ナオスミンの雑記

2009年9月14日より、四年半使用し続けた、グリチルリチン酸配合のATPリピットゲルを中止。リバウンド体験中。

悲観するばかりの母

2017年02月20日 20時32分12秒 | 人生色々

近頃の母は、すごく悲観的である。
自分はこの世で一番不幸だと考えているのだ。
友達と比べて、一人暮らしの自分くらい惨めな生活をしている人はいないと言う。
兄弟姉妹と比べて、自分が一番惨めだという。
それしか考えられなくなっているのだ。
みんな、色々悩んで、それでも頑張って生きていると思う。
だから私は、自分が一番惨めとか不幸だとか思わないし、その事を家族に延々と愚痴ったりしない。
しかし、母は、いつも自分ばかり不幸だ、惨めだと、娘達に愚痴をこぼし、イライラさせるのだ。
私だって、アトピーでどのくらい苦しんだかしれないのに。
私の娘達だって、アトピーで苦しんだ。
それに、私は認知症の姑の介護でも苦しんだし、お舅の言葉の暴力に長年苦しんできた。
母は、父も祖母もポックリ亡くなっているので、介護で苦しんだ事もないし、今まで大病した事もない。
姑から意地悪された事もない。
娘達が大病したり、お金の面で親に苦労をかけた事もない。
なのに、何がそんなに惨めだと言うのだろう。
なんでこんなに、娘にあたるのだろう。


家を継ぐという事

2017年02月20日 18時11分38秒 | 言いたいこと
子供に家を継がせたいと考える親は、今でも多い。
特に、昭和一桁生まれの人に多いようだ。
私の母もそういう考え方だ。
さすがに、私くらいの年代からは、絶対に家を継がせたいと考える人の方が少数派だろう。
私達世代は、子供が家を継ぐ事よりも、子供のやりたい事の方を優先するのだ。
子供を家に縛り付けて、自由を奪ってはならないと考えるのだ。
しかし、昭和一桁生まれの人たちは、そうは思わない。
長男は絶対に地元で暮らさせ、離さないのだ。
兄弟に男子のいない長女も同様で、絶対に婿取りさせるのだ。
そして、自分の子供だけならいざ知らず、孫までも家に縛りつけようとするのだから、まったく始末が悪い。
孫の事を考えるのは、その親であり、祖父や祖母が口出しすべきではないのにだ。
昔は、個人の自由よりも、家を守りお墓を守る事が最優先されたからだろう。
そういう世代間の価値観の違いが、トラブルとなる。
現代でも、寺の住職などは、跡継ぎがいないと檀家に迷惑がかかることになるので、長男や長女にあとを継がせている。
昔の戦国時代も、一国の主となれば領民を守るためにも跡継ぎが重要となろう。
だけど今は現代だ。
あとを継がなければ、たくさんの人が不幸になるならいざ知らず、文句を言うのは爺さん婆さんばかりだ。
家やお墓を守るために、子供を犠牲にするなんて、ナンセンスだ。
ご先祖様が、お墓を継がない事で文句など言うわけがない。
逆に子孫の可能性や幸せを願っている事だろう。
子供を束縛してはならない。
子供には、なんでも自分で考えて、自分の進む道を決めてほしい。
せっかく生まれてきてくれたのだから。