2月13日(木)香川県警生活保安課の森さんに来ていただき、4年生を対象に非行防止教室が行われました。今日は「万引きが悪いことだときちんと分かろう」というめあてで、事例を紹介していただきながらみんなで学習しました。
平成22年度に、万引きでつかまった香川県の小学生の数は68人で、そのうち4年生にあたる10才は26人もいるということを聞いて子どもたちは驚いているようでした。
先輩に万引きをするように頼まれたらどうするかを実際に演じてみました。万引きを頼まれた子ども役をした児童は、「やはり先輩から頼まれると、いじめられたらこわいから断れない。」と悩んでいました。万引きは絶対にしてはいけないことなのではっきりと断ることが大切です。有効な断り方は「帰る」ことだと教えていただきました。
今日学んだ4つの大事なことは
1 お金を払えば許されるの?→お金を払っても罪は消えない。小学生でも許されるものではない。
2 見つからなければ大丈夫?→さらに大きな非行につながる。万引きは犯罪の入口。
3 あまり、迷惑をかけていない?→たくさんの人を悲しませる。
4 「見ていただけ」は悪くないの?→見ているだけでも罪。頼んだり、見張りをしたり、万引きしたものをもらったり買ったりしても全て犯罪になる。
ということです。
非行防止教室を終えた子どもたちからは、「万引きを頼まれても断る。」「万引きは絶対してはいけないことだと改めて思った。」などの感想がありました。今日学んだことを忘れないで、安心・安全な生活を送っていきたいですね。おうちでも、非行防止について話し合ってみましょう。