呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

くらわんか2024年版 と 山廃片野桜2024年4月版

2024-06-09 | お酒
今週はうちでは定番の片野桜の山野酒造のお酒。
同じ銘柄で製造も一緒かも とメモもまともに
取らずに飲み始めたのですが山廃片野桜は二か月
違い。くらわんかに至っては一年ぶりという事で
前と一緒です で片づけられる様ではありません
でした。
という事で二種まとめてですがざっくりです。

『くらわんか』 『片野桜』
は大阪府の山野酒造株式会社さんのお酒です。
https://www.katanosakura.com/


〇くらわんか 純米酒 うすにごり(生)
ほぼ1年前に飲んだお酒でしたか。
つい最近のような気でいました。





今回飲んだくらわんかも前回同様
やや酸味強めの甘酸っぱさ。
滓があるので後味にしっかりと苦みが残ります。

とはいえ山廃の片野桜を飲んできた身としては
とても軽い甘酸っぱさのお酒も作れるのか
という感想の出るお酒でした。
心なしか前に飲んだくらわんかより甘い気がします。

食事に合わせるとやや甘酸っぱさが目立ちますが
そこまで悪くないので、山野酒造のお酒を飲み始める
のであればくらわんかをスタートにするのが良いかも
しれません。



〇片野桜 山廃純米 雄町 生原酒 202404版
ふむふむ。
2024年版の片野桜は2月版を一旦飲みましたが
今回は4月版です。





心なしか甘さが強めになった感じがします。
その分若干アミノ酸感が薄れ苦み増しといったところ。
ワイルド感のある香りも薄めな気がしますね。
この辺は上のくらわんかと同じく若干甘めに
なっている気がします。
2月と4月で仕込み時期が異なっているのかどうかは
不明ですが。

まだ濃さはあり、山廃感も纏っているのですが
大分飲みやすい山廃になって来た感じがあります。
個人的には結構ガツンとくる濃い香りに強い旨味の
効いた片野桜の方が好みかも。

日本酒は米、水、気温によって左右されるのは勿論
杜氏の方針によっても味が変化します。
さらに大きいのは麹菌の働き。彼らの働き如何でも
味が変わってきますから難しいところですね。

そういえば個人的に好きな山廃片野桜は寒い時期に
製造されたものが多く感じます。
今ではしっかり温度、湿度の管理を行っているのでしょうが
やはり四季による天候の変化は巨大ですからね。

これはこれで美味しいのですが寒い時期の山廃片野桜も
飲みたいですね。


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