり甘口、辛口
好きには向かないかもという点もあります。
また見かけたら買ってみたいですね。


とすべて書き終えてから気づきました。
https://kawatsuru.com/130anniversary/
今回の一本は130周年の記念銘柄だそうです。

ついでに辛口風と書きましたが日本酒度は-8ですか。
確かに最初に感じたのは甘さですが-8もあるとは。
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剛烈山廃純米酒

2021-09-05 | お酒
今回の一本は剛烈山廃純米酒 で良いんでしょうか?





剛烈山廃純米酒は宮城県の株式会社 田中酒造店さんのお酒です。
http://www.manatsuru.co.jp/

剛烈だ地獄だと物騒な文言が並びます。
物凄い男気溢れるお酒なんでしょうか?
結構怖い感じがします。

開封
上の事もあり一瞬構えましたが強くも無く
弱くもない吟醸香が漂います。
色はわずかに黄色です。

では頂きます。
ふむ。口にお酒を含むと特徴的ではあるものの
嫌味のない麹風の香りが広がります。
一番強いのは酸味で日本酒度+3.5とある通り
甘さはほぼ無く辛口です。

わずかに粘度を感じますが今回のお酒もまた
とてもキレが良いです。
飲みやすいひやおろし感あふれる一本です。

初日のおつまみはから○げくん。
前に食べたマスタード&ケチャップ味が美味しかった
ので再度と買いにいったのですが売り切れでした。
今回はレッドでいきます。
流石に辛口風のお酒なので合います。
今回のお酒は突飛した旨さを引き出す訳では
無いですが良い感じに並走します。
出しゃばらず謙遜しすぎずで邪魔にならない
良い塩梅です。

次いで週末定番の海鮮丼。またマグロばかり。
得意の魚介類と合わせるとほんのり甘味を感じられる
ようになり、また旨味も増すようです。
食事に合うお酒ですね。

味の傾向はどことなく片野桜に似ています。
片野桜はちょっとクセの強い感じがありますが、あの
お酒を軽く飲みやすくすると今回のお酒に近いようにも
思えます。


さて二日目
少し酸味が強くなったように感じます。
抜けの良さは変わりません。

二日目のおつまみはサンマの佃煮。
今年はサンマの価格はどうなんでしょうね?
何か3500円とかいうのを見かけた気がするのですが
店頭で350円の切り身も見たり。
安くは無いけどそれほど高価という訳でも無いんですかね。
やはりお酒単体よりもつまみを合わせると美味しくなります。
良いサポート役です。


ラベルの我の強さ、そして名前でちょっと恐る恐る
といった感じで手を出したお酒でした。
実際飲んでみるととても穏やかで相性の良いお酒です。
また買えるようであればもう一度飲んでみたいですね。


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