呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

月山 涼夏

2023-05-28 | お酒
東のお酒が多すぎたので西のお酒も飲もう
シリーズ第二弾。

結構久しぶりな月山。
月山 涼夏 です。





月山は島根県の吉田酒造株式会社さんのお酒です。
https://e-gassan.co.jp/

開封
香りは…どこだ?
ものすごーーーく遠くに香りらしきものが
あるのは分かるのですが輪郭が掴めず。
開封時の香りはほぼ無いのと一緒です。

色はガラスの酒器に注いでぎりぎり判別出来るか
どうかというくらいの黄色です。

では頂きます。
ふむ、大分酸味が強めです。
それでも嫌味な感じは無くほどほどの主張。
ここでやんわりとでも甘味があると薄いグレープ
フルーツ感になりそうなのですが甘味はほぼ無し。
代わりにそこそこ印象の残る苦みがあります。
日本酒度でいうと+5~7くらいの結構な辛口に
感じました。

上に書いたようにグレープフルーツの風味を
大分薄めて甘さを抜いた感じ。
かなり水のようでもあるのですが芯の通った
酸味と苦みがあるので日本酒感は無くなりません。

初日のおつまみは某コンビニ製のささみ揚げ。
中に挟まれた梅肉が良い感じの品です。
どちらかというと淡白なささみ揚げと合わせると
うん、まぁお酒が無いよりはあった方が良いですが
主張が弱いです。

次いで二品目。
えいひれの乾物です。ピリ辛のちょっと濃いめの
味付けな品。
今回のお酒と合わせると、おおこれは合います。
えいひれ単体ですと濃いめの味付けを超えるちょっと
生臭い感じも匂わせるのですが、お酒が良い感じに
抑え込み旨さが増します。
ナイスアシストなのですが全てのつまみで効く訳では
無いのがちょっと難点。


約3年ぶりの月山でした。
単体飲みでも悪くは無いのですが個人的に好みの
『香る』が薄いのが残念な感じ。
辛口のお酒ですがどちらかというと濃いめの物に
合いそうな雰囲気です。

島根県のお酒は全体的に辛口傾向なんですかね?
前に飲んだ月山の智則は甘味もありましたがそれ以外は
結構な辛口のお酒ばかりでした。
気のせいかな?
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東力士 純米酒 低アル特濃 ニゴリ酒

2023-05-25 | お酒
まとめたはずなのに全部消えてた。
ので簡易版。

週の合間に飲んだ一本。
東力士 純米酒 低アル特濃 ニゴリ酒





東力士は栃木県の株式会社 島崎酒造さんのお酒です。
https://azumarikishi.co.jp/

以前、東力士は飲んだ気がしたのですが飲んでなかったですね。


とい訳で感想は箇条書き。
○米の粒が残るくらいの濃さ。かなりの粘度。
○日本酒度-66!と驚いたものの数値程の甘さはなし
 むしろ思ったより飲みやすい
○甘酒というよりは結構日本酒寄り
○アルコール度数が9度以上10度未満という事で通常の
 日本酒よりも飲みやすい
○また飲みたい

そんなお酒でした。
ラベルに惹かれたら買ってみると良いと思います。
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かたの桜 特別純米 中汲み無濾過生原酒 2023

2023-05-21 | お酒
今回はうちの定番かたの桜。
かたの桜 特別純米 中汲み無濾過生原酒です。





かたの桜は大阪府の山野酒造株式会社さんのお酒です。
https://www.katanosakura.com/

開封
香りはかなり薄め。
で、いつものフルーティーさとは違った
それでいて麹っぽさを伴った草風とも違った
良い感じの香りがします。
表現が難しいです。

色はガラスの酒器に注いでぎりぎり分かる
程度の黄色です。

では頂きます。
酸味主体の芳醇な風味が広がります。
今年のかたの桜も旨味の存在感はあるものの
前の方が強めだったかも?
それと今年の一本は後口に結構な苦みが残るので
辛口感が強めです。


なんとか2023年一本目のかたの桜をゲット出来たので
とりあえず一安心。
ただ山廃の方も売り始めたようなのですが四合瓶は
見つけられず。必ず売っているという酒店が無いのが
ヤキモキさせられます。
美味しい一本ではありましたがやはり山廃が飲みたいですね。
頑張って探そう。

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石鎚 吟醸 夏吟

2023-05-14 | お酒
ここ暫く東側のお酒が多かったなーと思ったりしています。
飲んだお酒の銘柄を調べていると、好みではあるものの
あまり手を出していない品があちらこちらに。

そんな訳であえて西方面のお酒を選んでみました。

今回は石鎚。
石鎚 吟醸 夏吟です。





いつだったか二本目を飲んだような気がしたのですが
気付けば7年も飲んでいませんでした。
石鎚は愛媛県の石鎚酒造株式会社さんのお酒です。
https://www.ishizuchi.co.jp/

開封
今回は開封前に日本酒度が+2と分かっておりますが
それでも思いの外甘めの吟醸香があります。
色はガラスの酒器に注いでぎりぎり分かるか分からないか
というレベルの薄い黄色です。

では頂きます。
ほう。口に含んだ瞬間は+2の割に甘いかも?と
一瞬思えるのですが、甘さはすぐに消え後口には
結構な辛さが残ります。

前回の夏なまは炭酸風の苦みがありましたが、今回の石鎚は
苦いより辛いな辛口感が残ります。
尾瀬の雪どけ、夏なま、夏吟と夏酒を並べた時に一番
辛いのが今回の夏吟ですね。

ただ夏酒のキレの良さをもちつつもお酒自体には若干
粘度があるようで舌の上に残る感じがあります。、
しつこくは無いのでこれはこれで夏酒の傾向の一つですね。

初日のおつまみはひじきの煮物。
ひじきが美味しくなる感は薄いですがお酒の香りが強く
なりました。フルーティーとも麹っぽさとも違う何とも
表現の難しい吟醸香が良い感じです。

さて二日目
良い香りは変わりませんが少し弱くなったかも。
そして甘味が大分減り、酸味が増強で辛口感が増しております。
二日目だけの味わいだと日本酒度は+2どころか+5もしくは
更に↑かも?という位辛く感じますね。


大変久しぶりの石鎚でした。
何か昔飲んだ時はとても甘かった記憶があるのですが
何かと勘違いしてたかな?
今回は夏吟という事で辛口傾向のお酒でした。

前にも書いた気がしますが時季相応の日本酒はやはり
良い物ですね。欲をいえば前倒しし過ぎではという所。
まだ肌寒くても夏酒が出たりしますからね。
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コンビニで買える日本酒 沢の鶴 純米酒 山田錦

2023-05-07 | お酒
前回の夏なまをあっという間に飲み過ぎてしまった
ので埋め合わせにコンビニにあった日本酒を飲んでみます。

沢の鶴 純米酒 山田錦です。





開封
あー、うちで良く表現する所謂『日本酒』『冷酒』と
かかれているだけの品の香りがします。
どちらかというと老香に近いやつです。
色はガラスの酒器に注ぐと全く黄色味が分からない
くらいの透明です。

では頂きます。
うーむ。
開封時に感じた香りが強くなって口腔内に広がります。
日本酒嫌いの人が想像する日本酒の味です。
前に飲んだ鬼ころし、かみなり三代と同類ですね。
ただ上記2種よりは高めでしたのでちょっと味に期待を
してみましたが結構残念な感じ。
鬼ころし程の薄さはありませんが下手をするとかみなり
三代の方が米の旨味があったかも。
一応山田錦を使用し、醸造アルコールの添加も無いんですけどね。

今回用意したおつまみは昨日も食べた姫かつおスティック。
まだ半分残っておりました。
今回のお酒と合わせるとカツオの美味しさに助けられてる
そんな感想です。


日本酒は美味しいと言われたので買ってきた!
という品が今回の沢の鶴だと多分落胆し、もう飲まないでしょう。

作っている方、売っているメーカーさんには申し訳無いですが
これは流石に日本酒のブランド低下を促進しているだけかと。
毎週飲んでいる日本酒群は今回の沢の鶴よりも2.5倍以上の
価格なので味の差が出てしまうのは仕方がない部分も多々
ありますが、もう少しなんとかならないかなと思ってしまう
味でした。

価格が下で量のある酎ハイの方が美味しい気がします。
ただ原料や製法を考えると400円弱で日本酒を売り出せるのは
凄い事だと思います。
これ以上旨くそして安くというのはどこかで無理、無茶を
しなければなりませんので、いっその事日本酒は安い飲み物
では無いという位置づけで行くのが良い気もしてきました。

ま、どこかが安くだしたら追随するのが商売なので難しい
ですけどね。

そんな訳で何度かうちで書いておりますが初めて日本酒を
飲むよという方は『獺祭』をお勧めします。
安…くは無いですが入手性が良い、そして十二分に美味しい
という良い銘柄です。
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純米吟醸 生原酒 夏なま

2023-05-07 | お酒
何だか最近は関東のお酒が多めですね。
彩來の連投があったからというのもありますが
ちょっと偏り過ぎです。
出来れば日本全国広く飲んでいきたいですね。

と言いつつ今回も関東のお酒。





純米吟醸 生原酒 夏なま です。

夏なまはうちでも何度か登場しております
千葉県の株式会社飯沼本家さんのお酒です。
https://www.iinumahonke.co.jp/


開封
そこまで強くはありませんが甘く香りそうな
吟醸香があります。
色はガラスの酒器に注いでそこそこ分かる程度に
黄色です。

では頂きます。
ふむふむ、甘酸っぱく後口に苦みが追います。
酒器に注いだ際に極小の気泡が見られますので
まだ僅かに炭酸が残り、その苦みでもあるようです。

傾向としては最近飲んだ尾瀬の雪どけに近いですね。
ただ甘さはこちらのが僅かに上、苦みもこちらの方が
上、それでも夏酒と銘打っているだけあってキレの
良さは尾瀬の雪どけに匹敵する潔さです。

何本か飯沼本家さんのお酒を飲んできましたが今まで
飲んだ強い甘さのお酒と比べると大分アッサリです。
飲み比べると結構辛口に振ったなと感じるレベル。
夏酒なのでこの位が丁度良いですね。

初日のおつまみは姫かつおスティック
高知…のアンテナショップで買ってきました。
どうでも良い話ですがGW中に生のカツオを食べられました。
勝浦産だったようですが大変美味しかったです。
ちなみにその時のお酒は久しぶりな伯楽星でした。
伯楽星はつまみの邪魔をしない良いお酒ですね。

閑話休題
姫かつおスティックは違った味が5種入っているのですが
レモン風味は今回の甘めのお酒に結構合います。
とてもとても悪く無い。
ただ次いで投入した醤油味は塩辛さが強いので今回の
お酒とは微妙。ただこの醤油味は刺身感を味わえるので
貴重です。


初日に飲み過ぎたので二日目は一口分くらい。
間に別記事で書いた沢の鶴を挟みましたが、同じ日本酒
とは思えない味の違いです。
やはり日本酒を試すのであれば良いお酒を最初に
飲んで貰いたいものです。

今回の夏なまは純粋な辛口と比べると大分甘いですが
キレの良い夏酒らしい良い味でした。
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