呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

純米大吟醸 天喜

2016-07-28 | お酒
今回は埼玉県のお酒。
麻原酒造株式会社さんの純米大吟醸 天喜です。
http://www.musashino-asahara.jp/





まず薫りです。
凄く濃そうな吟醸香がスッと鼻にはいってきます。

では戴きます。
ん。お?え?

実は飲む前にラベルを見て日本酒度が-1というのを知っていたんですね。
マイナスという事はかなり甘口という事です。
よっしゃこーいと口に含むと、ほら来たぞとばかりの濃い芳香と
甘みがどーんと・・・襲ってきてすぐ帰りました。
なんだこりゃ。

甘いです。かなり薫ります。でもあっという間に消えます。

なんと言いましょうかお笑いの巨匠がドカンと場を賑わせた直後に
そそくさと「自分、本当は無口なので・・・」と言って帰る感じ?

連続で何口か飲んでみましたが消えるのが早い早い。
また甘口なはずなのですが、後味がほんのり辛いんですね。
日本酒度って解らなくなりますねぇ。

水のようにガブガブいけるお酒も危険な部類に入りますがこれも危険です。
口に含んだ時と飲み干した後の印象がガラリとかわる恐ろしさ。
え?ええ?と言いながらどんどん飲んじゃう危ないやつです。

ただ甘い。ただ薫るだけじゃ大吟醸は名乗れませんよ と言われた気がします。
ぶっちゃけ飲んでいない都道府県で選んだ一本でしたが大変美味しかったです。
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七賢 純米 風凛美山

2016-07-21 | お酒
今回は山梨県お酒。
山梨銘醸株式会社の七賢です。





七賢 純米 風凛美山 という一本ですね。
飲みたかったお酒です。


薫りは薄いですがほんのり果実っぽさが薫ります。

では戴きます。
お。前に飲んだ手取川のように口に含むと吟醸香がふくらみます。
ただし風味はかなり七星寄り。

一瞬、七星というか栄光冨士シリーズに似てるなーと感じさせますが、
こちらは甘みがすぐに消えていきます。
で、後味にじわりと辛さが出てきますよ。
その辛さもしつこくなくサラリと消えます。

夏酒である七星でも比較的甘めでした。
もう少し辛口の方が良いなぁという方は今回の七賢が良いかもしれません。
あ。計らずも七繋がりだ。


さて二日目。
お?心なしか薫りが強くなった気がします。
味はやはり開封後1日経過しているというのもあって酸味が増しています。
ちょっと全体的にくどくなった感もありますね。
それでも十分美味しいお酒です。

口に含む前の薫りも含めると七星の方が強烈ですから甲乙つけがたいですね。


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カウント外な七星

2016-07-15 | お酒
七星~



2016年二回目です。
個人的に好きな山形の冨士酒造さんのお酒です。

一本目を入手する事が難しかったので、5月に入手した次の週に
同じ酒店へ買いに行っていたんです。
ただ次から次へと色々飲んでいたので二ヶ月近く冷蔵庫に
入れっぱなしでした。

等外23の時はひと月以上保存とか無いと書きましたが思いっきり
放置でした。

冷やしっぱなしという事もあって風味の劣化はほぼ感じられません。
いつ飲んでも美味しいお酒です。

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駿光の雫 磯自慢 選抜本醸造

2016-07-07 | お酒
今回は静岡県の磯自慢酒造株式会社さんの
駿光の雫 磯自慢 選抜本醸造です。
http://www.isojiman-sake.jp/

そこそこ入手が難しい というか卸している所が
限られているお酒です。





ラベルにもあるように某店のオリジナルですがまぁスルー。
今回は珍しく醸造アルコールが入っていますよ。


色はほぼ透明。薫りもほぼ無しといって良いレベルです。

では戴きます。
お、辛口ですね。日本酒度は+5だそうです。
きつくも無く、冷奴をつまむには良い辛さです。

口当たりはかなり軽いです。
ほんの少しの酸味が鼻に抜け、後からさわやかな香りと
辛味を残してじわりと消えます。

今まで後味に苦味が残るお酒がいくつかありましたが、
このお酒は後味が良いです。
口に含んだ時よりも飲み干した後が大変心地よいです。

大変美味しいお酒だと思います。
純米吟醸や大吟醸が飲みたいところですが・・・高価なんですよね。
このお酒は入手性が悪いのが厳しいです。

美味しい日本酒はこの辺りが難しいですよね。
消費者からすれば味を保って量産が嬉しいのですが、酒造の規模によっては
難しいでしょうし、大量生産出来たからといって全部売れる保証も
無いですからね。

刺身があったのでつまみにしてみました。
・・・刺身よりお酒が栄える。
生臭さを抑えるのは日本酒の特徴ですが、このお酒は合いますね。
伊達に磯自慢と名乗ってないというところでしょうか。


二日目です。
少々辛さが目立つようになったかな?という程度であまり変化は無いですね。
いつも冷やしすぎな感があったので少々温め。
うーん、後味が良いですね。
派手さは無いですがじわりと美味しいお酒です。
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手取川

2016-07-02 | お酒
今回はあらばしり 大吟醸生酒 手取川。





石川県の株式会社吉田酒造店さんのお酒です。
http://www.tedorigawa.com/


ふむ。薫りはかなり薄いです。
よくよく嗅ぐと微かな吟醸香がするかな?という程度。

では戴きます。
お、口に含んだ瞬間に先ほどまで香らなかった吟醸香が
ブワッと広がります。
ほぼ同時に辛さが一瞬鼻に抜けますね。
で、どちらもすぐ消えます。

その後は控え目な甘さが広がるのですが、こちらもしつこくなく
サッと消えます。
ここまでは一瞬甘口なお酒かな?と感じるのですが、最後にじわりと
辛さが残ります。

口当たりは粘度が低いのでサラリとしていますね。
今の時期に売り出しているのもあって夏向きかな~?


さて二日目。
少々酸味が出てきたかな?という程度でほぼ変化なしです。
ロックもいけるとの事なので氷を投入。
味がほんのり柔らかくなりますが麹っぽい香りを感じられるようになりました。
これはこれで美味しいですね。

香りの消え方があまりにも潔いので出来れば火入れ前の物を飲みたいですね。
飲み始めは甘く、最後は辛いという不思議なお酒でした。
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