呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

甲子 純米大吟醸生原酒 直汲み

2020-12-20 | お酒
あっという間に12月。2020年もおしまいですね。
今年は公私共に最悪の年でした。
どれもこれも原因はコロナですけどね。
無病息災でお酒を飲み続けられただけでも良しとしましょう。

年の最後くらいはパーっといこうという事で12月の残り2回の
更新(予定)は全部大吟醸でいきますよ。


12月第一回目の大吟醸は甲子 純米大吟醸生原酒 直汲み




個人的お気に入りの千葉県の株式会社飯沼本家さんのお酒です。
https://www.iinumahonke.co.jp/

知らない銘柄で冒険するのもありですが、年末の大吟醸はお気に入り
且つ美味しさがほぼ確定しているものに行きたいなと。


開封
とても芳しい吟醸香が漂います。
こう来るだろうと分かっていても嬉しくなる香りです。
色はガラスの酒器に注ぐと分からなくなる程度の黄色です。

では頂きます。
甘酸っっっぱい。とてもとても甘くシロップのようです。
酸味も弱くはないですが甘さが際立ちます。
とても甘いのですがベタベタした感じが無いので堪能した後に
もう一杯と手が出ます。
後口にカラメルよりも弱い程度の苦みがアクセントとして残りますね。

初日のおつまみは焼き鳥
うん、甘いお酒には合わない!
悪いとは言いませんが合わせるのであれば単体で飲みたいかなと
思ってしまいますね。

次いでのおつまみは冬の定番おでん
なぜおでんにした…。
食べてみると思ったよりも全然良いです。
ただ場違い感はありますね。
田舎の温泉施設に来た超有名歌手といったところ。
歌手(お酒)だけはしっかり仕事をするものの周りがとにかく
挙動不審になる そんな感じ。


さて二日目
ほぼ初日と変わらず大変甘いながらもしつこくない良い味です。
ほんの少し後を引く苦みの主張が強くなったようにも感じられますが
元々少な目な苦みなので気になるレベルではありません。

二日目のおつまみは海鮮丼
の前に定番のガリ。
ガリと甘いお酒は合いますね。極上のジンジャーエール(炭酸ぬき)に
なります。ちょい辛口なところも良いですね。
甘いお酒に寿司だ となった時はガリと合わせましょう。

本体の海鮮丼の方ですが…うーん。
日本酒が海鮮の生臭さを消せるのは毎度の事ですが、その後に甘い香りが
広がるのが違和感ですね。
ガリだけなら良いですが甘いお酒に海鮮は厳しいかもしれません。


今回の一本は予定調和とでも言いましょうか、すべて予定通りの
安定路線でした。今年の厄払いと来年の幸福祈願という事で。
ただ一言美味しかった。

さて、来週はどこの大吟醸でしょうね?

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