こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

トニー賞

2008-07-07 21:13:08 | 今さら日記
遅ればせながら、去年のトニー賞の授賞式をビデオで観た(毎度のことながら、私は時代を何百歩も遅れて、ノロノロと歩んでおります…)。

去年の6月にN.Y.のラジオ・シティーで行われた授賞式。
毎年観ているけど、今回の構成は良かったかなぁ~(NHKサイドの…)。

だけど今回は個人的に観てビックリ!!!
ミュージカル部門で作品賞を取った、19世紀のドイツが舞台である『Spring awakening(春の目覚め)』。全部で8部門のトニー賞を受賞したけど、その中の振り付け賞を取ったのが、ビル・T・ジョーンズだった。
「おお!まだ生きていたのか!?」
とは正直な私の感想だった。
彼の恋人(男性)は約20年前にエイズで亡くなっていた。だからついついそう思ってしまった。まぁ、ある意味、私のエイズに対する偏見なのかもしれないのですが…。
N.Y.に住んでいたとき、彼のワークショップを受けたことがあるんですよ。私。
竹中直人が顔真似する遠藤周作を黒人にしたような顔の彼は、今も竹中直人が顔真似する遠藤周作を黒人にして10キロほど痩せさせたような風貌でした。
残念ながら彼の振り付けをじっくり観ることは出来なかったけど、今はどんな振り付けをしているのかなぁ~?

それにしても毎回思います。ブロードウェイに立つ役者たちは本当に熟練した大人たちだと…。ルックスや事務所の力とかではなく、その役どころにあった役を演じ、その実力を評価されているんだなぁ~と思います。
まぁ、私的にはスピーチでのジョークの笑うツボがイマイチついていけなくて、カルチャー・ショックを覚えてしまうのですが…。

それにしても『Spring awakening(春の目覚め)』、是非ともブロードウェイで観たいなぁ~。