呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

川亀 純米吟醸 中汲み しぼりたて無濾過生原酒

2018-04-29 | お酒
今回は愛媛県 川亀酒造合資会社さんの
川亀 純米吟醸 中汲み しぼりたて無濾過生原酒です。





福小町の時に包装紙に触れましたが、今回の一本は新聞紙に包まれていますよ。
これまた目を惹く一本ですね。
欲を言うと本物の新聞ではなく、川亀酒造さんが作った新聞風の包装紙だと
凝っていて良かったかな~。ま、お金がかかりますね。
ちなみに新聞紙を剥がすと透明な瓶にラベルが一枚貼ってあるだけでした。
ちょっと派手なのを期待したんですけどね。

そういえば香川県のお酒で川鶴という銘柄を飲みましたね。
鶴、亀は縁起物なので品名にしやすいんでしょうかね。

あとはお酒という事もあって川がつく銘柄も多いですね。
知っているだけで川鶴、川亀、廣戸川、手取川、飲んでみなきゃと
思っている楯野川もありました。
清流を彷彿とさせるから用いているんでしょうかね?

同じ水だと湖、池、沼・・・だんだんドンヨリと濁っていきますね。
こりゃダメだ。

開封。
物凄く良い吟醸香がします。
ブドウっぽいですね。
色は黄色が強いかな?
瓶が透明なのでそう感じるのかも。

ではいただきます。
一瞬甘く、すぐ後を追う酸味が鼻に抜けて後口は鋭い辛さが残ります。
香りもとても良いのですが抜けるのが早くてちょっと残念。

アルコール度が17度以上あるようなのですが前のみむろ杉の方が強く感じました。
甘味と酸味の捌け具合があまりにもアッサリなので
お?軽いお酒か?と思わせておいて辛さの印象をしっかり
残すお酒です。

本日のおつまみはチキンサラダ。
ふむふむ、甘さがしつこくないので悪くない。
最高の引き立て役ではないけど居ても邪魔にならない。
単体で飲むと目立つ辛さも食べ物があると薄まりますね。

次は最近はまっているホタテの貝ひも
こちらも一瞬甘いので会わない!と言いたいのですが
すぐ消えるので「あれ?そうでもないね」となります。
ただ何故か貝ひもの味付けが強く感じ辛いです。
お酒の辛さじゃなく唐辛子の辛さが増えてます。
不思議不思議。


さて二日目。
うお、酸味が増しました。
鼻に抜ける感じが強いです。
初日に辛く感じたのはアルコール度が高い可能性もあります。
このお酒は苦味というよりも辛味に感じる傾向なので個人的には好きですね。



日本全国のお酒を飲んでいますが回数が少ないところを補填していっている感じです。
沖縄、九州が厳しいのは承知の上でしたが、四国も難攻しますね。

香川と高知は結構日本酒が出てる気がするんですよね~と地図を見ていたら・・・
香川には吉野川があるんですね。で、高知には四万十川と。
愛媛と徳島が厳しいのは地理的条件なんですかねぇ。
そんな中でも愛媛は石槌、川亀と美味しかったです。
徳島の変わったお酒が飲みたいな。
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個人的お気に入り~2020

2018-04-26 | 日記
岩手:赤武酒造株式会社 赤武


秋田:株式会社 木村酒造 特別純米 生原酒 福小町


山形:冨士酒造株式会社 七星


福島:松崎酒造株式会社 廣戸川

   合資会社白井酒造店 風が吹く


栃木:若駒酒造株式会社 若駒

   飯沼銘醸株式会社 純米吟醸 無濾過生原酒 姿(赤)


群馬:龍神酒造株式会社 尾瀬の雪どけ


千葉:藤平酒造合資会社 福祝

   株式会社飯沼本家 純米吟醸 吊るし搾り 一喜(2017年で終了)

   合資会社 寒菊銘醸 寒菊 電照菊 純米大吟醸 無濾過生原酒

   株式会社飯沼本家 きのえね 純米大吟醸生原酒直汲み


山梨:山梨銘醸株式会社 七賢


新潟:雪椿酒造株式会社 純米吟醸原酒 生酒 ゆきつばき

   阿部酒造株式会社 REGULUS

   原酒造株式会社 越の誉 純米吟醸『封印酒・生酒』   

   村祐酒造株式会社 村祐


京都:木下酒造有限会社 Ice Breaker


大阪:山野酒造株式会社 山廃仕込純米酒 片野桜 無濾過生原酒


奈良:千代酒造株式会社 篠峯


和歌山:平和酒造株式会社 KID


山口:旭酒造株式会社 獺祭
   

香川:西野金陵株式会社 金戎
   


個人用の備忘録です。
特に美味しかったなという銘柄を書いています。
ここに挙げたお酒が美味しいと感じるかどうかは個人の嗜好にもよります。

何度か書いた気がしますが、お好みの日本酒を飲みたい時はきちんとお酒の管理が
出来ている店で好み(甘い、辛い、口当たりが良く飲みやすい、旨みが強い等)を
伝えて選んでもらうのが一番だと思います。

※201804
特別純米 生原酒 福小町
純米吟醸原酒 生酒 ゆきつばき 追加

※201810
寒菊 電照菊 純米大吟醸 無濾過生原酒 追加

※201812
赤武 追加

※201904
REGULUS 追加

※202001
きのえね 純米大吟醸生原酒直汲み 追加
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純米吟醸 雄町 無濾過生原酒 みむろ杉

2018-04-22 | お酒
久しぶりの奈良のお酒です。
先に飲んだ篠峯は良く見かけるのですが、それ以外が中々会えませんでした。
そんな中漸く会えた一本 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒 みむろ杉です。





みむろ杉は今西酒造株式会社さんのお酒です。
http://imanishisyuzou.com/

開封
甘い香りがしますね。
吟醸香なんですがうーん。
香りをギュッと濃縮して遠くに置いた感じ。
強くはないですが芯がありますね。

では頂きます。
すっぱ甘っ で濃い。
舌に残るような感じがありアッサリでは無いです。
酸味が後々まで引きずります。
アルコール度数は16度との事ですがもっと高いような濃さです。

甘さ、酸味、香りと強いお酒でよく例に出すのは
冨士酒造さんの栄光冨士シリーズですが、例えるならあちらは
甘酸っぱさの散弾という感じ。ブワッと広がる。
で、今回のみむろ杉は砲丸でしょうか。
ズドンとまっすぐに来ます。

ただ今回の場合は香りは然程強くないので栄光冨士とはちょっと違いますけどね。
無濾過原酒故の強さかと思います。

さて、初日のおつまみに焼きほたての貝ひも。
予想はしていましたが甘みが邪魔をします。
悪くはないですけどね。
貝ひもは美味しいです。


二日目。
香りは大分薄くなったようです。
味の傾向はすっぱ甘いままですが、酸味が強くなっています。
生酒によくあるパターンですね。
味の濃さも初日と変わらず強いです。


久しぶりの奈良のお酒でしたがちょいと濃いのが気になりました。
ロックか炭酸割りにしようかと思っていたのですが買い忘れ。
今度は加水物を飲んでみたいですね。
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純米吟醸原酒 生酒 ゆきつばき

2018-04-15 | お酒
今回は新潟県の雪椿酒造株式会社さんの
純米吟醸原酒 生酒 ゆきつばきです。
http://www.yukitsubaki.co.jp/





杜氏推しです。
写真には写っていませんが注ぎ口のあたりにもシールがあります。
自信の表れでしょうか?
皆、自信を持って送り出す一本なのでしょうが、名前を全面に出すのは
勇気が要りますね。

開封。
強くはないですがシッカリとした吟醸香を感じます。
色は少しだけ黄色という感じ。

では戴きます。
お、甘酸っぱい。
傾向でいえば前回の福小町に似ていますが、こちらの方が酸味が強いです。
結構後々まで酸味が引きますね。ただ甘味も追随する感じで追いますので
甘酸っぱさが長引きます。分類的には甘めもお酒ですね。
それでいてしつこさが無いのも良い感じ。
生酒でこの引際は中々無いですね。

おつまみ投入。
本日は焼き鳥。
・・・うん。合わないですね。
前回以上にお酒一本で完成されていますので、おつまみはただの邪魔者です。
食前酒に良いかもしれません。


さて二日目。
口に含んだ時の香りが少し控え目に。
あとは酸味が強くなりましたが甘酸っぱさは継続。
すこし後口に苦味が出てきましたね。
二日目で気付きましたがアルコールが17度もあるんですね。
アッサリとしていましたので結構危険なお酒だ。

二日目もおつまみ投入。
マヨネーズ風味のおかきです。
うーん、悪くはないですが合っているというよりは併走してる感じ。


二回連続して傾向の似たお酒でビックリです。
狙って買ってる訳じゃないですからねぇ。
個人的にはゆきつばきの方が好みかもしれません。
なるほど杜氏推しも納得出来る一本でした。
これまたお気に入り候補ですね。

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特別純米 生原酒 福小町 号外編

2018-04-12 | お酒
平日の更新は久しぶりです。
勢いついて飲んでしまったので。

今回の一本は特別純米 生原酒 福小町。
秋田県の株式会社 木村酒造さんのお酒です。
http://www.fukukomachi.com/














号外編だそうですよ。

ラベルはインパクト大。
手書き風?手書き?の包装紙が巻いてある酒瓶です。
販促の一環だというのは判っているんです。
でも『限定品』とか『号外編』と書いてあって心が揺さぶられない人はいますか?
いませんよねー。

開封
おー。青リンゴを彷彿とさせる甘い吟醸香が漂います。
これは期待大です。
色見は結構黄色いですね。

ではいただきます。
おー、あまーい。
で、雑味がすくなーい。

鼻からの香りは然程強くないのですが、口に含んだ時の
甘味と香りの広がりは強いです。
栄光冨士のお酒から香りをちょっと控え目にした感じ。

結構甘いお酒なので食事には合わなさそうです。
アルコール度数が高いのもありますからチビチビお酒を単体で飲むのが良さそう。

久しぶりに甘味のパンチが効いてるお酒を飲んだ気がしますね。
香るお酒はやっぱり好きですね。


さて二日目。
初日よりも香りが強いかも?
注いだ時に広がる甘い香りはやはり良いですね。
濃い甘さは健在。ちょっと苦味が出てきたかな。

おつまみ投入。
安さが魅力、魚肉ソーセージ。
うーん、ソーセージもお酒も美味しいのですが歩幅が合っていない感じ。

次にちょっと早いよ枝豆。
これまたどちらも美味しいけど旨みが増える感じはなし。
甘いお酒なので仕方がないですね。
それでもお酒自体はまとまっていて大変美味しいです。


十二分に満足出来る一本でした。
看板(ラベル)に騙されたよ、見掛け倒しかいっ
とならないお酒でしたね。
秋田もレベルが高いな~。
お気に入りに入れるか悩むところですが、この酒造の普通のお酒を飲んでからにしよう。




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純米 生酒 宗玄

2018-04-08 | お酒
石川県のみなさん、おまたせしました。
ようやく二本目です。

石川県のお酒も岡山県と似た感じだったんです。
先に飲んだ手取川はよく見かけるんですよ。
出来れば違うお酒をと避けてるうちにおろそかになっていました。

今回は純米 生酒 宗玄(そうげん)
石川県の宗元酒造株式会社さんのお酒です。
http://www.sougen-shuzou.com/





開封。
凄く遠くに甘いような麹のような香りがします。
色は薄い黄色ですが緑がかって見えるのは部屋の明かりのせいかな?

ではいただきます。
ほ。よく例えに出す丸眞正宗のような草っぽい麹?の香りがします。
ただこのお酒はそこから甘みがふわりと出て後口に酸味が残りますね。
ん?さらに最後に苦味が出ますが後引き感が薄いです。
全体的にあっさりとして飲みやすいですね。

おつまみ投入。
今回はチープながら美味しくなってきたカニカマ。
うん、美味い。
お酒単体ではそれほど甘く感じなかったお酒が甘いです。
ついでに独特の香りも薄まってお酒もカニカマも美味しい。


さて二日目。
心なしか甘みが強く感じられますね。
麹っぽい香りは薄くなっています。
口当たりが軽いのは初日から継続です。



前回の越乃寒梅を地味と書きましたが、そういう観点で見ると今回のお酒は派手です。
独特な香りに甘味と酸味の演出が楽しいお酒ですね。

ま、こちらは生で純米、向こうは加水火入れ済みで大吟醸と立場は違うので味の方向性が
変わるのは当然なのですが、ここまでの違いがあると同じ日本酒という括りで一まとめに
するのはちょっと雑かなとか思ったり。

まだまだ飲んだ日本酒の数は少ないですが、他人の評価とかレア度だけで日本酒を
選んで貰いたくないと改めて感じました。
最近は酒屋さんでも試飲をさせてくれるところがありますから、まず飲んでみるのが大事かと
思います。
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越乃寒梅 無垢 純米大吟醸 

2018-04-01 | お酒
さて今回は新潟の大御所 越乃寒梅 しかも大吟醸です。

日本酒の銘柄を殆ど知らず、獺祭ですら さあ?という人でも
久保田、八海山、越乃寒梅辺りは知っている そんな新潟の名酒です。
越乃寒梅 無垢 純米大吟醸は石本酒造株式会社さんのお酒です。
http://koshinokanbai.co.jp/





開封。
うーん、香りは殆ど無いですね。
凄く遠くにクールな感じを受ける匂いがします。
色はほぼ無色。

では戴きます。
おー、こういうお酒でしたか。
サラリとした口当たり、香りはやはり薄く甘味も薄いです。
そこにスッキリとした強めの辛さとほんのり後味に残る苦味。

なるほど淡麗辛口と呼ばれるにふさわしい味です。

以前飲んだ久保田は生徒会長クラスの優等生でした。
今回の越乃寒梅は・・・ロボット?
表現が今一悪い気がしますが、遊びの無いキッチリとしたお酒という感じ。
加水も火入れもして、徹底した製品ですよ という箱入り品です。

このお酒は単体よりも絶対に食事と一緒に飲んだ方が良い一本ですね。
変則的なイタリアからの刺客、パスタと飲んでみました。
・・・越乃寒梅の勝ち。米の旨みが出ます。
パスタ?同じ穀物類として負けてられん!と米が頑張っているんでしょうか。


さて二日目。
二日目に良くある酸味の増加を感じられます。
それ以上に米の風味が強くなりましたね。
個人的には二日目の方が好みです。
惜しいのは苦味も増えていること。


個人的な感想としては完成度は物凄く高いのですが地味。
生酒の華やかさと比較してはダメでしょうがそれにしても大人しめです。
同じく有名銘柄の獺祭では獺祭らしさが全面に出てきますからね。
個人の好みで香りが華やかなお酒が好きなのもあって少々辛口です。
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