こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

病院ハシゴ

2012-09-25 22:24:02 | ひとり言
生まれて初めて、病院のハシゴをした…。
左手の腱鞘炎は1ヶ月以上経ってもよくならず、今回は1回の注射では治らなかった。そしてまた注射。炎症がひどいので血管が細くなり、その血管の中に薬が入っていかないので、手首がガングリオンみたいに膨らんだ。
ひぇ~~~~ッ!!!
…と恐怖におののいたその刹那、「あ、入った。入った」とおじいちゃん先生が言った。あっと言う間にその膨らみがなくなっていた。確かに注射は痛かった。でもあの膨らみを見たら、注射の痛みの方が怖くない。

その足で電車に乗り、今度は次の予約を入れてある漢方外来へ。
私の手首を見た医師は、「あれ?血液検査なんてしたっけ?」と言った。腱鞘炎の注射をしてきたと言ったら、「ここでも出来るし、私でも出来るよ」とのこと。それを聞いた担当看護師さんが、「火曜日の午前中は整形はやってません」と先生にひと言。

病院のハシゴをした自分があまりにもかわいそうなので、その後『バレエに生きる~パリ・オペラ座のふたり~』を観にいくことに…。ダンスのパートナーであり、人生のパートナーでもあるパリ・オペラ座にかかわった夫妻の60年間に亘るドキュメント。往年の花形ダンサーが歳をとり、過去を語り、今を語る。
夫人のギレーヌ・テスマーの足さばきはすごかった。
しばし、手首の痛みを忘れることが出来ました。