以前に製作した、OP-AMPを使ったMCカートリッジ用ヘッドアンプだが、アンプのMC入力で直接再生していたので使う機会が無かった。
前回のときからノイズが気になっており(といってもスピーカーに耳を近づけなければ気にならないが)、丁度、秋月から超低ノイズ・超低歪のOP-AMP(NS製LME49720)270円が販売されたので、試しに購入しておいた。
今までのは新日本無線製NJM4580DD(5個で200円だから7個も買える価格だ)で、このときも手持ちのOP-AMPを全て差し替えて見て、一番ノイズの低いのがこれだった。
このNJM4580DDはSDR(ソフトウェアラジオ)の時も、一番特性が良かった。
SDRの感度はアンプのS/N性能が大きく左右する。安くて優秀である。
ノイズしか確認出来ないが(聴覚だけで、オシロ波形はまだ見ていない)、結果は、殆ど変化が無かった。かえって増幅帯域が広いので近くのスイッチングノイズを拾い易い様だ。
価格差?で期待したのだが、もともとが良かったのか、アンプ(CA-1000Ⅱ)の残留雑音も有り、これ以上は部品、配線、乗数など細かくカットアンドトライしないと難しいところかと思う。
歪の低さに期待して、しばらく視聴してみよう。
電源はノイズの影響が出ない様006P乾電池を使用している。
回路・特性等は、以前のブログで紹介している。
大好きな、故郷秋田の生んだシンガーソングライター 因幡 晃 のLPをDENON製MCカートリッジDL-103で聴いている。なんとなくクリヤーに聞こえる様な気がする。