こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

ABT ガラ

2008-07-17 23:41:36 | 自己満足
アメリカン・バレエ・シアター(ABT)のオールスター・ガラを観て来ました。
来年の春(だっけ?)にABTから去るニーナ・アナニアシヴィリ。ABTとともに踊るのを観られるのは日本では今回が最後…。残念ながらアンヘル・コレーラは怪我のため来日できずで…。
パートナーが変わったためか、体調がコントロール出来ていなかったためか?ちょっと今日のニーナは精彩を欠いていたように見えました。が、観客はニーナ目当てなんですねぇ~。拍手が違う。

日本では初演のトワイラ・サープ振り付けの『ラビット・アンド・ローグ』。コミカルに仕上げてはいたけど、なんかゴチャゴチャしているように見えて作品に品がない。まぁ、トワイラ・サープ自身に品がないからしょーがないのかなぁ~?でも、せっかくいいダンサー達を使っているのに、もったいない!と、私は思いました。

アメリカ人って(ホントは日本人も含む多国籍の集団なんだけど)、個を大切にする教育を受けているせいか、アンサンブルで合わせるとか立ち位置を合わせるとか、ホントできないよねぇ~。アンサンブルは個と個のぶつかり合いに見えてしかたがないのですが、これも一つの「美」なんでしょう。生きるうえでは…。でも、舞台上はやはり呼吸の合った「美」の方が、観客に感動を与えるような気がするのですが、どうでしょう?

さて、劇場で偶然友人に会い、ホワイエで立ち話をしていたら、私の目の前にいた女性が、
「○○(←ダンサーの名前)って、マキシマムかっこいい!」
と言ったのが聞こえました。
「えっ?この方、嵐ファン?しかも翔君の?」
と思ってしまいました。だって「マキシマム」(最高に、と言う意味なんだと思う)なんて単語、使っている人、他に知らないも~ん!意外な場所で聞いてビックリしました(笑)。