呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

酒一筋 純米吟醸 かたつむり

2020-12-13 | お酒
今回の一本は酒一筋 純米吟醸 かたつむり
探すのが難しいと思っていた岡山県のお酒です。





酒一筋は岡山県の利守酒造株式会社さんのお酒です。
https://www.sakehitosuji.co.jp/


開封
強くは無いですが香り良い吟醸香があります。
色は僅かに黄色です。

では頂きます。
全体的にとても控えめ。
一番目立つのは強くない酸味、それより更に僅かな
甘味と強くないが印象が残る苦みがあります。
じわーっと後口に米の旨味も残ります。
僅かに舌に残る感じがあるのでサラリというよりは
粘度がありますね。
お酒を口に含むと軽い香りが鼻に抜けますね。
これがなかなか良い感じです。

しっかりお酒ですし水のようでも無いですが地味というか
派手さの無いお酒です。
ひたすらトスを上げるセッターとかバント職人とか
そんなイメージが出ますね。


初日のおつまみは久しぶりの貝ひも
今まで飲んだ日本酒の中には控えめに見えておつまみと
合わせると踏み台にしてのし上がる銘柄もありました。
今回のお酒は…脇役に徹しますね。
当然のようにお酒の有り無しでいうと有りが断然良いのですが
お酒のアピールは弱いです。


さて二日目
少し酸味が強くなったように感じます。
全体的な地味さは然程変わりはありません。

二日目のおつまみは甘辛い味の牛ホルモン。
しっかり下処理しつつ濃い味付けでもよくよく味わうと獣臭さが
ありますね。その匂いを日本酒がしっかりと消してくれます。
で、地味だったお酒の酸味が主張してきました。
案外濃い肉料理に合うのかもしれません。


美味しいお酒ではありますがとてもとても地味です。
地味といっても味が無い訳ではないのがもどかしい。
ちょっと言い方は悪いですが外食には向かないかもしれません。
良いお酒なのですが『これ』を選んだ存在感が無いというか…。
多分多くの料理には合うと思うんですけどね。

というのが初日の感想。
で、二日目のホルモンで化けました。
ただホルモンを出すような店で提供するにはちょっと高価
なんですよね。脂が強いという意味では霜降り肉でもいけるかも?
高級ステーキ店で赤ワインと並べてメニューに書かれるのも
良いかもしれません。

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