呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

玉川 純米吟醸 無濾過生原酒 Ice Breaker 2019

2019-05-26 | お酒
2018年はなんとなくすっ飛ばしてしまったIce Breakerです。
2019年は飲みますよ。
今回は玉川 純米吟醸 無濾過生原酒 Ice Breaker





Ice Breakerは京都府の木下酒造有限会社さんのお酒です。
https://www.sake-tamagawa.com/

開封。
香りは殆ど感じられませんね。

では頂きます。
最初に飛び込んでくるのは甘さですが然程強くはありません。
その後に麹のような香りと米の旨みがどどんと押し寄せます。
アルコール度数が17~18度とかなり高めなのでやはりストレートで
飲むにはちょっときつめかも。
それでも美味しい事には変わりませんのでこのまま行くのもありです。
後口は旨みに隠れたほんのりな苦味が比較的長く残るので最終的な
印象はそこそこ辛口なお酒です。

では、とIce Breakerの名の通り氷を投入。
薄まるというよりは馴染むと言った方が的確かもしれません。
じわーっと優しく飲みやすくなってくる味の変化が楽しいです。
かなり薄くなっても香りは残るお酒です。
ふんわりと香る様は日本酒の澪を彷彿とさせました。

冷水や炭酸水でサクッと割ってしまうのもありかもしれませんが
出来れば氷でゆっくり味が変わっていくのを楽しみたいお酒かもしれません。


初日のおつまみは某コンビニのベーコンペッパー煎餅
大変おいしい煎餅ですが味が濃いんです。
今回のお酒はしっかりとした香りと旨みで濃い煎餅も平気で包みます。
もしかするとカリッカリに焼いたベーコンなんかでも合うかも?

次いで夏のつまみの定番枝豆
ほんのりの塩気とマメの甘味が美味しい一品ですが、香りと旨みの強いお酒の前では
なす術も無く潰されます。
悪いという訳ではないですが枝豆の存在感は消えますね。


1年空けてしまってのIce Breakerでしたがやはり美味しいですね。
このお酒は氷を浮かべて初めて本領発揮なので絶対に氷は入れましょう。
計らずも買ってきた日が5月でありながら夏日という良いタイミングでした。
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山廃仕込 純米吟醸生酒 風が吹く うすにごり

2019-05-19 | お酒
連続で福島のお酒です。
前の国権Tefuと一緒に買ってきた一本です。





個人的お気に入りな風が吹くです。
山廃仕込 純米吟醸生酒 風が吹く うすにごり。
ぶっちゃけ前回の国権は風が吹くを買いに行ったついでに
買った一本だったり・・・。
風が吹くは福島県の合資会社白井酒造店さんのお酒です。

開封。
今回も吟醸香が漂います。
ただ軽さというよりは重厚感のある香りです。
味が濃いのかな?

色はうすにごりの名の通りほんのりと白みかかっております。
ただオリは少なめです。

では頂きます。
一番強いのは酸味で後を追うように甘味があります。
後口には強くはないですが一本筋の通った辛味が比較的
長く続きます。

開封時の香りに感じた厚さのようなものがありますね。
しつこくも濃くもないのですがしっかりとした味があります。
山廃由縁の深い味わいと中取りの安定した旨さのあるよいお酒です。

初日のおつまみは焼き鳥。
悪くはないのですが・・・焼き鳥ならビールかなぁ。
今回はタレだったのですが、タレの甘辛さを日本酒が上回ります。
日本酒度+2のお酒で食中酒を務めろという方が無理な話です。


さて二日目
香りと味が全て濃くなっている感じです。
特に酸味と後を追う辛味を強く感じます。
これはこれでまた良し。
鼻から香りを抜くとほんのりと麹っぽさもありますね。

二日目のおつまみはポテトチップス
これまた甘いお酒には合わないような・・・。
ちなみに昆布醤油味という奴です。
昆布っぽさはよく分かりませんが醤油風味とお酒の甘さが
それほど悪くないです。
昨日の焼き鳥とは微妙だったのですが、今回はそこそこ良い感じに。
純粋な醤油っぽさには合うのかもしれません。
磯辺焼きとか良さそうな雰囲気。


今回で三本目の風が吹くで毎回銘柄が異なりましたが、どれも
安定して美味しいお酒でした。
個人的な感想ではどれを選んでもハズレの無い酒造ですね。
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国権 純米大吟醸 てふ Tefu

2019-05-13 | お酒
今回は福島のお酒 国権の純米大吟醸 てふ tefu です。
絵柄から見るにてふてふ(蝶)ですね。

国権は福島県の国権酒造株式会社さんのお酒です。
http://www.kokken.co.jp/





今回のお酒、東京の日本橋にあるアンテナショップ ふくしまMIDETTEさんで購入しました。
日本酒推しの福島だけあってその量はかなり豊富。
うちで飲んだ事のある『あぶくま』『廣戸川』『大七』「風が吹く』そして今回の『国権』と
多くのお酒が並んでおりました。
更には見た事の無い銘柄や大七の生酒もありました。
アンテナショップでここまで日本酒が揃っている場所は見た事が無い気がします。
しかも全部福島産という凄さ。
久しぶりにお酒選びで迷いました。


開封
強くはないですがしっかりと吟醸香があります。
果実風とはまた違った華やかな香りです。
色はここ最近見た日本酒の中でもかなり薄いです。
酒器に注いでも本当に僅かに黄色が分かる程度。

では頂きます。
口に含むと開封時に感じた香りが口に飛び込んできますが
サラリと消えます。
味はほんのりの甘味とそれを僅かに上回る酸味。
これらも消えるのが早いので柔らかな甘味のある水?という
感想も出てきそうです。
後口に存在感を残すかのようなこれまたほんのりの苦味が
出ますが本当に余韻という程度。

とても上品で尖った所の無い優等生なお酒でした。
純米大吟醸といえば酒造の箱入り娘な訳ですが、まさにその名に
恥じない完成度でした。
ここまで整っていると甘味、酸味、香りが突出して欲しいな
等と贅沢を言いたくなりますね。


初日のおつまみは枝豆
大分陽気も良くなりこれから本番ですね。
で、今回のお酒なのですが・・・悪くない。
甘味が薄いので枝豆の旨みを増してる感はあるのですがどうにも
歩み寄りが足りない。
なんというか優等生なりに及第点まではいくのですがはっちゃけが
足りないという感じ。
おしいお酒です。


さて二日目。
全体的に味が濃くなっている感じがします。
これはこれで悪くない。
ただ甘さを感じる度合いが増えたのでまた食中酒からは遠退いています。

大変美味しいお酒で『どうだ!純米大吟醸だ』という感じでした。
が。福島のお酒なのでこの位は当然でしょう という気も出てきてしまうのは
良いんだか悪いんだか。
今のところ福島のお酒はどれも旨い説が継続中です。
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珠韻

2019-05-04 | お酒
今回は珠韻(しゅいん)
山形県の有限会社 秀鳳酒造場さんのお酒です。
https://www.shuhosyuzo.com/





開封
おお、物凄く甘く香ります。
葡萄を彷彿とさせるような吟醸香ですね。
ここまで強いのは久しぶりかも。

では頂きます。
これまた驚き。おおーと声が出ました。
とてもとても甘い。そして口の中いっぱいに香りが広がります。
酸味も比較的多いのですがそれを上回る甘味です。
風味は結構長く口の中に残り、エグミに近い苦さが後口に顔を出します。

先に飲んだ庭のうぐいすとは正反対な性格のお酒ですのでギャップに
驚きます。


初日のおつまみは某7のつくコンビニのサラダフィッシュさば。
鳥の胸肉で成功したからか魚バージョンも出ていました。
これが凄く美味しいんです。ここ最近で一番のヒットかも。
サバサンドはトルコの名物でしたでしょうか?このサバで作ると
かなり美味しくなりそうなそんな味です。

閑話休題
さて、そんなサバと今回のお酒ですが、生臭さは消すものの自己主張の
強い甘味が出てきます。サバ単体でも比較的強めの生臭さなのですが
それを上回る甘さ。
食べ物にあわせるのであれば辛口のお酒ですよね。


今回は所用がありまして初日だけの感想です。
ここ最近アッサリと退くお酒が多かった所に甘く残るお酒でした。
しかし厭味も無くそれでいてシッカリと甘さと旨さを主張する良いお酒でした。
流石に甘めのお酒なので食中酒には向きませんけどね。
二日目以降に苦味が出てきそうな雰囲気なのがちょっと気がかりです。
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