呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

村祐 夏美燗

2022-09-25 | お酒
今回の一本は村祐
村祐 夏美燗です。







村祐は新潟県の村祐酒造株式会社さんのお酒です。

開封
ふむ、乳酸飲料のような酸っぱい感じの
香りがほんのりとあります。
色はガラスの酒器だと殆ど透明に見えます。

では頂きます。
ほう。かなり水のよう。
開封時に感じた乳酸飲料っぽい香りが微かに
ありますがやはり薄いです。
味としてはほんのりな甘さに弱い酸味、そして
これまた弱い苦みがある程度。

日本酒っぽさが大分無いので目隠しで飲まされたら
何のお酒か、というかお酒というのも分からない
かもしれません。

一番味的に近いのは、菊水酒造さんのふなぐち
一番しぼりをかなーーり薄くした風味でしょうか。

または乳酸飲料のジ〇アの香りだけを薄く切り
取ってお酒に付けたような。
まだジョ〇って売ってるんでしたっけ?

味を追うとうっかり飲みすぎるやつです。


二杯目を注ぐ時にラベルを確認。
アルコール度が13%なんですね。
なるほど薄めに感じるのはこれが起因のようです。
最近は飲みやすくしているのか結構13%の日本酒も
見られますね。
とはいえ強いお酒としっかり認識されている
ストロング缶は9%ですのでそれを上回るんですね。
飲みすぎには注意しましょう。


さて二日目
少し味が濃くなった感じがありますが、それでも
まだまだ弱いです。

で、アルコール度数高く無いしなーとガブガブ飲んで
いたらキッチリ酔っぱらいました。



良くいうととても飲みやすい、悪くいうと印象の薄い
という日本酒でした。名前の夏美燗に引っ張られた
のもあるのでしょうがどことなく柑橘系の風味にも
思える味でした。
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???(トリプルはてな)2022

2022-09-18 | お酒
さて今回の一本は毎年限定製造な上に謎だらけの
???(トリプルはてな) 2022年版です。





運良く買えましたので飲みますよ。

???(トリプルはてな)は群馬県の株式会社町田酒造店のお酒です。
https://www.seiryo-sake.co.jp/


開封
強すぎとまではいきませんがしっかりと
香る吟醸香があります。
どことなく濃く甘い雰囲気を纏っていますね。

色はガラスの酒器に注いでほんのりと分かる
程度の黄色です。


では頂きます。
ほう、かなり甘いです。
甘酸っぱいですが甘味が強いです。
先週の嘉美心よりも甘く感じますね。
後味に今回も結構な苦みがありますので
二週続けてほろ苦い甘さなお酒です。

傾向としては栄光冨士の七星に近いです。
ただ七星などの場合は甘く太い味わいですが
今回のトリプルはてなは強い甘味はあるものの
口腔内はとてもスッキリ。
日本酒度でいうと-5~-6くらいの結構な甘口かも?
キレが良いので体感ほど甘口では無い可能性も
あります。

甘いお酒は飲みたいもののあまり濃かったり
重いのはちょっとという人には良いです。


初日のおつまみは食べ納めと言いつつまだいける
な枝豆。
ほんのりな塩味がお酒の甘味を増してくれる
スイカに塩のような感じ。
でも枝豆ならビールが良いよね とも思ったり。


さて二日目
甘さは変わらず。少し苦みが強くなったようにも
感じます。
香りは初日よりも強くなった感があり、二日目の
方が良い感じです。

今回は二日目のおつまみは無し。
単体で美味しく味わいました。


個人的に三本目のトリプルはてなでした。
毎回微妙に味の傾向が違うのは楽しいですね。

兎角日本人はブランド好きで中身よりもネーム
バリューに惹かれがちです。
そんな中、米と米麹で製造しアルコール度が16度
という情報だけで売れ、更に美味しいというのは
凄い事だと思います。

…まぁ町田酒造店さん自体が既に名の知れた酒造
であるのでこれがネームバリューとも言えるのですが。


とりあえず2022年版が飲めて良かったです。
味の傾向も三回のトリプルはてなの内で一番好きかも。
これ、定番化して欲しいなと思うところですが
普通の銘柄化してしまうとトリプルはてなの存在
意義が無くなるんですよね。
むむむむ。

今回の出会いに感謝ではありますが、この味わいの
記憶をバックアップしたくもなります。

2023年版も飲みたいですね。
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嘉美心 純米吟醸無濾過生

2022-09-11 | お酒
気付いたら2年以上ぶりの岡山のお酒です。
今回の一本は嘉美心 純米吟醸無濾過生です。





嘉美心は岡山県の嘉美心酒造株式会社さんのお酒です。
https://kamikokoro.co.jp/


開封
強くはありませんが若干鼻を突く感じの
ある香りがします。フルーティーとはまた
ちょっと異なってはいますがどことなく
濃く甘い雰囲気がありますね。
色はガラスの酒器ではほとんど分からない
位透明です。

では頂きます。
おー、甘い。
瞬間的に飛び込んでくるのは酸っぱさなのですが
その後からドーンと甘さが追いかけてきます。
甘さとほぼ同時に苦みも後を追います。

苦みは甘さの陰に隠れて一瞬印象が薄いように感じ
ますが、後々まで余韻が残るので結構な苦さです。
全体的な印象はほろ苦い甘さといった感じ。


初日のおつまみは出汁巻き卵。
うーん、お酒の甘味が強く出ますが相性はあまり
良くない感じ。別々に飲み食いした方が良いですね。

次いで最近お気に入りのひじきの和え物。
出汁とほんのりの甘味が良いですね。
今回のお酒と合わせると甘い同士で悪くないですが
まだまだお酒の甘味が強いですね。


さて二日目
甘酸っぱさのバランスが良くなった気がします。
といっても大分甘味は強めです。

二日目のおつまみはそろそろ食べ納めか?な枝豆。
元々薄い塩味で主張の弱いつまみなので邪魔する
事なくなくなりました。甘いお酒なのでこの辺りが
無難でしょうか。


とても久しぶりの岡山のお酒でした。
味の傾向からつまみには合わせ難いですが、軽く甘い
というよりはしっかりと芯のある味わいのある美味しい
お酒でした。

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山廃仕込純米酒 片野桜 無濾過生原酒 2022

2022-09-04 | お酒
今回の一本はお気に入りの片野桜
山廃仕込純米酒 片野桜 無濾過生原酒 山田錦版です。
個人的には片野桜の山廃は雄町版の方が好きなのですが
手に入ったのがこちらのみでした。

前のかたの桜と異なりキチンと2022年版です。
勿体なくてずーっと冷蔵庫に入ったままでしたが
流石にそろそろ飲もうと開封です。







片野桜は大阪府の山野酒造さんのお酒です。
https://www.katanosakura.com/


開封
ふわりと良い香りがします。
強くはありませんがしっかりと醸した感のある
麹風の香りです。
色はガラスの酒器に注いでかなりハッキリと
分かるくらい濃いめの黄色です。

では頂きます。
酸味が一番強くほんのりと甘みもあります。
で、毎年の山廃純米の通り旨味が濃いです。
華やかでフルーティーなのも好きですが片野桜は
このどっしり感が良いですね。

初日のおつまみはひじきの和え物。
味は然程濃くないものの淡白ですね。
今回のお酒と合わせるとうーん、お酒が強い。
悪くはないですがもう少しパンチ力のあるつまみの
方が良いですね。


さて二日目
香りは控えめに。酸味も若干丸くなった感があります。
で、生酒恒例の苦みアップです。
ただ味の太さは変わりませんのでこれはこれで良し。
個人的には初日の風味の方が好きですけどね。

二日目のおつまみは某コンビニのナゲット。
先週も食べていました。
先週はナゲットのみでしたが、今週買ってみると
なぜかケチャップを付けてくれました。
どちらが正解なんだか?
ケチャップがある方が味にパンチが出て良いですね。
さて、今回のお酒と合わせるとケチャップの酸味も
悪くないです。というかケチャップ程度では負け
ませんね。おつまみはあくまでもお酒の引き立て役
という立ち回りのようです。


という事で2022年2月製造の片野桜を9月に飲んで
います。勿体なくて中々飲めなかったのですが、
やはり美味しい一本でした。
何とか2022年版も飲めていますが取り扱っているお店が
二転三転で入手出来るかドキドキものです。
2023年も というか出来れば2022年中に同酒造の
別銘柄をもう一本位飲めたら良いですね。
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