鞆の浦をざーっと1時間で観光した後、福山駅に戻って電車に乗る。1時間に3本くらいしかない電車なので乗り過ごすと大変。
私を育ててくれた父の母、つまり祖母のお墓は福山から電車で23分のところにある。近くに来ておいて、スルーするのはバチがあたりそうなので行かなきゃ、と思ったけど、実は私、ひとりでお墓参りをしたことがなく、何処にあるのかうろ覚え…(汗)。いつも弟の車で行ってたもんで…。ネットで調べると駅から徒歩12分とのことだけど、そこはド田舎…。道に迷ったとき、尋ねる人はほとんどいない。心細いので駅からタクシーに乗って、運転手さんに連れて行ってもらうことにする。それにしても、どんな田舎の駅にも、タクシーって停まっているのね。私、タクシーさえも停まっていないかと思ってドキドキしました。そしてタクシーの運転手さんのその忍耐強さに感心してしまった。
さて、30代と思しき運転手さんにお寺の名前を言って、お墓があるほうの駐車場(と言っても、ただの空き地)に行ってくれるよう伝えた。有難いことにその場所を把握していたので、スムースに連れて行ってくれた。しかし、運転手さんは無口。お墓参りをするだけだから、ちょっと待っててもらって、また駅に戻って欲しい旨伝えた。
なんだかねー。オフシーズンのお墓に、そうでなくても人がいない所にひとりのオバサンがやって来てお墓に行けと言う。幽霊とか自殺者とかに思われてはいけないと、普段より声のトーンを上げて頑張って明るくしゃべったのよ。運転手さんもさぞかし心細かっただろうと思う。だってホントにだぁ~れもいないお墓にひとりで待たされるんだもんね!
ま、お蔭様で無事、祖母のお墓参り遂行出来ました。
そして運よくすぐ来た1時間に2本しかない電車に飛び乗り、そこから倉敷へ。電車でやはり23分。祖母の墓参りに来ておきながら、母のお墓をスルーするのは、これも気がひける。ところがここにも問題が…。やっぱりひとりでお墓参りをしたことがなく、行き方がわからない。ただ漠然とアイビー・スクウェアーの脇の山腹にあると言うことだけは知っていた。こちらも山の上まで弟に連れてきてもらっていたのだけど、今回は自力で山の下から登っていかなくてはいけない。こちらはタクシーで…と言うような場所ではないので、オノレの足と勘だけが頼り…。ところが…全然わからん。弟に電話してどう行くのか訊いて、分かったつもりで歩いてみたけど、知らないお墓ばかり…。何処を歩いているのかも分からず、危うく遭難しそうになった…。なんとか道らしいところを登っていくと、やっとの思いで見覚えのある景色に出くわし、無事に母のお墓と再会出来た。こちらも全く人の気配がなく、しかも山の中。途中、ものすごい風が吹いて怖かった。
だから山を降りて、美観地区を歩くともうクタクタ…。
周作の晩ごはんには家に帰る予定で、急いで用を済ませて新幹線に乗るつもりが、遅れてしまった…。周作のお守りをお願いしている近所に住む友人に、夜の餌やりもお願いすることになってしまった。
ま、今回の経験で自立出来ました。お墓参り、とりあえずこれからはひとりでも行けそうです。でも相変わらず、幽霊や自殺者には間違えられるリスクは高いだろうけど…(笑)
写真は倉敷美観地区で見かけた紅葉。綺麗ね。
私を育ててくれた父の母、つまり祖母のお墓は福山から電車で23分のところにある。近くに来ておいて、スルーするのはバチがあたりそうなので行かなきゃ、と思ったけど、実は私、ひとりでお墓参りをしたことがなく、何処にあるのかうろ覚え…(汗)。いつも弟の車で行ってたもんで…。ネットで調べると駅から徒歩12分とのことだけど、そこはド田舎…。道に迷ったとき、尋ねる人はほとんどいない。心細いので駅からタクシーに乗って、運転手さんに連れて行ってもらうことにする。それにしても、どんな田舎の駅にも、タクシーって停まっているのね。私、タクシーさえも停まっていないかと思ってドキドキしました。そしてタクシーの運転手さんのその忍耐強さに感心してしまった。
さて、30代と思しき運転手さんにお寺の名前を言って、お墓があるほうの駐車場(と言っても、ただの空き地)に行ってくれるよう伝えた。有難いことにその場所を把握していたので、スムースに連れて行ってくれた。しかし、運転手さんは無口。お墓参りをするだけだから、ちょっと待っててもらって、また駅に戻って欲しい旨伝えた。
なんだかねー。オフシーズンのお墓に、そうでなくても人がいない所にひとりのオバサンがやって来てお墓に行けと言う。幽霊とか自殺者とかに思われてはいけないと、普段より声のトーンを上げて頑張って明るくしゃべったのよ。運転手さんもさぞかし心細かっただろうと思う。だってホントにだぁ~れもいないお墓にひとりで待たされるんだもんね!
ま、お蔭様で無事、祖母のお墓参り遂行出来ました。
そして運よくすぐ来た1時間に2本しかない電車に飛び乗り、そこから倉敷へ。電車でやはり23分。祖母の墓参りに来ておきながら、母のお墓をスルーするのは、これも気がひける。ところがここにも問題が…。やっぱりひとりでお墓参りをしたことがなく、行き方がわからない。ただ漠然とアイビー・スクウェアーの脇の山腹にあると言うことだけは知っていた。こちらも山の上まで弟に連れてきてもらっていたのだけど、今回は自力で山の下から登っていかなくてはいけない。こちらはタクシーで…と言うような場所ではないので、オノレの足と勘だけが頼り…。ところが…全然わからん。弟に電話してどう行くのか訊いて、分かったつもりで歩いてみたけど、知らないお墓ばかり…。何処を歩いているのかも分からず、危うく遭難しそうになった…。なんとか道らしいところを登っていくと、やっとの思いで見覚えのある景色に出くわし、無事に母のお墓と再会出来た。こちらも全く人の気配がなく、しかも山の中。途中、ものすごい風が吹いて怖かった。
だから山を降りて、美観地区を歩くともうクタクタ…。
周作の晩ごはんには家に帰る予定で、急いで用を済ませて新幹線に乗るつもりが、遅れてしまった…。周作のお守りをお願いしている近所に住む友人に、夜の餌やりもお願いすることになってしまった。
ま、今回の経験で自立出来ました。お墓参り、とりあえずこれからはひとりでも行けそうです。でも相変わらず、幽霊や自殺者には間違えられるリスクは高いだろうけど…(笑)
写真は倉敷美観地区で見かけた紅葉。綺麗ね。