こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

四季ビジネス

2010-01-20 23:26:22 | ひとりよがり
『カンブリア宮殿』で、劇団四季の代表浅利慶太さんが芸術と経営の両立について話されていた。思えば四季の芝居はもう25年以上も観ていないなぁ~。四季がビジネスになったキッカケの『Cats』の初演を観たのが最後だったのか???それまでにも何度かミュージカルを観ていたので、『Cats』までビジネスになっていなかったなんてビックリした。しかも『Cats』がダメだったら解散することになっていたとか。

「舞台上の芸事は毎日練習の繰り返し。繰り返しの積み上げで、99%は正確さが必要。残りの1%にその人の感性をひとふり入れる」ことが必要。なのに、「人間は慣れると崩れる」と言う。同じことを繰り返しながらも、慣れない…そのせめぎあいが凡人の私には難し過ぎる…。だけど、言わんとしていることはものすごぉ~く、分かる。結果、私はこうなのよ…(エヘヘ…)。

「文化に国の支援は必要ないのか?」の質問に、
「今、生きているものは、お客さんに支援されて生きていかねばならない」
との事。また、「日本全土で演劇を味わってもらうことは劇団としての義務。一つの仕事はその特性で、属している社会に義務を果たすべき」と、どこぞの大企業の理念の「社会に貢献する」ことが、劇団にもあると言うことか?

現在700人の劇団を抱えるマンモス劇団。日本で唯一、芝居で食べられる劇団なのかな?
いろいろと「なるほどなぁ」と思うお話をされておりました。さて、私が今度、劇団四季のお芝居を観に行くのはいつになるんだろう?

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