呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

浦霞 純米吟醸生酒 春酣

2021-03-14 | お酒
そういえば飲んでいなかった一本が浦霞です。

ある程度日本酒が揃っている酒屋なら見かけた気がしますし、
銘柄を表示して提供している一般的な飲み屋には案外浦霞が
置いてあったりしますね。実際外食で飲んだ記憶もあります。
ただ今回の生酒のようにちょっと上のランクのお酒もあるんですね。
個人的に酔鯨と似たような感じだなと思ったり。

という訳で今回の一本は浦霞 純米吟醸生酒 春酣(はるたけなわ)





浦霞は宮城県の株式会社佐浦さんのお酒です。
https://www.urakasumi.com/

開封
フルーティーな吟醸香があります。
その香りですが鼻を突く感じもありますね。
酸味が強いのかもしれません。
色はうっすらと分かる程度の黄色です。

では頂きます。
甘酸っぱいというよりは酸っぱ甘い傾向です。
口に含んだ香りを鼻から抜くとツンとした刺激を感じます。
しっかり醸したアルコールというよりは酸味の刺激です。
良い香りなのですが鼻がむずむずする感があります。

強い酸味の陰には弱い苦みがあります。
弱いながらも結構後をひく感じが残ります。


初日のおつまみはカレーせんべい。
お酒の味の傾向が分からなかったとはいえあまり良くない
選択な気がします。
食べ物屋で何にしようか悩んでいる時に先客のカレーの香りを
嗅ぐと思わずカレーにしたくなる位カレーは強いですからね。
カレー味にして大体失敗は無いですし。
そんな強いカレー味のせんべいですが思いのほか悪くない。
せんべい単体では漠然としたカレー味ですがお酒が加わる事で
スパイスの香りが引き立ちます。
本格的なスパイスを調合したカレーにも案外日本酒は合うかも
しれません。


さて二日目
酸味が強くなり大分甘味が控えめに。
また後を引く苦みも前に出てきた感があります。

二日目のおつまみはぬか漬け。
ちょっと苦みの主張が邪魔な感じもありますが全体的には
悪くないです。発酵食品との相性は良いですね。
発酵食品といえば糸を引く豆のあいつが居ますが日本酒との
相性はどうなんでしょうね?試したいようなそうでないような。



外飲みではたまに飲む機会のあった浦霞でした。
メジャーな銘柄だけあって味に安定度がありますね。
二日目は少々苦みが目立つようになってしまったので開けたら
すぐに飲み干してしまうのが良いようです。
とはいえ十分に美味しいお酒でした。

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