呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

朝日栄 特別純米 本生

2016-12-31 | お酒
11月末ころから12月にかけて新酒が目白押しですね。
毎週毎週入ってくる新酒の情報を見ているだけで うわーってなります。
『今月入荷分の新酒、全部買うよ』
なんて言えたら良いんですけどね。
財力も置く場所も無いので無理なんですが。
(そもそも揃えても飲みきれませんけどね。)
好きな銘柄を数種に絞って買えば良いんでしょうが・・・やはり飲んだことの無い
日本酒は興味ありますよね~。


さて今回は栃木県の株式会社相良酒造さんの
朝日栄 特別純米 本生です。
https://asahisakae.jimdo.com/





開封。
色は大分透明。薫りもほんの僅かに吟醸香があるかな?という程度。

では戴きます。
お、酸っぱい。前の黒牛ほどではありませんが強めの酸味があります。
ただ一緒に広がる薫りが柔らかなのか鼻に抜ける感じはやんわりです。
一口目を飲んだ感想はワインっぽい。

しっかりと味わうと米っぽさか麹っぽさか?という感じの薫りが残りますので
ワインとは異なるのですが、薫りと酸味が広がる様はワイン風です。


さて二日目。
口に広がる薫りが強くなった感じがします。
相変わらず酸味は強いですが口当たりは変わらず丸いですね。
初日に比べて米っぽさが増えたかな?ワイン風から日本酒へ変わってきました。
個人的には二日目の方が好きです。

つぎは吟醸酒以上を飲んでみたいですね。


今回の一本で2016年は終了。
日本全国の日本酒を制覇と頑張ってみましたがもう一歩でした。
ただあと4ヵ所、北海道、大阪、宮崎、沖縄で某所のお酒はすでに確保済みなので
比較的早く揃う・・・はず。

2016年は体を壊さずに飲み続けられました。
何事もほどほどが良いですね。
健康でなければ美味しいお酒も飲めませんし。

年末年始の飲みすぎに注意して良いお年をお迎えください。
2017年もよろしくお願いいたします。
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無風 純米生原酒

2016-12-28 | お酒
今回は無風とかいてムカデと読む無風 純米生原酒です。





製造元は岐阜県の玉泉堂酒造株式会社さん。
http://minogiku.co.jp/
お、前の醴泉と同じ酒造さんでしたか。
醴泉
http://blog.goo.ne.jp/narol/e/dff5f23b622f7c8659df7cca00b01da2

物凄い炭酸でやられた一本でした。
今回はどうでしょう?

開封。
ほんのり麹っぽさと吟醸香の混ざった薫りがします。

では戴きます。
おー。
米っぽさと麹と吟醸香のミックスな薫りが口いっぱいに広がります。
薫りが濃いですね。
よくよく味わうと熟したメロン風な薫りも。
ただ瞬間的に自己主張をするとすぐに消えます。

味的にはわずかな甘みと少々強めの酸味がありますね。
後味が残らない訳では無いですがアッサリとした感じです。

このお酒は薫りを楽しむ一本かな。
何かを食べながらというよりもお酒単体で飲みたいですね。


色々あって丸一日冷蔵庫放置の三日目。
むむむ。
かなり酸味が増えています。
あとは苦味も強くなったかな。
麹の薫りも目立ち、全体的に濃くなった感がありますね。
酸っぱさは前の黒牛並です。
薫りが異なるので味は違いますけどね。

このお酒も早めに飲むのが良いかな。
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純米吟醸 福寿

2016-12-23 | お酒

今回は神戸市東灘の株式会社 神戸酒心館さんの福寿です。





何でもノーベル賞の授賞式で振舞われているとか。
http://www.shushinkan.co.jp/nobel/

へー。ほー。
日本酒の輸出も結構聞きますね。
広まって欲しいなーと思う反面、品質管理もキチンとして欲しいところです。
日本酒は結構繊細ですからね。
劣化した日本酒は飲んで欲しく無いです。

開封。
お、久しぶりに華やかな吟醸香が漂います。
やはり軽やかに薫る吟醸香は良いものです。

では戴きます。
お、口に含むと心地よい薫りが口に広がります。
その後は
適度に感じるほんのりな甘みと
甘みより少し強い酸味と
その二つに隠れるようなやんわりとした苦味
が広がります。

変に突飛したり突っ張った部分が無いので万人受けしそうな感じです。
日本酒は苦手という方でもこれは美味しいね と言わせられるような一本です。
海外に輸出されているというのも頷ける気がします。

傾向としては大分前に飲んだ同じ東灘の琥泉が近いのかも。

無難にまとめてきたように見せかけて、結構なハイレベルで揃えてきたという感じでしょうか。
日本酒の魅力に引き込むにはもってこいの一本かもしれません。
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無濾過特別純米生原酒 金戎

2016-12-18 | お酒
11月に飲んだ香川県の金戎がなかなかどうして美味しかったんですね。
そんな訳で今度は黒いラベルの無濾過特別純米生原酒 金戎。
金戎再びです。
http://www.nishino-kinryo.co.jp/





ふむ、開封しただけでは殆ど薫りはわかりませんね。
ちょっと拙かったのは購入してから暫く他のお酒を飲んでいたので
ずーっと冷蔵庫の中でした。冷やしすぎだ。

では戴きます。
前の金戎と方向性は一緒ですね。
ほんのり麹の風味があり、結構甘めです。
ただシツコクないのでさらりと消える感じ。

今回気付いたのですが、口のなかで転がすとメロン風の香りがしますね。
悪く言うときゅうりにも近い感じが・・・。
個人的には全然ありですけどね。

辛口で食べ物を引き立ててくれるお酒も美味しいですが、甘く薫って
お酒単体で成り立つ今回のようなお酒の方が個人的に好きですね。


で、二日目。
今まで飲んできたお酒にもあったように開封後は酸味が出てきています。
また、ほんの少しですが苦味も感じられるようになっていますね。
味わいの変化といって良いレベルなのであまり気にしませんけどね。

今回も好みの美味しさでした。
手軽に買えると良いんですけどね。
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純米しぼりたて 黒牛

2016-12-12 | お酒
今回はアンテナショップ巡りは中断。
和歌山県の株式会社名手酒造店さんの純米しぼりたて 黒牛です。
http://www.kuroushi.com/





読み方は『くろうし』ですよ。

開封。
薫りは遠くに麹っぽさがあるかな?という程度で
かなり薄いです。
ただその中で鼻に抜けるような感じがあるのは何でしょうね?

では戴きます。
おおお。
上に書いた鼻に抜ける感じの正体がわかりました。酸味が強いです。
口と鼻にバーンと広がる強い酸味があります。これは酸っぱい。
大した数は飲んでいませんが1,2を争うレベルの酸味です。

日本酒度が+3.5なので結構な辛口です。
実は今回ラベル買いだったんですね。
てっきり甘口だと思って口に含んだのでかなりビックリしました。

じっくり味わってみると後味に苦味がほんのりあります。
それほど気にならないレベルです。
その他には米の旨み感?語彙力の無い表現で言うとコーンポタージュの後味。
・・・我ながら恥ずかしいレベルの味覚表現。
酸味に隠れてアミノ酸度も結構あるようです。

酸味以外に目立ったクセはないですね。
甘みが薄いので食事と一緒に飲むと良いかもしれません。

という訳で初日からマグロの漬け。
なるほど予想通り良い感じです。
ただ、酸味の強さは消えませんね。
もっと味の濃いサバ味噌とか魚の煮付けとかならば良い感じになるかも。


さて二日目。
相変わらず酸味は強いです。
心なしか米の旨みが引き立って来た感じもあります。
あとはほんの少し苦味が出てきました。

少しクセがありますがこれはこれで美味しいお酒でした。
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薩州正宗 純米吟醸

2016-12-07 | お酒
2016年の段階で鹿児島で唯一日本酒を造っている濱田酒造さんの薩州正宗 純米吟醸です。
http://www.hamadasyuzou.co.jp/kinzan/





鹿児島まで飛ばないと買えないかと思っておりましたが、東京のアンテナショップで買えました。
便利な世の中になりましたね。


では戴きます。
開封時に感じた麹の薫りがまず口に広がります。
麹の風味ですがちょっと変わっています。
傾向で言えば前の丸眞正宗に方向性は似ていますが、味は全然違います。

麹の薫りの後にインパクトのある酸味が突き抜けて、最後にじわりと甘みが広がります。
ラベルにある通りやや甘口のお酒です。

気になったのはちょっと薄いかな?という部分。
味が無い訳ではなく、酸味も甘みもあるのですが重厚さが無い。
今までも水のようにガブガブいけそうなお酒はありましたが、それらとは
また違った感じで希薄な感じがするんですよね。
うーむ表現が難しい。


二日目。
初日の甘みは少し引いて酸味が強めに感じます。
麹の香りは初日に引き続き強いですね。

本日はネギトロと合わせて飲んでみましたが、魚の生臭さを抑え付けた上で
まだ自己主張する麹の薫り。
ちょっとクセのあるお酒でした。


正直、本場である焼酎と比較して肩を並べられるとは言い難いお酒でした。
ただ、このまま消えてしまうのはあまりにも勿体無いです。
今後も日本酒作りを続けて欲しいものですね。
鹿児島は焼酎だけじゃなく日本酒も美味いよといわれるようになると良いですね。
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丸眞正宗 吟醸しぼりたて

2016-12-01 | お酒
すっかり新酒の時期ですね。
今回は1年ぶりの小山酒造さんの丸眞正宗 吟醸しぼりたて です。
http://www.koyamashuzo.co.jp/index.php





開封~
ほのかに麹の薫りがします。

では戴きます。
ここのお酒は木のような変わった香りがします。
ついで強めの酸味が口に広がります。
後味はほんのり苦め。
甘みはかなり薄いので辛口です。
独特な香りはいつもの丸眞正宗ですが、こんなに酸味が強かったかな?

今回は初日からおつまみ投入。
去年はサバの水煮でしたが今年はサバの味噌煮。
前回も書きましたが魚介類と合うんですね。
単体だと少々我が強いかな?と思えるお酒がサバと会うとサッと引き立て役に
まわる大人しさ。

このお酒は冬季限定なんですね。
ここ数年販売と同時に買っております。
このお酒を飲むと冬だな~と実感しますね。

今回のお酒は小山酒造に併設している小山酒店さんで購入。
店主のお父さんはお元気そうでした。
また2017年に伺いますね。


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