呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

七田 純米 Assemblage AOY75

2022-08-17 | お酒
九州産の日本酒で飲んでいる数の多い七田です。
今回の一本は 七田 純米 Assemblage AOY75





七田は佐賀県の天山酒造株式会社さんのお酒です。
https://tenzan.co.jp/shichida-brand/


開封
しっかり醸した感のあるアルコール風の
香りがあります。どことなく濃い味も彷彿
させます。
七田といえば華やかに甘く香るというよりは
少し独特な味と香りを持つお酒のイメージが
あるので特に驚いた感じはありません。

色はガラスの酒器に注いで結構しっかりと
分かる黄色っぽさです。


では頂きます。
あ、あまーい。
開封時の香りとは裏腹に結構強めの甘さが
飛び込みます。酸味もそこそこあり甘酸っぱさの
あるお酒ですが酸味よりも後追いの苦みが
強めなので甘苦い味を形成します。

ただこの甘く苦い風味も若干強めのカラメル程度。
ガッツリ大人向けのプリンに使われるような
キツイ苦みという程ではありません。

お酒には少し粘度があるようで舌に残る感じが
あります。それでも甘さは結構早めに消えます。
上に書いたように強めの苦みは比較的長く残りますね。

初日のおつまみは焼きししゃも と名前はししゃも
ですが正体はカラフトシシャモです。
そういえば本シシャモは食べた事が無いかも。
ま、実質シシャモといえばカラフトシシャモなんですかね。

今回のお酒と合わせると飲んだ瞬間は甘味が強いので
もう少し控えめの方が良いかなと感じますが、食べ
進めるとこれはこれでありかもという感じに。
華やかに香るお酒とはまたちょっと傾向の異なるお酒
なので思いの外悪くないです。


さて二日目
風味の傾向は変わらず。ただ初日の苦みと比べて強さが
上がっております。大分苦辛いかなという感じ。

二日目のおつまみは案外登場回数の多いサバの塩焼き。
うーむ、初日のシシャモと同様に甘味が瞬間的に増しますが、
その後に追う苦みが結構気になるレベル。
ガッツリ辛口好きには良いかもしれませんが、個人的には
初日くらいが良いですね。



深緑や土色に近い赤などの派手さは無いものの一度見ると
案外覚えているラベルの七田ですが、今回のラベルは
定番の物と大分差のあるポップでライトなものでした。
とはいえ味はいつもの七田、軽く華やかというよりは
重厚でしっかりと味わうタイプのお酒です。

今回で6本目の七田となりますが、やはりこの酒造さんの
お酒はあまり米を削り過ぎない方が味の複雑さが出て
好きですね。

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