呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

山法師 大吟醸

2017-12-30 | お酒
2017年最後に予定していた大吟醸ですが開封すると暫く
飲め無さそうな感じでしたので後回し。
2018年に飲もう。

そんな訳で急遽ちいさな瓶の大吟醸を調達。
図った訳では無いですが連続の山形のお酒。
今回は株式会社六歌仙さんの山法師 大吟醸です。
http://www.yamagata-rokkasen.co.jp/



開封。
微かに吟醸香があります。でも薄いですね。

では戴きます。
お、まず口の中いっぱいに香りが広がります。
その後に酸味がかるく抜けてゆき、後口は辛いです。
華やかな吟醸香と辛さが同居しているお酒の遭遇率が少ないので
なんだか新鮮な感じです。

最後まで辛さが残るのですがしつこくなくアッサリ気味。
それでも口の中に広がる香りの余韻は心地よいものがあります。
大掃除が終わって炬燵で一息ついた時に飲みたいお酒です。


2017年も無事に終わりました。
見に来て頂いた方には感謝感謝です。

記録をつけ始めて150本くらい日本酒を飲んだかな?
それでもまだまだ知らないお酒が多いですね。
2018年も良いお酒が飲みたいものです。

年末年始は飲み過ぎないように気をつけましょう。
良いお年をお迎えください。


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純米大吟醸 くどき上手

2017-12-25 | お酒
年末なので今週も大吟醸ですよ。
2017年最後の週も大吟醸を確保済み。
流石に四合瓶で3000円を超えるようなリッチなお酒には手を出せませんけどね。

今回は山形県亀の井酒造株式会社さんの くどき上手 純米大吟醸 です。





先日お店でくどき上手を飲んだんです。
が、今一パッとしなかったんですね。
酔ってたのと、普通の醸造酒だった感があります。

そんな訳で仕切りなおしの大吟醸。

開封。
シャープな甘い香りが漂います。
遠くにイチゴがあるようなないような。
とにかく吟醸香は良いですね。

ではいただきます。
おー酸味が。
甘酸っぱいではなく、酸っぱ甘い。
で、ところどころに苦味が『俺もいるよ』と顔を出してくる感じ。
ただ三者のバランスが良いですね。

前に飲んだくどき上手とランクが違うと思いますが、二種並べて
同じ酒造のお酒だ!と言い当てられる人がどれだけ居るか・・・というレベルです。

初日はおつまみにから揚げ。
ジャンクな味が吟醸香を引き立てていますよ。
麹か米の香りが出てきますね。
合ってるなーから揚げ。


さて二日目
甘味が増えたように感じます。
吟醸香と苦味も厚くなってますね。
初日よりも落ち着いたかな。
香りは二日目の方が濃く感じます。

二日目のおつまみはかぼちゃの煮物。甘いし。
悪くはないですが甘い煮物に甘いお酒は微妙です。
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水府自慢10号 純米大吟醸生酒無濾過原酒

2017-12-17 | お酒
年末なので奮発して大吟醸ですよ。

飲み終わった後に気付きましたが、このお酒
『純米大吟醸』『生酒』『無濾過』『原酒』ですよ。
何この数え役満級の品格。
あとは『中取り』あたりが来ると無敵ですね。

という訳で今回は茨城県の明利酒類株式会社さんの
水府自慢10号 純米大吟醸生酒無濾過原酒 です。
https://www.meirishurui.com/





開封。
お。洋梨か青リンゴのようなフルーティーな香りがします。

では戴きます。
ほ!薫り通り青リンゴ風の香りが口に広がります。
で、強い酸味も突き抜けます。
が、甘くない。
飲んだ後には本当に僅かな苦味があります。

物凄く悪い例えをすると、品種改良前の青リンゴの祖先の味
という表現が近いかも(食べた事はありませんが)

これ、もしかするとワイングラスに入れて出されたら白ワインと勘違い出来るかも。
逆にワインよりもクセが無いんですけどね。
大吟醸故か突っ撥ねた所が無く上品なお酒です。

そういえば以前、株式会社相良酒造さんの朝日栄
http://blog.goo.ne.jp/narol/e/78eb50c69d2ea9be7c81e00cdbd2e9af
でもワインっぽいと書きましたが、こちらの方がよりワイン風な感じがします。

・・・まぁじっくり味わうと酸味の陰に米っぽさもありますけどね。

初日のおつまみはチープなチーカマ。
たまに食べたくなりますよね。
ワイン風だからという訳ではないですがチーズもかまぼこも合います。

さらにこれまたチープな魚肉ソーセージ。
うぬぬ、これも悪くない、というか美味しい。
酸味が控え目になり甘みが多少感じられるようになります。
懐が広いお酒だ。


さて二日目。
しまった、お酒の前にコーヒーを飲んでしまった。
そのせいか二日目は甘く感じます。
それでも一番強いのは酸味ですね。

ふむ、二日目に感じた甘さだとワインだよと誤魔化せないですね。
ただ上品さは失われていません。
個人的には二日目の方が好きですね。

あ、最後の最後でほんのり濁りがある事に気付きました。
なるほどラベルにある通りおりがらみでした。
微炭酸もあると書いてありますが、ちょっぴりあるか無いかという程度でした。


今回は単に
茨城のお酒
大吟醸

この二点だけで買ったお酒でした。
が、よくよく見れば上に書いたように純米大吟醸生酒無濾過原酒というまぁ中々どうして
結構なお酒でありました。
そりゃ上品だし旨い訳です。
そういえば値段もいつもよりちょっと高かったなと。
こんな事ならもう少し味わって丁寧に飲むべきでした。
お気に入りにいれる程ではありませんが大変美味しいお酒でした。

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残草蓬莱 純米 しぼりたて

2017-12-15 | お酒
書き貯めは早めに投稿するに限ります。
久しぶりの神奈川県のお酒です。





残・・・ざん?ざんそう?
ラベルは良く見かけたのですが手を出していませんでした。
そもそもこれはなんて読むんでしょうね。




ラベルにありました。
『ざるそうほうらい』ですか。読めんですよ。

残草蓬莱は神奈川県の大矢孝酒造株式会社さんのお酒です。
http://www.hourai.jp/

開封。
香りはほんの僅かです。
凄く遠くに吟醸香の端を感じるような。
はたまた酸味を彷彿させる酸っぱさがあるような。
そんな程度。

ではいただきます。
ふむ。
一瞬甘く感じるのですがすぐ後に強い酸味が追ってきます。
その酸味に負けないくらいの苦味がひょこっと顔を出しますね。
また、しぼりたてのせいか口に含んだ瞬間に炭酸のなごりのようなものを感じます。

口の中でお酒を転がすと酸味が鼻に抜けます。
で、残るのは強めの苦味。
前の五橋とはちがった感じですがスッパ苦いです。
他に麹っぽい香りも遠くで手を振ってるのを感じられます。


初日からおつまみ投入。
ちょっとジャンクなフランクフルト。
悪くはないのですがフランクフルトの脂っぽさ、ケチャップの酸味、マスタードの辛味
これらをぶつけてもまだ負けない苦味が残ります。

次いでサバの味噌煮+二杯目。
うん、注ぎ直してやはり感じる炭酸感。
サバ味噌は健闘しつつも惜しくも勝てず。
お酒の存在感が強いです。
これまたある意味強いお酒だな~。


さて二日目。
初日より麹の香りが強くなったように感じます。
で、相変わらず強いのが酸味です。
微炭酸感も大分減りましたがほんの少しあるようです。

苦味も強いのですが初日ほどでは無いかも。
酸っぱさは増えましたが全体的に丸くなったようにも感じられます。

二日目のつまみはお刺身。
・・・うーん、初日よりも丸くなったせいか悪くはないですね。
サバの味噌煮に勝てるくらいだったのに。
ただ逆に炭酸っぽさや甘味が目立つようになってます。
このあたりはシックリこないですね。
難しいお酒だ。

初日よりも二日目の方が飲みやすいですね。
とはいっても味に結構なクセがあるお酒でした。
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山廃仕込 純米生酒 風が吹く 中取り

2017-12-09 | お酒
今回は5月以来の風が吹くです。
山廃仕込 純米生酒 風が吹く 中取り





風が吹くは福島県の合資会社白井酒造店さんのお酒です。

開封
凄く香ります。
甘酸っぱい吟醸香が漂いますね。
前の赤いラベルの純米吟醸と似ています。

ではいただきます。
これまた口いっぱいに香りが広がります。
一番強いのは酸味ですぐ後に甘味が追いますね。

またちょっぴりの麹っぽい香りと苦味がありますね。
今回も日本酒度が+3なのに辛く感じます。


二日目。
少し酸味が増えたでしょうか。それでも元々酸味が強い
お酒なので然程気にならず。
何か
ぐびぐび
記事のネタを
ぐびぐび
見つけないと・・・あ、全部飲んでしまった。

という訳で
今回も美味しいお酒でした。
微妙に前回の方が美味しかったように感じるのは純米吟醸だったから?

このお酒は好きな銘柄なのでちょっと評価が甘いかもしれません。
個人的には安心して飲める一本ですね。
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〆張鶴 しぼりたて原酒

2017-12-03 | お酒
名前の好きな〆張鶴です。
今回は〆張鶴 しぼりたて原酒。






〆張鶴は新潟県の宮尾酒造株式会社さんのお酒です。
http://www.shimeharitsuru.co.jp/

開封
強くはないですがシッカリとした吟醸香が漂います。
フルーティーさがあって中々良い感じ。

では戴きます。
んん、濃いっっ。
丸眞正宗を彷彿させるような草っぽさ、麹の香りでしょうか?
その強めの香りが一番に飛び込んできます。
香りと共に甘さが乗ってくるので一瞬甘口に感じるのですが、サラリと消えて
後口は辛いです。

最近でいうと富山の北洋に近いですね。
ただ消えるのが早いので〆張鶴の方が飲みやすいです。

それでも大分濃いですけどね。
ラベルでロックを勧めるのも頷ける気がします。

初日はコンビニのから揚げを用意。
ふむふむ、から揚げと共に飲むと草のような特徴的で強い香りがスッと消えます。
これは丸眞正宗の時に魚系の物を食べた時と一緒ですね。
自己主張を抑えて食事を引き立てます。

ただ、このお酒濃いんです。
自己主張を抑えても溢れ出るお酒感。
美味いんですが濃さが気になりますね。
やはりロックが良いかな?


さて二日目。
二日目になってですが何処と無く炭酸っぽさもあるかもしれませんね。
あとは苦味が目立つようになりました。
それでも何より目立つのは濃さですねぇ。
寒くなければ氷を用意するんですけどね。


飲んだ後にラベルを撮影していて気付きました。



アルコール度20度じゃないですか。
そりゃ濃い訳です。
日本酒で20度は初めて飲んだかもしれません。



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