呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

モダン仙禽 無垢

2023-06-27 | お酒
今回の一本は久しぶりの仙禽。
モダン仙禽 無垢です。





仙禽は栃木県の株式会社せんきんさんのお酒です。
http://senkin.co.jp/


開封
なかなか香る吟醸香があり、フルーティーさが
感じられます。

色はガラスの酒器に注いで僅かに分かる程度の
黄色っぽさがあります。


では頂きます。
おー、結構酸っぱい。酸味が大分強めです。
それでも同じくらいの甘味が並走するので甘酸っぱい
ならぬ酸っぱ甘いです。
酸っぱさと甘さの混在した香りが口腔内に広がって
良い感じです。イチゴの香りがする訳ではないですが
酸味と甘みのバランスはイチゴに近い感じがします。
日本酒度は+1~-1辺りといった所かなと。
もう少し甘めかもしれません。

後味に僅かに苦みが残りますがほぼ気にならないレベル。
キレも良く飲みやすい一本です。

もしかすると飲みやすさはアルコール度数が14度だから
ですかね。

初日のおつまみは久しぶり?な か○あげクンレッド。
甘酸っぱいお酒なのでダメかもと思いつつつまみにしてみます。
ふむ、酸味が強めなせいか思いの外悪く無いです。
ただレッドの辛さがちょっと邪魔な感じもしますね。
あまり強い味でなければ酸味と良い感じにマッチするかも
しれません。


さて二日目
酸味が大分和らいで丸くなった感じがします。
初日よりも飲みやすいですね。
個人的に二日目の方が好きです。

二日目のおつまみはヒジキの和え物。
ちょっと渋めのつまみがコンビニで買えるのは良いですね。
ついでにヒジキの和え物はどのコンビニ製でもハズレが
無いところがまた良し。
今回は緑のコンビニ製。ハズレの無い中でも一番好きかな。
お酒と合わせると…うーん、悪くは無いですが特に味を
引き立てる感も無いので可もなく不可も無くといった所。


約2年半ぶりの仙禽でした。
立ち寄るキチンとした酒屋で頻繁に目にしますし、存在が
消える事もなし。もちろん飲んで美味しいのも分かっている
鉄板な銘柄ですね。
いわばハズレが無いのでどれを買っても美味しいのでしょうが
当たりと分かっていて当たりを買うのはちょっと面白くないです。
単にあまのじゃくなだけな気もしますが。

という訳でかなりハイレベルな味なのでハズレを引きたく
無い!でも獺祭とか超メジャーな銘柄でない奴を。
そんな人には良いかもしれません。
まー仙禽もメジャーではあるのですが。

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純米吟醸 無濾過生原酒 SHOOTING STAR 2023

2023-06-18 | お酒
今回の一本は純米吟醸 無濾過生原酒 SHOOTING STAR
気付けば3年ぶりのSHOOTING STARです。





SHOOTING STARは山形県の冨士酒造株式会社さんのお酒です。
https://www.e-sakenom.com/


開封
栄光冨士シリーズらしいとても強めのフルーティーな
吟醸香が漂います。
色はガラスの酒器に注いで結構ハッキリと
分かるくらいの黄色っぽさがあります。

では頂きます。
あまーい。
ここ暫く夏酒メインで辛口が多かったせいも
ありますがストレートに甘いお酒です。
もちろん並走する酸味も強めで甘酸っぱさが
口腔内に広がります。

また巨峰の後味に似た感じの苦みが残ります。
こちらの印象もそこまで弱くはないのですが、
甘さが強いために然程気にならないレベル。

初日のおつまみはじゃが○こ サラダ味。
合わない!以上!!
下手につまみを足すと香りの邪魔になりますね。
一応つまみを用意しましたが栄光冨士シリーズは
単体で飲むのが一番かと思います。


さて二日目
ほんのりと酸味が強めになったかも?という感じ。
これはこれで良いバランスかもしれません。
とはいえ甘味主体なのは変わりませんので二日目は
つまみ無しです。


久しぶりのSHOOTING STARでした。
前回の2020年の記録を振り返ってみると麹っぽさが
あったようですね。2023年版では麹風の香りは
無いようです。
また、前回はキレの良さも言及しておりますが
2023年版はキレは悪く無いものの若干舌に残る
感じはあります。
どことなく栄光冨士の定番夏酒、七星に風味が
似通ってる感じはあります。

と、まぁ飲み続けると微妙な変化も分かってきたり
しますが安定して甘酸っぱく香る美味しいお酒で
ある事には変わりないので安心して買える一本です。

で。
うちで7年連続して飲み続けている件の七星ですが…
勿体なくてまだ飲んでいません。
ちゃんと押さえてはありますよ。
7月頭頃に飲みますかね。

そういえば先日栄光冨士シリーズで『星祭』なる
銘柄が発売になりましたね。前から売っていたのかな?
見逃しの可能性もあります。
『七星』『Shooting Star』と星シリーズの
三作目だったりしますか!?
目の前にあったのですが少し悩んでスルーでした。
買っておくべきですかね?
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玉川 純米吟醸 無濾過生原酒 Ice Breaker 2023

2023-06-17 | お酒
1年空きで買っている気がする夏限定のIce Breakerです。





この時季は案外好みの夏酒が多くて、とりあえず抑えねば
というお酒を追っていると他に手を出せなくなるんですね。
Ice Breakerはそんな中で良く見つけるお酒です。
今回はタイミング良く遭遇出来たので買ってみました。

瓶は変わらず涼しげなブルーにいつものペンギンのラベルで
とても良い感じです。

Ice Breakerは京都府の木下酒造有限会社さんのお酒です。
https://www.sake-tamagawa.com/prd_post/overseas06/

開封。
香りはほぼ無いですね。
色はガラスの酒器に注ぐと極僅かに黄色っぽさが
あるような無いようなという程度です。

では頂きます。
が、このお酒は氷が必須です。
と言いつつもまずはストレートで。
アルコール度数が17度以上あるのでそのまま飲むと
ちょっとキツイ感じがします。
ただ個人的には一度この味で飲んでみて欲しいですね。
ストレートの味の強さが氷で徐々に薄まって丁度良い
感じに変化していく過程が良いお酒ですから。

そのまま飲むとちょっと独特な麹風の香りがします。
それでもアルコールの強さほどのクセは無いです。
日本酒度は0~-1といったところでしょうか。ほんのりと
甘味を感じるレベルです。

では氷を投入。
ストレートでは濃すぎた感じのお酒がすぐに柔らかくなります。
そこそこ氷が解けても案外味が残ります。
徐々に薄まっていくと共に変化する味わいがこのお酒の
醍醐味ですね。

真夏の暑い日に飲みたいなという気もありますが、ここ
最近のようなじめっとした蒸し暑い感じの時に飲むのも
悪く無いです。
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まんさくの花 純米吟醸一度火入れ原酒「杜氏選抜ピンクラベル」

2023-06-11 | お酒
一通り西側の日本酒を飲んだので東に戻りますよ。
甘めのお酒が良いなと期待しつつの一本。

まんさくの花 純米吟醸一度火入れ原酒「当時選抜ピンクラベル」です。







まんさくの花は秋田県の日の丸醸造株式会社さんのお酒です。
https://hinomaru-sake.com/


開封
一回火入れとの事でしたが思いの外香りはあります。
といってもそこまで強いものでもありません。
色はガラスの酒器に注ぐとほぼ判別出来ない位透明です。


では頂きます。
ほう、結構辛い。事前にラベルを見ていたので
日本酒度が+1と分かっておりました。
それを加味した上で飲んでみましたが結構な辛口に
感じます。
数値を見ずに日本酒度を挙げると+3~5くらいあるかな
という位辛口傾向です。

味の構成は一番強いのは酸味ですぐ後に極僅かな麹風の
香りが追います。
後口にはこれまた弱めの苦みが追う感じ。甘さはほぼ
無いに等しいです。

味の引きは良いですがお酒自体には少し粘度があるようで
サラリというよりは若干舌に残る感じがあります。

初日のおつまみはチョリソー。辛いソーセージです。
推定甘いお酒だろうと先走りして合いそうも無いつまみを
用意した感がありましたが、思いの外な辛口のお酒で
どうなるでしょう?
ふむふむ唐辛子の辛さにお酒が負けません。お酒の苦みが
主張してくる感じがありますね。
中々つまみに合いますが、単体で飲んだお酒の方が良い
感じで個人的には好きですね。


さて二日目
二日目も変わらず結構な辛さ。これで+1かと何度も思わせる
風味です。日本酒って難しいですね。


四年半前に一度まんさくの花を飲んでおりますが、その時も
あまり甘くはなかったようです。今回もすっかり甘口だと
思って飲みましたので結構ビックリな感じです。

改めて甘くないという事を認識した上で飲むとこれはこれで
良い感じ。単体でもクセが強く無く美味しく頂けますし、
つまみと合わせても良い感じに働いてくれます。
ただ『これ』という押しが弱いのが難点でしょうか。
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天狗舞 超辛 純米酒

2023-06-11 | お酒
ちょっと前に飲んだものの記事には起こして
いなかった天狗舞です。

かなり有名な銘柄ですね。
といいつつも飲むのは初めてだったりします。
ついでに…天狗の舞だと思っていました。
天狗舞だったんですね。





天狗舞は石川県の株式会社 車多酒造さんのお酒です。
https://www.tengumai.co.jp/


開封
かなり香りは薄め。
とても遠くに酸味っぽさを感じるような
そうでないようなという程度。
色はガラスの酒器に注いでそこそこ判別
出来るくらいの黄色味です。

では頂きます。
おー酸っぱい。大分酸味が強めです。
ただこの酸味、前歯の裏辺りまではしっかりと
印象が残るのですが飲み干す時には既にありません。
喉を通る頃にはほんのりと香る米の風味だけが
残る感じ。

また酸味と並走してそこそこの苦みがあります。
酸味の主張が強いので苦みはあまり気になりません。

なるほど超辛と銘打つだけあってかなりの辛口。
日本酒度でいうと+10くらいは軽くありそうな感じ。
それでもサックリとした切れの良さは夏酒だから
でしょうか。

初日のおつまみはジャ○ビー 風味豊かなのりしお味
前にも食べましたが海苔の風味が強くて好みです。
今回のお酒と合わせると、うーんちょっと微妙。
合わなくは無いのですが海苔感が薄くなってお酒の
酸味がちょっと邪魔な感じに。


初めての天狗舞でした。
超辛とある通りまっすぐな辛口です。
そろそろ甘めのお酒も飲みたい感じですね。
ただ夏酒の時季なので売り場に辛口が増えている
のかもしれませんね。
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庭のうぐいす 特純中汲み2023

2023-06-07 | お酒
今回の一本は庭のうぐいす





庭のうぐいす 特純中汲みです。
庭のうぐいすは福岡県の株式会社 山口酒造場さんのお酒です。
https://niwanouguisu.com/


開封
しっかりと醸した感のある香りがします。
フルーティーさとはちょっと異なります。
どことなく酸味が強そうな雰囲気がありますね。

では頂きます。
ふむ、酸味主体の結構強めの辛口です。
また酸味の後にこれまた強めの苦みが後を
追います。
飲むとパッと消えてゆく日本酒もありましたが
今回のお酒は後から味わいが出る感じです。

お酒自体に極僅かに粘度があるようです。
口当たりはかなり丸くまろやか。時期的に春酒か
夏酒に当たると思うのですがひやおろしを
彷彿とさせる滑らかさがあります。

初日のおつまみはヤンニョムチキン?
某コンビニでフェアをやってた奴ですね。
初めて食べましたが本場もこんな味なんですかね?
何だかハンバーガーとかに近いジャンクな味がします。
パンにはさんであっても美味しいかも。
で、今回のお酒と合わせると結構濃いめの味付けも
余裕で受け止める懐の深さ。濃い味にもお酒が
負けません。というかむしろお酒の方が強いかも。
辛口酒の本領発揮です。


という訳で約4年ぶりの庭のうぐいすでした。
何か前に飲んだ銘柄と一緒でしたね。
味の傾向や食中酒にピッタリという点も似ております。
味の予想が出来て狙って買えるお酒も良いですね。
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純米吟醸 燦然

2023-06-03 | お酒
気付けば三年ぶりの燦然です。
今回の一本は純米吟醸 燦然です。





燦然は岡山県の菊池酒造株式会社さんのお酒です。
http://kikuchishuzo.co.jp/

開封
強くはありませんがどことなく濃く甘そうな
感じの香りがあります。
色はガラスの酒器に注ぐとかなり目立つ梅酒?
と間違いそうなくらい濃い黄色です。

では頂きます。
ふむふむ、大分甘いです。
酸味もほどほどにありますが、甘味と同じくらいの
苦味が台頭します。
ただとてもとても潔い消えっぷり。
夏酒ならではなんですかね?

甘くて結構濃いめですが粘度はほぼ無し、そして
サクッと風味が消えてゆくので飲んだ後の爽やかさは
あまり無い感覚です。

うーむ、これでアルコール度が17.5度あるんですよ。
これは水のようなとは違った危険度があります。

お酒を口に含んで空気を混ぜるととても良い香りが
鼻に抜けます。
悪くいうとチューインガムぽさ。よく言うとライチと
マスカットの中間のような香りです。


さて二日目
うぬぬ、前に飲んだ山廃の燦然と傾向が似ています。
二日目は全体的に味が濃いめに。
甘さと苦みがドッシリとくる感じが増しています。
これはこれで悪くはないのですがやはり初日の強い
夏酒感の方が好みです。


久しぶりではあるのですがちょっと穴埋めな感じで
飲み始めた燦然でした。
が、これは美味いですね。うっかり開けてしまったを
ちょっと後悔するレベルです。
前の燦然も美味しかった記録がありましたね。

甘いお酒は好きだけど夏酒となると辛口でキレの良さ
重視なお酒が増えるんだよねー
とそんな感想が出そうな方は今回の燦然はお勧めです。

しっかり甘さ主体でありながらキレの良さも併せ持つ
良い感じのお酒です。

まだ売っていたのでもう一本押さえておこうかな。
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