呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

お酒っぽいけどお酒ではない 日本酒テイスト飲料 月桂冠 スペシャルフリー

2023-01-31 | お酒
日本酒どころかお酒外です。お酒のタグがついていますがすみません。

日本酒テイスト飲料という物が売っておりましたので買ってみました。

月桂冠 スペシャルフリー 日本酒テイスト飲料







ノンアルコールで糖質もゼロとの事

スペシャルフリーは月桂冠株式会社さんが販売
製造は株式会社トンボ飲料さんが行っております。
https://www.gekkeikan.co.jp/products/type14/special_free/


開封
良く飲む香りの良い無濾過生原酒が目の前で手を振っている
とすると、今回の日本酒テイスト飲料は50メートル位先で
手を振っている感じ。朧気ながら日本酒に似ているような
そうで無いようなといったところでしょうか。
そんな感じで香りはとても薄いです。
色は透明です。

ではいつも日本酒を飲むのと同様のガラスの酒器で
頂きます。

ふむ。ふーむ。
日本酒かと言われればそうでは無いです。
日本酒に近づけてるよねと言われれば頑張っています。
ほんのり甘めの清涼飲料水で普通に500mlとかで売って
いれば好んで買うかも。そんな味です。

難を挙げるとすると日本酒の辛さっぽさを出そうとしたのか
香辛料が入っているのですが、これがちょっとワザとらしい
苦さがあります。
また甘味に使用しているステビアがちょっと口に残る感じが
あります。なんとなくカロリーゼロのスポーツドリンク的な。

あとはこのドリンク、400円以上したんですね。245mlで400円強
だと500mlは1000円近いです。普通の日本酒並ですね。

全体的な完成度は思ったよりも良かったです。
あとは思い切ってアルコールはゼロだけど本物の糖分を使用
するとか。難しいのかな。

日本酒は飲めないけど雰囲気だけは楽しみたいという場合に
良いかもしれません。アルコールフリーのビールテイスト飲料も
売っておりますがあれよりは全然出来が良いです。
300円を切るくらいだと買いやすいですね。


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七田 純米大吟醸 新酒生無濾過 

2023-01-29 | お酒
今回の一本は登場頻度の高い七田。
しかも初めて飲む大吟醸
七田 純米大吟醸 新酒生無濾過 です。





七田は佐賀県の天山酒造株式会社さんのお酒です。
https://tenzan.co.jp/shichida-brand/

開封
前2回に劣らないくらいの吟醸香があります。
スッと入ってくる感じがあるので少々酸味が強いのかも。
色はガラスの酒器に注いでほぼ分からない程度の黄色です。

では頂きます。
ほー。おー。
ほんのり甘く、かなり酸っぱく、そこそこ苦い風味が
全速力で抜けてゆきます。はやっ。
甘酸っぱさは歯の裏側あたりでサッと消える速さ。
わずかな酸味と苦みの余韻が心地よく残るだけです。

お酒自体はあっさり感が強めですが、若干の粘度が
あるので口の中にまろやかな感じが残ります。

初日のおつまみはぬれせん。
頂き物でプレミアムとついている高級品です。
煎餅単体で醤油の香りが強くあり、シットリしつつも
パリッと感が残っている美味しい品です。
ノーマル?のぬれせんより全然美味しいです。

今回のお酒と合わせると強い風味のあったぬれせんが
引き立て役にまわりお酒の香りが強くなります。


さて二日目
直前にコーヒーを飲んでしまったせいか甘味が強く感じます。
甘さが強くなっても美味しいですね。

二日目のおつまみはスルメ。
一匹丸々です。
うーん、お酒の強さが出るのは初日のぬれせんと似ています。
が、スルメの味付けである辛口の醤油味が残り過ぎ。
安いスルメなので味付けが濃いめな雰囲気です。
もう少し良いおつまみでも良かったかな。


という訳でお気に入りでは無いのに飲む回数が多い七田の
大吟醸でした。
前にも書いたとおり七田は精米歩合が高めの純米酒の方が
味に複雑さが出て好きです。
5年ほど前に純米吟醸酒を飲んだ時は美味しいけれど七田
らしさ?が薄れて好みでは無いと記しています。

今回の大吟醸は精米歩合が低いのもあって大分優等生感はあります。
ただ味の懐の深さもしっかり残っているのでこれもありだなと
感じさせる一本でした。
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山廃仕込 純米吟醸生酒 風が吹く 中取り

2023-01-22 | お酒
二連続福島のお酒となってしまいましたが仕方がない。
今回の一本はお気に入りでもある風が吹く
山廃仕込 純米吟醸生酒 風が吹く 中取り です。





風が吹くは福島県の合資会社白井酒造店さんのお酒です。


開封
とても良い吟醸香がスッと抜けます。
かなりフルーティー感が強いですね。
色はガラスの酒器に注いでぎりぎり分かるかな
という程度の黄色でほぼ透明です。

では頂きます。
先週の會津龍が沢よりもインパクトのある甘味が
飛び込みます。そしてすぐ後にこれまた瞬間的に
強い苦みがあります。
苦みはすぐに弱くなりますがそれでも比較的長く
口腔内に残る感じがあります。

鼻から香りを抜くとほんのりと麹っぽさを纏った
甘い吟醸香が広がります。
香りの良いお酒はいいですね。

初日のおつまみは久しぶりの貝ひも。
甘めのお酒ですが苦みがあるからか結構合います。


さて二日目
甘さが若干控えめに。そして苦みの主張が増しました。
それでも全体的にはサラリとしておりますので
飲みやすいのは継続です。

おつまみに某〇らあげクンのペースト入りを食べたのですが
印象を探る前に消えました…。


個人的にお気に入りの風が吹くでした。
年末年始に良い大吟醸が見つからなければ登板させよう
と控えに買っておいた一本でした。
銘柄毎に微妙に味が異なりますが安定して美味しいですね。

味的には前回の會津龍が沢の方が美味しい気もしますが
風が吹くの方が香りの抜けの良さや強さがあるのが
良いですね。
安定して美味しいお酒はチャレンジする楽しみが薄れますが
選択に困った時にスッと選べる強さがあるのは良いです。
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會津龍が沢 純米大吟醸 滓がらみ 生原酒

2023-01-15 | お酒
先週の週末は直近で新年会があった為回避。

のはずでしたが片野桜を飲んでいました。
片野桜に関しては前に書いた物と製造月も一緒の
物ですので割愛。
詳細はこちら
https://blog.goo.ne.jp/narol/e/3c8a9eb14629d43a3eba69ae84e10b9f


今回は名前だけは見た事のあった會津龍が沢
會津龍が沢 純米大吟醸 滓がらみ 生原酒 です。





中二心を擽る龍の爪に金ですよ。
まだ1月半ばという事で大吟醸です。

會津龍が沢は福島県の榮川酒造株式会社さんのお酒です。
http://www.eisen.jp/website/index.html


開封
強くもなく弱くもない吟醸香があります。
結構フルーティー感が強いです。
色は滓がらみなので白濁。ぎりぎり分かる程度の
黄色っぽさがあります。

では頂きます。
お、あまーい。
きのえねを飲んだ際のような甘味の強さがあります。
ただし痺れる程かというとそうでもなく、甘さが突き抜け
そうで突き抜けません。口腔内でサラッと消えてゆきます。
また同時に口の中に香りが広がるのですがこちらも
サラリと消えてゆく潔さ。

滓がらみ故の若干の苦みがありますが強さはグレープ
フルーツよりも弱め。それでもしばらく余韻が残ります。
これは美味しいお酒ですね。

初日のおつまみはスルメ
甘いお酒にスルメ…。
下にも書いてありますが辛口だと思っていたんですよ。
悪く無いですが辛口のお酒が飲みたくなります。


さて二日目
若干辛さが増したようにも感じますがメインが甘味なのは
変わらず。二日目も美味しいです。

二日目のおつまみは控えたはずのか〇あげクン
今回はから〇げクン コク旨明太マヨネーズ味です。
合うとか合わないとかいう前に無くなりました。
明太感は然程強くないですね。
普通に美味しいですが個人的にはタルタル推しですね。
ってからあ〇クンの感想になってる。


という訳で初めての會津龍が沢でした。
正直ラベルから想像してもっと辛口だと思っておりました。
辛口だと思って飲む甘いお酒はビックリしますね。
敬遠していた訳ではないですが名酒の多い福島のお酒は
大ハズレが無い分チャレンジ感も薄くなるのでどうしても
後回しになりがちです。
そんな中で飲んだ會津龍が沢でしたがやはりというか大当りでした。

今回飲んだ銘柄が大吟醸の生原酒というのも要因でしょうが
大変美味しかったです。
お気に入りに入れたい気もしますが大吟醸だからなー。
悩ましいところです。
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きのえね 純米大吟醸生原酒直汲み 2022

2023-01-04 | お酒
あけましておめでとうございます
2023年もよろしくお願いいたします

さて、2023年一本目は年始の定番となりつつある
きのえね 純米大吟醸生原酒直汲み 2022 です。





2022年版が買えましたので今年も飲みますよ。
きのえねは千葉県の株式会社飯沼本家さんのお酒です。
https://www.iinumahonke.co.jp/


開封
そこそこ芳しい吟醸香があります。
ただし前の39程では無し。39がとても強かった
というのもありますが2021年版のきのえねと比較
しても控えめかも?
どことなく酸味が強い感じも受けます。

色はガラスの酒器だとほぼ透明です。


では頂きます。
強めの酸味と炭酸由縁らしき苦さが抜け、その後に
ドーンと甘さが…そうでも無いですね。

結構な甘口のお酒ではありますがしびれる程の
甘さはありません。
また、お酒自体の粘度も極僅かです。

日本酒度は2019年版が-12くらい、2021年版が-7くらい
とすると今回の2022年版は-5あたりかなと。
バランスが良くなり飲みやすいともいえますが、
個人的にガッツリ甘いを期待していたのでちょっと
肩透かし感はあります。


さて二日目
初日に感じた甘味の程良さは気のせいだったのかな?
と確認をしてみますが、やはり強くは無いですね。
大変飲みやすく仕上がっております。

で。
初日と二日目とおつまみがあったのですが合うとか
合わないとか考える前に無くなりました。

今回のきのえねは39の後というのが厳しかったですね。
2022年版のきのえねは甘さこそ控えめになったものの
口に含むと芳しい吟醸香が口腔に広がります。
比較対象が無ければ無双出来るくらい良い味なのですが。

とあれこれ難癖をつけましたが香りが良く飲みやすい
一本である事は揺るがないです。


2023年一本目は何度か飲んでおります きのえねでした。
強い甘味を期待しての登板でしたが思いの外控えめ。
それでも全てを高いレベルで納めているのは流石大吟醸
といった所でしょうか。
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