呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

加茂錦 荷札酒 無濾過生原酒 純米大吟醸

2021-12-26 | お酒
2021年最後予定の一本は久しぶりの荷札酒。





加茂錦 荷札酒 無濾過生原酒 純米大吟醸 です。
新酒で純米で大吟醸で無濾過で生原酒な年末にピッタリなお酒。

加茂錦は新潟県の加茂錦酒造株式会社さんのお酒です。
https://kamonishiki.com/

開封
強くは無いですが吟醸香があります。
刺激は感じませんのでそこまで酸味は強くないのかも?
色はガラスの酒器に注いで僅かに分かる程度に黄色です。

では頂きます。
お。思いの外酸味はあります。
ただそれ以上に強い甘味が抜けますね。あまーーーい。
雰囲気的には千葉のきのえね 純米大吟醸生酒直汲みに
近いです。
ただこちらは甘味の後を僅かな苦みが追いかけて味が
締まる感じがあります。

後口は僅かな甘味と苦みがふんわりと残る程度。
ベタベタとしつこく残る感じはありません。

初日のおつまみはチキンのトマト煮。
お酒の甘さは強いですがトマトの酸味も強くドロー。


さて二日目。
風味は殆ど変化は無いです。
鼻から香りを抜くと良い感じです。

二日目のおつまみは定番海鮮丼。
お酒の甘さがキツク感じる程ではないですがあまり合いません。
そこでいつものガリと飲んでみるとやはり美味しいです。
炭酸抜きの良質ジンジャーエールです。


なんだかんだで4年半ぶりくらいの加茂錦さんのお酒でした。
こちらのお酒は種類も多くて買うのに迷うんですね。
今回は年末という事もあって一番栄えそうなのを買ってきました。
元々美味しいお酒である事は分かった上で純米大吟醸の生原酒
ですからまずい訳がないです。


今年も一年公私共にバタバタとしておりましたが一年通して
お酒を飲めた事、そして最後に美味しいお酒を飲めて〆られる事は
良かったと思います。

2021年はありがとうございました。
2022年こそ良い年になりますように。

皆さま年末年始は飲み過ぎに注意して美味しくお酒を飲みましょう。
2022年の更新は多分9日かな。
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番外編 日本酒だったりクラフトビールだったり

2021-12-19 | 番外編
12月になってほんのり自粛解除
などと思っていたらまだ引き摺っていますね。
昔ならここまで長引かなかったのでしょうが、人と物の
ネットワークが強化した副作用なんでしょうね。

予定では外飲みだったのですが色々あってお流れに。
日本酒のストックはあるのですが次回以降に回そう。

ま、何も書かないのも何なので番外編でも。


先日友人が最近飲んでいる日本酒という事でこれを
挙げました。

コンビニで買える日本酒。
菊水のふなぐち 菊水 一番しぼり



菊水は新潟県の菊水酒造株式会社さんのお酒です。
https://www.kikusui-sake.com/home/jp/products/p001-2/

生原酒でアルコール度が19度あります。

コンビニ売りの日本酒も悪くは無い物もありますが
イマイチ垢抜けないよねとか思ったり。
が。飲まずに批判するのは良くないです。
という訳で購入。


実際飲んでみましたが思っていたよりも全然良いです。
結構甘めですがそこまでベタベタせず。19度という
高いアルコール度数でも飲みやすく仕上がっています。

値段が税込み300円超えという事でそこまで安い訳では無いんですね。
その分だけの美味しさはあると思います。
もちろん生酒やキチンとした酒屋で並んでいるお酒と比較は
ちょっと厳しいですが、コンビニで買える日本酒としては
クオリティは高めだと思います。

ただ
製造年月が経ているとやはり少し老香が出始めてしまいます。
1年前の品はちょっとクセのある香りがありました。3か月程度は
かなり良い感じに。

更に追加で製造日がひと月前の物も飲んでみました。
うむ、やはりフレッシュさが違います。とても美味しい。
購入する際は出来る限り新しい物を選んだ方が良いかもしれません。




さて次いでクラフトビール。
最近かなり人気のある寒菊醸造さんが造っているクラフトビール。
オーシャンビール ピルスナー、ペールエール、IPAの三種。



日本酒はかなり美味しいですがクラフトビールはどうでしょう?
オーシャンビールは千葉県の寒菊銘醸さんのお酒です。
https://kujukuri-ocean.com/


まずピルスナー
クラフトビールという事で結構茶色がかっています。
注いでみましたが泡が殆ど出ませんね。

では頂きます。
うーん…麦ジュースかな?
ほのかに乳酸飲料っぽい香りがします。

一番目立つのは酸味ですが強くなく柔らかな程度。
苦みもほぼ無いのでビール感だけでなくお酒感も
少ないです。
不味くはなくこれはこれで美味しい飲み物ですが
ビールとは違うような。


次いでペールエール
僅かにフルーティーっぽい香りがあるかも?
こちらもまた泡が無いです。

では頂きます。
口に含むと僅かに香りますが本当に極々僅か。
ピルスナーにあった乳酸飲料っぽさは無くなり、
結構存在感のある苦みがあります。
それでも4大ビールの苦みとはまた違って主張は
弱いです。苦みがあるけど地味みたいな。

古風なRPG小説等ではエール酒で乾杯だーみたいな
描写をみかけますが、ああいう場面で飲まれるエールは
今回のお酒のような感じなのかもしれません。
ビールじゃなくてエールだよと。
こちらもビールっぽさはほぼ無いですが美味しいです。


最後にIPA
ペールエールよりもフルーティーな香りがあるようです。
色はそこまで濃くない茶色です。

では頂きます。
一番期待していたんですが前2本と大差が無いです。
IPAの割に苦みが薄い。
一瞬IPAの雰囲気は感じられるのですが味が薄いとでも
言いましょうか。なんかやっぱり麦ジュースの域を
抜けていないですね。


そんな訳で寒菊銘醸のクラフトビールを飲んでみました。
ビールといえばで挙げられる四大メーカーや、ヤッホーさん等の
有名なクラフトビールメーカーが好きであれば残念かもしれません。
ただ変わったアルコール飲料としては悪くない味なので『ビール』
という括りを取っ払って飲むと良いと思います。

個人的にはビール感が薄くても構わないのでガッツリ香って
ガッツリ苦い物が良いですね。
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純米大吟醸生酒 風が吹く 2021

2021-12-12 | お酒
さて2021年もあと20日を切りました。

うちの更新も年内はあと3回かな?
外飲みがあったら1回は番外編となりますよ。

という事で世の中はまだイマイチですが
お酒だけは贅沢にいこうという事で
今年も12月は大吟醸進行です。

で。この時期の大吟醸となるとド定番のこれ





純米大吟醸生酒 風が吹く です。


開封
とても良い吟醸香があります。
安定した美味しさがある分冒険感は薄いですね。
色はガラスの酒器に注いでぎりぎり黄色っぽさが
分かるかな?という程度です。

では頂きます。
ふむふむ。今年の純米大吟醸は少し辛めかな?
香りが良く鼻に抜ける感はとても心地が良いものですが
思ったほど甘くないです。

ラベルを見ると2020年と同じく日本酒度は+1ですが
昨年の記事ほど甘くは無い気がします。
どちらかというと2020年が数値より甘かったかなーと。
2021年の風が吹くは甘さが抑えめなのと少し苦みが
強めな感じがします。
とはいえ本格的な辛口ほどキツくなく日本酒度+1は
妥当なところ。香りも良いのでやはり美味しいお酒です。

お酒自体の粘度はわずかにありますがキレは良いです。

初日のおつまみはじゃ○りこサラダ味
じゃが○こは美味しいですがそれを抑えつける位お酒が
強いです。調和とか協調ではなく乗っかり そんな感じ。


さて二日目。
初日、あまり甘く感じなかったのはタイミングのせいかと
思いましたが二日目もそれほど甘くないですね。
ただ甘い香りは広がりますので香り程甘くないという印象が
残ります。

二日目のつまみは無し。というかお酒の前に食べつくして
しまったので無しです。
お酒単体飲みで香りを楽しめるのでこれはこれでありです。


お気に入りの風が吹くの大吟醸でした。
2020年も飲んでいますがやはり美味しいお酒です。
上にも書きましたが口に含んだ時の甘い香りはとても強い
ですが、お酒自体は思ったほど甘くなく苦みもそこそこある
飲みやすいお酒となっております。

どこでも買えるというお酒では無いかもしれませんが
全く買えないお酒でもありません。
(人気はあるので売り切れはあります)
買えるようであれば年末の贈答用に良いですよ。
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いづみ橋 雪だるま 純米吟醸

2021-12-05 | お酒
今回の一本は いづみ橋 雪だるま 純米吟醸





とんぼのラベルがトレードマークのいずみ橋さんのお酒です。

前回はヤゴ、今回は雪だるまと肝心のとんぼをすっ飛ばす
という変な飲み方です。中々タイミングが合わなくて。

いずみ橋は神奈川県の泉橋酒造株式会社さんのお酒です。
https://izumibashi.com/


今回のお酒は初めて聞く楽風舞という酒造米を使用しています。
https://www.naro.go.jp/collab/breed/0100/0107/012937.html

ほうほう。酒造米として有名な五百万石の親戚のようです。



開封
香りは大分薄いです。
華やかというよりは麹風の独特な香りです。
色はそこそこ分かる程度の黄色です。


では頂きます。
ふむふむ。薄い麹風の香りと薄い乳酸っぽさを
混ぜ合わせた香りがします。
全体的な味の傾向は辛口。キレが良く上に書いた
香りも然程強くないのでとても飲みやすいです。
この辺りは前に飲んだ同酒造の夏ヤゴ ブルーと
同じくすっきりとした飲み口です。

よくよく味わうとひやおろしとはまた違った未熟な
感じもあります。まーこれはこれで新酒の味わいでも
ありますので良いものです。


初日のおつまみは某コンビニ製の小籠包とおでん。
二品ですが…うーん。
前回の七田はつまみと歩調を合わせる事は無いものの
美味さを前面に主張する感じでした。
対して今回のお酒は何がこようが淡々と己の道をゆく
といった感じ。味が淡いものあってつまみと一緒だと
押され気味なのかもしれません。


さて二日目
控えめだった香りがさらに薄くなった感があります。
味の傾向は酸味が増えました。
さらに苦みがグッと前に出てきています。

二日目のおつまみはつくね。
お酒の辛さは増しましたが歩み寄る感じは無いですね。
弱い感じもないので合わせる気が無いという表現が一番
かもしれません。


はからずも辛口が続きました。
新酒のせいかちょっと粗い部分があるかな?という感じで
必ずしも食べ物に合うとは言いきれませんが、変なクセも
無い美味しいお酒でした。

個人的に二回、外のみで一回いずみ橋のお酒を飲みましたが
全体的な味の傾向はクセのないキッチリした辛口という感じ。
好みでいえばもう少し香りがあった方が好きですが、飲みやすい
辛口でそこそこ入手しやすい所は良いですね。
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