呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

特別純米生酒 風が吹く

2024-06-02 | お酒
今回の一本はお気に入りの風が吹く
特別純米生酒 風が拭く です。





風が吹くは福島県の合資会社白井酒造店さんのお酒です。

開封
そこそこな香りがあります。
フルーティーな吟醸香というよりは
山廃に近い少し濃い目の香りです。


では頂きます。
おー、なるほど。
開封時に感じた香りそのままの風味が
広がります。味は甘味が主体で程ほどの
酸味に結構強めの苦み、そしてアミノ酸感の
ある旨味があります。

やはり味的には山廃風。近いところでいうと
片野桜の山廃無濾過生原酒っぽく、片野桜より
やや飲みやすいものの苦みは強めといった所。

そういえば前の風が吹くの黒ラベル(2023年)
が山廃でしたがその時よりも濃い気がしますね。

初日のおつまみはビ〇ノ。
エンドウ豆のスナック菓子です。しかもノーマル版
ではなく牛わさび味。ビールに合うと謳っています。
通常のビー〇も好きですがこの牛わさび味はわさびが
香ってかなりの当たりだと思います。大変美味しい。
で、今回のお酒と合わせるとお酒の濃い味が先行
しますが、つまみも健闘し良い塩梅。


さて二日目
濃い風味は変わらず。
初日よりも口腔内に残る感じが強いですね。

二日目のおつまみはシュウマイ
シュウマイというと辛子醤油だったり酢醤油だったり
する場合が多いと思いますが、個人的に好きなのが
ソースたっぷり。酸っぱさが良い感じ。
今回もソース多めでお酒に合わせてみます。
濃いお酒なので濃い味のつまみを余裕で受け止めます。
ソース味というとビールを想像しそうですが懐の
深い日本酒も勿論良いです。

改めて注ぐ際にラベルを見ましたが日本酒度は+3
だそうです。やや辛口でしょうか。
更に酒造米は山田錦でした。
ほー、という感じ。
どちらかというと山田錦はスマートな印象があったのですが
今回のお酒は結構厚みがあり雄町っぽいかも?と。
作り方で色々変わるんですね。


という事で今回は登場回数の多い風が吹くでした。
それでも約1年ぶりですね。飲んだ数が増えるとお気に入りを
回収するのも久しぶりになります。特に夏酒は好きな物が
多いですからね。

閑話休題
特別純米という事もあって軽やかに甘いという事は
無いなとは思っていましたが、思いの外濃厚な
骨太のお酒でした。
今回はもう少し軽めのお酒を予想していたので、次は
香る風が吹くが飲みたいかな。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 酒王 鳴門 純米吟醸 生貯原酒 | トップ | くらわんか2024年版 と 山... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

お酒」カテゴリの最新記事