美丈夫

高知にある有限会社　濱川商店さんの美丈夫です。
http://www.bijofu.jp/index.html

吟醸　麗　中取りという品のようです。



色は白色の酒器に注いで僅かに黄色味が解る程度。
薫りは僅かにあるようですが薄いです。

では戴きます。
口に含むとまずは青リンゴを感じさせるようなふんわりとした薫り。
にも係わらず甘みはかなり薄いです。
強いのは酸味で鼻に抜ける感じがあります。
ただ即座に消えるのでキツさは無いです。
すっきりとした後口のさわやかな日本酒ですね。

ラベルを見たら詳細が出ていました。
日本酒度＋５、そこそこ辛口です。
ここ最近甘めの日本酒が多かったので久しぶりの辛口も良いですね。

で、二日目。
味の変化は殆どありませんが、封を開けた時の薫りが強くなったかも。

今回も美味しいお酒でした。

寒紅梅 純米吟醸

今回は三重の寒紅梅酒造さんの『寒紅梅　純米吟醸』です。



注いだ色はほんのり黄色がかった透明。
薫りは・・・わずかにありますが強くないですね。

では戴きます。
お、すっぱ甘い。
ほんの少し酸味が勝っていますが後から甘みが追ってくる感じ。
口に含むと広がる芳香も良いですね。

鼻から抜くと・・・ちょっと変わった残り香があります。
例えが変なんですが市販の粘土っぽい。
嫌な香りではなく特徴的だな～というところ。

酸味だけが少し抜け出した感はありますがバランスが取れた
大変美味しいお酒でした。

廣戸川再会

今週はどこの日本酒を飲もうかな～と探していたら見つけてしまいましたよ。

レアな日本酒では無い・・・と思うのですが



福島県にある松崎酒造店さんの廣戸川ですよ。

前に福島のお酒をまとめて記事にしました。
http://blog.goo.ne.jp/narol/e/c10d48e9d86e9392712da56a75b51dd7

その時に飲んだ一本が廣戸川の大吟醸で大変薫りが良く美味しかったんです。
その後飲みたいなーとは思っていたのですが中々見つけられず。
今回偶然見つけられたのは嬉しいですね。

ただ今回のお酒は純米酒で前の大吟醸と比べると精米歩合が低いんですよ。
その差が（というか製造年も違いますが）どう出るか気になる所です。

そうそう、今回のお酒もにごり酒でついでに生酒です。
年明けの1、2月はこういう感じのお酒が多いんですかね？
例の如くまだ醗酵しておりますので微妙に炭酸ありです。

では戴きます。

あー、何となく前の大吟醸を思い起こせる感じです。
口いっぱいに広がる甘酸っぱさはたまりません。
位置付け的には甘めな日本酒です。
口に含んでから鼻に抜くと芳香が広がります。

前の大吟醸と比べると米の感じが残っているかな。
ただこれはこれでありです。

傾向的には自分の好きな冨士酒造さんのお酒に似てますね。
甘く薫るという感じ。
これもまた甘めなので食事に合わせながらというのは難しいですが
お酒単体で十分美味しいです。

今回買えて良かったわ～。

若駒 美山錦70

投稿したつもりでいたら下書きだけだった。

そんな訳で今回は栃木の若駒酒造さんの若駒　美山錦70　無加圧採りです。



にごり酒で注いだ写真はありませんが濁った上でほんのり黄色です。

では戴きます。
んー？薫りは薄いですね。
あえて例えるならキャラメルっぽい？
口に含むと・・・甘いですね～。

傾向的には前の篠峯に近いです。
ただこちらは酸味が薄くて向こうより甘みがある感じ。
米のお酒を飲んでるよ！と実感します。
個人的に原料米が美山錦のお酒は好きかもしれません。

流石に今回のお酒は食べ物とは合いませんね。
ただこういうパンチの効いたお酒は嫌いではありません。

二日目。
二日目で気付いたのですが、まだ醗酵していました。
軽くプシュという炭酸音がします。
僅かな炭酸を舌に感じられますが、殆ど無しといって良いレベル。
二日目でもそれほど酸味が増える感じはありません。

甘くて口当たりが良いせいか減るのが早いです。
日本酒では最速で減る部類かもしれません。
アルコール度数が17度あるので飲みすぎると大変な事になるんですけどね。