グリーンカード

しばらく連絡をしていなかった友人に用があってメールしてみた。何日か経って来た返事を見てビックリ。
今、ロスにいるそうな。
グリーンカード（アメリカの永住権）が抽選で当たったので、アメリカに入国したそうです。10年以上アメリカに住み、帰国してここ数年は日本にいた友人。いまだグリーンカードを諦めていなかったんだぁ～。何がそこまでアメリカに拘らせているんだろう？？？

私はスゴスゴと3年半の滞在で、日本に帰って参りましたが、あの時の経験で自分が芯の芯まで日本人だと実感した次第であります。アメリカのいいところも勿論沢山あるけれど、しょせん外国人。生活していくとなるといろいろと壁があります。
確かに日本の将来も不安かもしれない。保険制度とか年金とか…。でも老後をアメリカのために、税金を納める生活に何かメリットがあるんだろうか？私は知識がないので何とも言えないのですが…。まぁ、友人が幸福になってくれればいいことではありますが…。

他の友人で、ご主人とともにグリーンカードが当たった友人がいる。彼女は首都のワシントンD.C.のポストに投函すれば当たる確率が高いと言うことで、ご主人とふたり、車でわざわざN.Y.から志願書を出しに行き、ふたりとも当選した。そして晴れてアメリカでアメリカ人として生活することが出来るようになった。けど、あれから10数年経って、「やっぱり日本がいい…」とこぼしている。

まぁ、どこに住み、どこの国の文化や制度に馴染むかは個人差があるけどね。

さて、グリーンカード。持っている友人にその現物を見せてもらったことがあるけど、色はグリーンじゃなく「ホワイト」。顔写真は横顔。耳が写るように撮らなければならない。耳は整形が出来ないからだそうだ。う～ん。移民の国。アメリカ。いろいろ大変だなぁ～。