呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

AKABU 純米酒

2022-08-28 | お酒
さて今週もまだまだ甘いお酒が飲みたい!
という事で買ってきました。

AKABU 純米酒です。





随分飲んでいないと思ったら4年弱ぶりです。
AKABUは岩手県の赤武酒造株式会社さんのお酒です。
https://www.akabu1.com/


開封
予想通り芳しい吟醸香があります。
色はガラスの酒器に注いでなんとか分かる程度の
黄色です。

では頂きます。
ふむ、予想通り甘いです。
先週飲んだ風が吹くよりも甘味が強いですね。
ただ後追いの苦みも結構しっかりとした感が
あるのでキツイ甘さでは無いです。

初日のおつまみは久しぶり?な乾物イカそうめん。
ある程度わかってはいましたが甘いお酒には
合いませんね。


さて二日目
良くあるパターンの甘さダウン、酸味アップ、苦み
アップな味の傾向になっています。
そこまで嫌味な苦みでは無いのでこういうのもありかな
という感じ。

二日目のおつまみは某コンビニのナゲット。
うちで恒例のからあげ〇んの対抗品なんですかね?
流石にか〇あげくんの方が美味しく感じますが
そこそこ食べられる味です。
今回のお酒と合わせると風味がそこまで強くないからか
はたまたお酒の甘さが控えめになったからか案外
悪くないです。
昨日のイカはイカの匂いが強いのがダメだったのかな。


久しぶりの赤武でしたがやはり美味しいお酒です。
酒屋で見かける頻度も高いので人気もあるのだと
思います。

うちはどうしても目新しい酒造さんを優先、その次は
見つけたら買っておかないと次はいつになるか的な
お酒を抑えておきたいとなるので、美味しいけれど
入手性の良いお酒は後回しになりがち。
今回の赤武もそんなお酒ですね。

上で苦みがあると書いておりますが傾向的には結構な
甘口のお酒です。甘口が苦手な方にはちょっと厳しいかも。
逆に甘口が好きだけど飲んだことが無いという方には
お勧めです。
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純米吟醸生酒 風が吹く 福乃香

2022-08-21 | お酒
辛口のお酒も悪くないですが流石に続くと
甘く香るお酒も飲みたくなるものです。

という訳で今回の一本は風が吹く
個人的お気に入りな酒造さんですが初めての
黄文字ラベル版
純米吟醸生酒 風が吹く 福乃香です。





風が吹くは福島県の合資会社 白井酒造店さんのお酒です。


開封
おー、完熟パイナップルのような甘い香りが
漂います。今までの風が吹くシリーズから想像
すると甘めのお酒のはず。
色はガラスの酒器に注いで結構しっかり目の
黄色です。


では頂きます。
うん、甘い。
甘酸っぱく香るいつもの風が吹くの系統の味がします。
ただうちで飲んだ中でも特に甘口の七星のように
脳がしびれる位の甘さという程ではなく、程々に
甘く丁度よい加減です。
ただそうはいってもここ数回で飲んだ辛口のお酒と
比べると大分甘いので甘口のお酒が苦手な方には
ちょっと厳しいかもしれません。

後口に比較的存在感のある苦みがありますが、長居を
せずサラリと消えるのでこれはこれでありです。

お酒自体に極僅かに粘度を感じます。ただ前回の
七田の方が口腔内に残る感じは強めでした。
そういえば2021年の12月の赤文字版の風が吹くを
飲んだ際にも同じような事を書いています。
今回も若干粘度はあるもののキレは良いです。


初日のおつまみはサワラの西京焼き
甘い西京味噌に甘いお酒が合わない訳が無く。
美味しいですねぇ。
白米も一緒に食べたくなるレベルです。
西京焼きといえば銀ダラもありますが銀ダラはちょっと
脂が多くてねぇ。
マグロは大トロ、中トロより赤身が好きなタイプなので
西京焼きはサワラくらいが丁度良いです。



さて二日目
甘さが若干控えめになった感じがします。
そこそこの酸味と苦みが目立ちほんのり辛口風に。
これはこれで良い感じです。

二日目のおつまみはうちの定番からあ〇くん。
今回は旨辛ラー油味。
食べ物の辛いものもあまり得意ではありませんが、今回の
品はほんのりラー油の香りが広がる程度でピリ辛レベル。
で、お酒と合わせると辛さが幅を利かせるでもなく、
お酒の甘さに潰されるでもなく、良い塩梅。
個人的にはレッドがこの位辛くても良いかな。



という訳でそろそろ甘いお酒が飲みたいと思った所に
来た風が吹く黄文字版でした。同酒造のお酒は7本目ですが
期待通りの美味しさがあるのは嬉しいものです。
2022年中にもう一本くらい飲みたいかな。
それにしてもカラーバリエーションは何色あるんでしょうね?
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七田 純米 Assemblage AOY75

2022-08-17 | お酒
九州産の日本酒で飲んでいる数の多い七田です。
今回の一本は 七田 純米 Assemblage AOY75





七田は佐賀県の天山酒造株式会社さんのお酒です。
https://tenzan.co.jp/shichida-brand/


開封
しっかり醸した感のあるアルコール風の
香りがあります。どことなく濃い味も彷彿
させます。
七田といえば華やかに甘く香るというよりは
少し独特な味と香りを持つお酒のイメージが
あるので特に驚いた感じはありません。

色はガラスの酒器に注いで結構しっかりと
分かる黄色っぽさです。


では頂きます。
あ、あまーい。
開封時の香りとは裏腹に結構強めの甘さが
飛び込みます。酸味もそこそこあり甘酸っぱさの
あるお酒ですが酸味よりも後追いの苦みが
強めなので甘苦い味を形成します。

ただこの甘く苦い風味も若干強めのカラメル程度。
ガッツリ大人向けのプリンに使われるような
キツイ苦みという程ではありません。

お酒には少し粘度があるようで舌に残る感じが
あります。それでも甘さは結構早めに消えます。
上に書いたように強めの苦みは比較的長く残りますね。

初日のおつまみは焼きししゃも と名前はししゃも
ですが正体はカラフトシシャモです。
そういえば本シシャモは食べた事が無いかも。
ま、実質シシャモといえばカラフトシシャモなんですかね。

今回のお酒と合わせると飲んだ瞬間は甘味が強いので
もう少し控えめの方が良いかなと感じますが、食べ
進めるとこれはこれでありかもという感じに。
華やかに香るお酒とはまたちょっと傾向の異なるお酒
なので思いの外悪くないです。


さて二日目
風味の傾向は変わらず。ただ初日の苦みと比べて強さが
上がっております。大分苦辛いかなという感じ。

二日目のおつまみは案外登場回数の多いサバの塩焼き。
うーむ、初日のシシャモと同様に甘味が瞬間的に増しますが、
その後に追う苦みが結構気になるレベル。
ガッツリ辛口好きには良いかもしれませんが、個人的には
初日くらいが良いですね。



深緑や土色に近い赤などの派手さは無いものの一度見ると
案外覚えているラベルの七田ですが、今回のラベルは
定番の物と大分差のあるポップでライトなものでした。
とはいえ味はいつもの七田、軽く華やかというよりは
重厚でしっかりと味わうタイプのお酒です。

今回で6本目の七田となりますが、やはりこの酒造さんの
お酒はあまり米を削り過ぎない方が味の複雑さが出て
好きですね。
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夏真っ盛り ビールだったりビールっぽい奴だったり

2022-08-16 | 番外編
今回は盆を挟んだので日本酒は2、3日後に。

とりあえず埋め合わせにビールとかそうで無いのとか。
といっても二本だけ。

のどごし生
https://www.kirin.co.jp/alcohol/beer/nodogoshi/






発泡酒が登場してすぐに出てきた品だった気がします。
当時はやはりビールには及ばないよね と半ば諦め気味で
安いから買うといった感じでした。

それが今では発泡酒も大分進化しています。
同メーカーの本麒麟
https://www.kirin.co.jp/alcohol/beer/honkirin/

サントリーの金麦
https://www.suntory.co.jp/beer/kinmugi/

アサヒビールのザ・リッチ
https://www.asahibeer.co.jp/rich/

どれも普通に美味しいです。
もちろん純粋なビールと直接対決すると弱い部分がありますが、
単体で飲む分にはこれで十分というレベルまできています。

で。
今回ののどごし生も『新』とついているのでもしかすると
格段にレベルアップしているのかも!?と期待して飲んでみます。

…あー、うん。変わらないね?
ああ、のどごし生って麦を使ってないんですね。
また、妙に甘く感じるのは大豆たんぱくのせいかもしれません。

そっかー麦無しの発泡酒に麦感を求めちゃダメですね。
ちなみに久しぶりに飲んで何かに近いかもと思ったのは
ホッピーです。ホッピーの焼酎を薄くしてビールに近づけると
のどごし生になるかも。
まー変わり種が飲みたい方はどうぞ。



次いでガチ勢です。

プレミアムモルツ マスターズドリーム
https://www.suntory.co.jp/beer/thepremiummalts/mastersdream/






本物のビールです。
高いです。
500mlで400円近くしました。
ノーマルのプレモルやエビスどころでは無いご褒美ですね。
うっかり何も無いのに買ってしまいましたが。
では頂きます。

なるほど。
濃いというより太い。
濃いという表現のビールだとクラフト系が入ってきますが、
クラフトビールには無い澄んだ感じで味が太く強いです。
これと発泡酒を比べると発泡酒が霞む霞む。
普通のビールも弱く感じるレベルです。

味はそこまで苦み走る感はないのでエビスは苦すぎるという
人でもいけるかもしれません。

ただ夏場でスーパードライを代表とする軽くキレの良い
ビールが好まれる今はちょっと苦戦するかも?
喉ごしでは無く、ビールを味わいたいという人向けですね。

あとは個人的意見としては400円弱はちょっと高いですね。
昨今の原材料の高騰とキッチリ作り上げてきている部分を
鑑みると仕方が無いのかもしれませんが350円くらいなら
出せるかなといったところです。

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純米吟醸 廣喜 磨き五割五分

2022-08-07 | お酒
今回の一本はヒロキだけど飛露喜では無い廣喜です。





廣喜は岩手県の廣田酒造店さんのお酒です。
https://hirotashuzoten.net/


開封
香りは…どこだ?殆どありません。
とても遠くにアルコールっぽさがあるようにも
感じますがとても薄いです。
色はガラスの酒器に注いでそこそこ分かる程度の
黄色です。

では頂きます。
ほう、まるで水のよう。
僅かながら強く感じるのは酸味です。ただこれも
弱いのでやはり水のよう。
後味に弱い苦みが追うのでなんとかお酒と分かる感じ。
甘味はほとんどありません。

飲み干すと酸味由来のものか不明ですが鼻を突く
感じの刺激があります。ただこれもツンツンする程
では無く擽る程度。

初日のおつまみはサバの塩焼き。
元々お酒の主張が弱いのでサバが引き立ちます。
お酒単体では今一つな感じでもつまみがあると
頑張れるようです。

次いで濃厚BBQ味なスナック。
主張が弱いお酒なのでどのつまみにも合うのでは?
と食べ合わせてみましたが…うーむ。
単体ではギリギリ濃厚!という感じが味わえる
スナックですが、今回のお酒と合わせるとクセの
ある香りが強調されてあまり良くないです。
味付けでは無く原料のコーンの匂いが強くなって
いるようです。
何にでも合うかと思いましたがそういう訳でも
無いのかな?
今回買ったBBQスナックが良くないという事も
ありますね。


さて二日目
苦みは然程変わった感じはありませんが酸味が抜ける
ようになりました。初日よりも辛口感が強いです。
初日に飲み過ぎたのでおつまみは無しです。


流石にそろそろ甘く香るお酒が飲みたいなと思って
おりましたが思いの外辛口でした。
今回のお酒は完全に名称ネタ買いでしたのでラベルを
見ていませんでしたよ。
飛露喜ネタが使いたかっただけ…。

で、こちらの廣喜はある意味とても辛いお酒でした。

ラベルを見ると+3だそうで。初日の風味だと妥当な所
でしょうか。二日目は+3よりも辛く感じましたね。
上にも書きましたがお酒単体よりも食べながら飲む
のに良いと思います。
お酒はあくまでもつまみの引き立て役だよね という
方向きかもしれません。

※まとめていて漸く気付きましたが、前に飲んだ
 紫宙と同じ酒造さんのお酒だったんですね。
 言われてみると傾向は似ていましたが分からないものですね。
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蛇足的な吉乃川 冷や生

2022-08-01 | お酒
昨日のかたの桜があまりにも消化不良というか
個人的にはキッチリ書き上げてさあアップしようか
という時にミス?に気付いたのでガッカリ感が半端
無いです。

そんな訳で埋め合わせ。
書く予定はありませんでしたが昨日かたの桜の補足分
として飲んだ一本を上げておきます。

吉乃川 冷や生 です。





吉乃川自体は四年前に一度大吟醸を飲んでますね。
https://blog.goo.ne.jp/narol/e/206dcebd031e541f276d582541419642

吉乃川は新潟県の吉乃川株式会社さんのお酒です。
https://yosinogawa.co.jp/

今回は本当に飲み足りないだろうから適当にと選んだ一本です。
購入したのも某家電量販店のお酒コーナー。


では頂きます。
ふむ、かたの桜の後に飲むと結構甘く感じます。こう
比較してみるとかたの桜は辛口と捉えてもそれほど
大外しでも無いのかもしれません。
風味は良くある『日本酒』的な味。普通の料理屋に置いてある
『冷酒』『生酒』などと書かれている品ですね。

それと気づいたのがとても軽い。
甘さはかたの桜よりもあるものの残る感じが少ないです。
良くいうとアッサリ、悪くいうと薄い。
比べてみるといつも飲んでいるような原酒等はかなり
濃いめなんでしょうかね。

とまぁ悪評っぽいものが並びましたがこれが食べ物と
一緒に飲むと案外というかかなり悪くないです。

上に書いた『日本酒』的な味があるので風味は残りますし、
薄いと感じた味が食べ物の味を邪魔しないのでとても
良い塩梅。
食べ物屋に置くにはピッタリかもしれません。

これが生原酒などを出されると飲み屋に早変わりですし、
下手をすると食べ物よりもお酒が栄えるという事態に
陥りかねません。
適材適所といったところでしょうかね。
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