こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

『メノポーズ革命』

2009-06-12 20:46:57 | 今さら日記
子宮筋腫が見つかったとき、いろいろと筋腫のことをネットで調べたりした。その時に、落合恵子の『メノポーズ革命』と言う本の題名に何処かのサイトで出くわした。
メノポーズ…?? 何、それ?…
と思いつつも、それどころではないので、子宮筋腫のことや、治療法、病院とか探していくうちに、すっかり「メノポーズ」と言う単語は記憶から遠ざかった…。
が、あれからすでに何年も経って、図書館で再会いたしました。『メノポーズ革命』…。


「メノポーズ」とは「閉経」という意味である。医学的に言うなら、「女性の最後の月経を指す、わずか一週間ほどの時期に過ぎない」(『47歳の私に起こったこと』ゲイル・サンド著、田辺希久子訳、大和書房刊)。
最近では、更年期とそれに伴う肉体的、心理的変化全般について、メノポーズと呼ぶひともいる。
この本もまた、広義の、メノポーズを巡るエッセイである。

…とある。

更年期障害と言う言葉を知ったのは、10年くらい前…。それまで女性にそんな時期があるなんて全く知らなかった。ただ自分が無知なだけだと思っていたら、やはり10年くらい前までは、触れてはいけない、タブーな話題だったらしい。今ではよく耳にするけれどね。

「更年期は否定の医学」…。
ある年齢に達したとき、身体の不調をすぐに更年期のせいにしては危険だそう。ほかの病気が隠れていることもありうるから…。そう言えば、私も空腹時でも太鼓ッパラだったのを、「これが中年太りって言うのかなぁ~?」と安易に思い込んでおりました。筋腫だったのにね。

私ぐらいの年齢になると、人生最期のことを常に予測して生きているところがある。それでも、落合恵子さんはこう言う。

いま、あなたが幾つであろうとも……。
あなたの中には、開かれることを待ち望んでいる、
未だ閉ざされたままの窓が幾つもあるはずだ。

はい。私もそう思っています。タイムリミットを感じること、すなわち未知数がないことではないと思っていますから…。

今となっては、祖母や母と更年期障害について話し合えないことが、とても残念に思えます。