トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

コインソーター修理依頼

2015-05-30 14:11:52 | 修理

 ユニックRCを修理してあげてから、付き合いが続いている方から、一風変わった製品の修理依頼があった。
硬貨を選別して、金額までカウントしてくれる「COIN SORTER」というものだ。
ガソリンスタンドの売り上げ計算に使っている様だ。
硬貨を内部テーブルに運んでくれる羽根が途中で止まってしまうという現象の様で、同一品を購入したものの、しばらく使っているとまた同じ現象になったということで2台送って来た。

少ない硬貨では、完全なチェックが出来ないので500円*10枚、100円*50枚、50円*50枚、10円*50枚、5円*50枚、1円*50枚も送ってもらった(合計13,300円)。
分解してみると、硬貨の表面凸凹でプラスチック素材が削られる様で、プラスチックには円周状にスジが入っており、その削られた粉が赤外LEDや赤外トランジスタに付着していた。
これを綺麗に拭き取り、更に内部の回転台も滑らかに仕上げて摺動部にはセラミックグリスを塗布した。
組立直して、カウントさせると、新しい方は問題無くなったが、古い方は100円の中に5円が1個間違って落ちて、金額が+95円となる場合がある。
しかし、何回かやっているうちに、誤カウントも無くなり、途中でエラーストップすることも無くなった。
合計金額以外にも、各硬貨別の金額もスイッチ切り替えで表示出来る様になっている。
どの様な原理なのか、蓋を外した状態で見てみると、硬化の直径で分類するという、意外と簡単なものだった。
小さい方から順に1円/50円/5円/100円/10円/500円で、機械の受けボックスもその順番に並んでいる。
硬貨を入れると送りの羽根が回り、下の傾斜したテーブルにある量の硬貨を落とす。

この羽根は常時回転してるのでは無く、ある程度の硬貨がテーブルに落ちたら停止する様になっている。
傾斜したテーブルは下の固定台と上の回転台が密着していて、回転台に空いている穴に硬貨が、はまって行き、回転するが、固定台に空いているスリット(クマノフ様から指摘が有り、穴では無く、固定側はコイン径に合わせたスリットになっています)スリットの大きさを各硬貨に合わせているので、その大きさにあった穴に来た時に落ちる仕組みだ。

回転台には硬貨が残っているかの検出センサー、回転角度の検出センサー、コイン通過でカウントするセンサーが取り付けられている。
硬貨をカウントした後も羽根が20パルス回り完全に硬貨が無いことを確認してから停止する。


1円   φ20
50円  φ21   差1mm
5円   φ22   差1mm
100円 φ22.6 差0.6mm
10円  Φ23.5 差0.9mm
500円 φ26.5 差3mm
と、やはり5円と100円の違いが少ないので、その様な現象が起こりやすい様だ。
動作確認でOKとなったが、もう1度、カバーを取ってみると、プラスチックにはまた筋が入っていた。
依頼者には、エラーが出る様になったら、エアガンに内部と外部(コイン検出)からエアガンでプラスチック粉を飛ばす様お願いした。

おもちゃ修理にも通じる、仕掛けの面白さを味わえた。

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おもちゃドクター養成講座(県西)用電源試作

2015-05-28 14:01:42 | おもちゃ病院

 5/24の「第1回(全5回)のおもちゃドクター養成講座」も、何とか無事に終わり、導通チェッカーも残り時間30分ほどで皆さん完成出来た(私の図面ミスが有ったが)。
どの回に入れるかは、まだ決定していないが、電池使用おもちゃチェック用の可変電圧電源を製作してもらう予定にしている。
そこで、出来るだけ簡単で、しかも電源らしい顔になる様に試作してみた。
ユニバーサル基板(標準の2倍サイズ)を使って、穴開けし、樹脂の間隔ボルトに各部品を取り付け。
電源モジュールはaitendo製DC-DCモジュール [DC-DC2576-ADJ] 販売価格: 580円(税別) を使うことにし、出力電圧表示が必要なので同じくaitendo製極小電圧表示器 [VM3D-30V-036] 赤 販売価格: 199円(税別)を使用した。
電圧可変は、基板上の多回転半固定抵抗(10kΩ)では、調整しにくいので取り外して外部ボリュームを付けた。秋月から以前大量に購入してあった縦型の基板用(10kΩ)で、現在は販売されていない様だ。シャフトが長すぎるので、少し切断。
出力は陸式ターミナル(赤/黒)を使用する。
ACアダプター(写真のアダプターは別物だが)は先日ヤフオクで落札した24個で21円(1個1円以下)のNEC製16V/2.8Aを使用する。
出力プラグが一般的な径で無いので後日交換作業を行う。

電圧表示器は、このままでは低電圧で動作しないので、製品裏のジャンパー半田を吸い取り、電源と測定入力端子を切り離す。0V/VCC/DC-IN(測定)の順になるので、VCCは電源スイッチの出力に接続。0V/DC-INは電源出力に接続する。
ボリュームは右回転で抵抗が大きくなる様な接続にする。
実際に動作させると1.12V~12.2Vの可変となった。微調整が心配だったが、1回転でも、それほど不便は感じなかった。

電圧表示器は実際の電圧より0.1V程度高く表示されるが調整箇所が無いので、そのまま使用するが、問題とはならないだろう。
負荷に丁度良いのが無かったのと、アンプ等への雑音影響はどんなものかと、以前製作した真空管YAHAアンプを接続してみた。
無負荷に比べると0.2V程度下がるが、レギュレーションは問題無さそうだ。

尚、この電源は、電源スイッチを入れたままで、電圧切り替えのDIPスイッチを切り替えたり、切り替えスイッチが全てOFFの状態で電源を入れると、スイッチング用ICが壊れる可能性大で、これも壊してしまったので、手持ち同一ICで、ねじ取り付け用タイプをフィンに付けて交換した。なので、購入品とは外観が異なる。
【表示電圧調整】
クマノフ様よりコメントで、教えていただきました。ありがとうございます。
調整が出来るということに気が付きませんでした。
実験してみました。
実験したものは、同じもので、真ん中が半田でジャンパーされていました。
ジャンパー部を左上に見て、一番左と真ん中をジャンパーすることで、一番誤差が少なくなりました。

6V~30Vまでは誤差無く表示、最大表示電圧が33Vですので、32.5V入力時の表示電圧は32.6Vとなりました。
5V以下では誤差が少し大きくなります。
5.0V表示 入力5.02V
4.0V表示 入力4.03V
3.5V表示 入力3.53V
3.0V表示 入力3.04V
2.5V表示 入力2.55V
2.0V表示 入力2.05V
1.5V表示 入力1.56V
1.0V表示 入力1.06V
(0.5Vステップ時は分解能の関係で表示は安定しません)

【IC保護について】
電源回路はフィードバック端子の分圧抵抗を切り替えているだけなので、下手をするとオープンになったり、スイッチのチャタリングがあるとFETを壊します。
内部等価回路が不明なので入れるべきか不明ですが少容量のコンデンサをつけるべきではないかと思っています。コンデンサで応答が悪くなったり、発振が起きると厄介ですが。
以前、異なるスイッチング電源ですが、同じ現象が有り、コンデンサを入れて軽減させる様にしました。
VrefとVout間に33uFを入れたのが一番良かったですが、最終的にはショーティングのロータリースイッチを使いました。

今回はVrefとVout間に15Vツェナーダイオードを入れました。これにより、オープンでもMax出力15.6Vで、ICの保護になると思います。

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FluxLED極性が逆のも有り

2015-05-26 14:37:40 | 電子工作
aitendo製「LEDランプキット(3x8)[K-LED3X8-12V]」が安価だったので、購入して組んで見た。

簡単な回路なので、間違いは無いだろうとおもったが、相変わらずaitendoの落とし穴が有った。
電圧を表示通り印加したが点灯しない。そこで、逆に接続してみたら、ちゃんと点灯した。
おかしいのでaitendoに問い合わせしてたら、珍しく早い回答があった。

下記が、その内容
付属FluxLEDの極性が基板シルク印刷と逆になっているものが含まれていたことを判明しました。
基板シルク通りにお取り付けいただく場合は、外部入力電源が基板シルクで印刷された極性標記と逆にして接続を行う必要になります。
FluxLEDを180度回転してお取り付けいただければ、シルクで印刷された極性標記で電源を供給することになります。

aitendoではデーターシートのリンクが無かったので秋月の同等品を見て見たら、シルク表示通りの極性だった。これだったら問題無いのだが。
ネットでも「FluxLED極性」検索してみたら、何件かヒットした。やはり、中国製では逆のもある様だ。
千石電商で販売されているのも、これはホームページ上で注意書きを書いてあるが、逆極性のがあった。
皆さんも、疑ってみたのが良さそうだ。
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抵抗型ヒューズがaitendoより入手可能に

2015-05-20 16:11:37 | おもちゃ病院

おもちゃでは、回路保護用に抵抗型ヒューズが一般的に使われているが、購入するとなると購入単位が大きくてちょっとということで、一般ヒューズやポリスイッチに交換していた。
今回、aitendoの新製品で、発売されたことが分かり、早速購入した。
規格が2種類(一般と速断型)で、それぞれに0.5Aと1.0Aがある。
抵抗型ヒューズ(5個入) [RFUSE-Y] 販売価格: 100円(税別)
抵抗型ヒューズ(速断型/5個入) [RFUSE-G] 販売価格: 100円
(税別)

データーシートについてSNS仲間が調べてくれた。
パナソニックのヒューズ抵抗

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エブリィワゴン・シフト表示ランプ切れ

2015-05-20 15:18:16 | 車修理

 先ほど、給油して出ようとしたら、シフトをDレンジに入れてもダッシュボードの表示が点かない。他のシフトレンジは正常に点灯する。
帰って、ダッシュボードを外すことに。
ダッシュボードの内側に下からねじ込んでいる皿ビスが2本有るので外すが外れてこない。そこで、隣のカーステレオ化粧カバー(はめ込み)を外すと、固定ねじが1本有った。これを外してようやくダッシュボードカバーが外れたので、更にメーターAssy固定のねじ4本を外す。

これで引っ張り出せると思ったが、接続ケーブルの余長が無く、完全に出せないので斜めにしてランプを外してみる(ソケットはバヨネット式で、ランプは差し込み式)。

テスターで導通を見ると断線している。
同じのを購入するのも、分解してしまった手前、面倒なので自作することにした。
正常なランプは12Vで90mA。最初は同一形状のねじ式ランプのソケット部を外して付け替えようとしたが、壊してしまったので、LED化することにした。
φ3.1の白色LEDに1kΩ抵抗をシリーズに入れると約10mAとなり、同程度の明るさとなる。
ブリッジ整流器のスペースは無いので、逆電圧防止用(LEDの逆耐圧は5V程度しか無いので必要)にダイオードを直列に入れる。組立時の接触防止のために熱収縮チューブを入れる。

点灯しなければ逆に差し込めば良い。(皆さんはマネしない様に!)
差し込むと点灯したが、電球色と白色の違いで、標準は緑色の光になるが、青色の光になる。

まあ、Dレンジが分かっていいやと、勝手な解釈をして組み立てた。
Dレンジは、走行中、殆ど点灯しているので寿命が短いのだろう。LED化によって半永久的に点灯してくれるだろう。

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モデモカードのトランス特性

2015-05-18 15:01:11 | 電子工作

 古いパソコンでは音声帯域のモデモカードが標準で付いていたものだが、現在では用途が無くジャンク箱に入っている方も多いことでしょう。

この中で使用されている音声帯域のトランスが何かに使えないものかと、特性を見てみた。
インダクタンスは1次側:2次側共に8.4H/1kHzで、インピーダンスは36kΩ/1kHzの1:1トランスだった。

周波数特性を見て見たところ、50Hz~20kHzはフラットで、50kHzあたりから出力が上昇し、700kHzにピーク(約5倍の電圧)が見られる。

ということで、ハイインピーダンスでの音声帯域を絶縁で伝送する用途には使えそうだ。

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FT-726受信感度測定

2015-05-18 14:43:09 | アマチュア無線

 2日間交信してみて、受信感度が低下していないか気になったので、今日はシグナルジェネレータ(HP8657A)を使って調査してみた。
トランシーバーのSメーターで「9」になる時の発振器出力を見る。


【結果】
●50MHzバンドの感度が低い(144MHz差約11dBm、430MHz差約14.6dBm)
●50MHzバンドは53MHzあたり以上徐々に低下(2dB以内)
●144MHzバンドは144.5MHzから以下徐々に低下(3dB以内)
●430MHzバンドは434.5MHzから以下徐々に低下(2dB以内)
となり、50MHzの感度が気になる。
受信初段の高周波増幅用FET(3SK74L)が劣化しているかも知れない。
ダメ元で、八重洲無線に電話で問い合わせてみた。古い機種でも内容によって相談にのってくれ、考えられるのはこのFETか、リレー(FBR221D012M)の接触不良かもしれないと教えてくれた。
リレーの接触不良は思い浮かばなかったが、以前修理依頼されたリニアアンプも、原因はリレーの接触不良だったことを思い出した。これは交換して正常動作となった。
高周波、LOWレベルの部分に一般リレーが使われているのが気になる。ピンアサインが合えば、もっと特性の良いものに交換したいところであるが。
リレーは富士通製で、前職の設計では標準で使っていたが、検索しても、寸法などの資料が見つからないし、入手も出来ない感じである。救いは透明カバーが外れるので、外して接点復活スプレー塗布で改善されるかFET交換時に試したいと思う。
先日、調整修理した144MHzユニットにも写っていた。

若松通商に3SK74の在庫が有ったので、取り敢えず注文した。
時間のある時に調べて見たいと思う。

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八重洲FT-726がリグに加わる

2015-05-16 23:40:45 | アマチュア無線

 先日のブログで報告した様に144/430MHz用トリオ製トランシーバーTS-770をメンテナンス出来たのだが、感度がいまいちで、ついついまた浮気心が出て、八重洲製50/144/430MHzトランシーバーFT-726を入札してしまった。(申し訳無いが内心、私の好みはやはり八重洲製なのだ)
添付されていた当時のカタログ(昭和59年8月現在)によると定価が¥215,000となっていました。
もちろん、正常動作するのは面白く無い。
治せそうな予感(今、テレビでは私の好きな安全地帯/玉置浩二の恋の予感が流れている)のするのを物色。
標準のFT-726は144/430MHzの2バンドだが、これは50MHzとサテライトユニットオプションが付いている。
*故障箇所は、電源は入り、パワーは430MHz帯 約8W/50MHz帯 約11Wですが、144MHz帯のパワーが、最大の状態でも約4~13Wだったり、時間が経つとパワーが落ちて来たりと不安定です。
至近距離ですが、144/430/50MHz帯のFMモードでの送受信は確認出来ましたが、全体的に各部が劣化していると思います。
という説明だった。
先日到着して取り出してみると、30年も前の機種なのに新品同様な外観(内部も綺麗だった)に、これでジャンク扱いかとびっくり!説明書も原本が一式添付されている。

今日は早速動作させてみることに。
マイクが付いていないので、TS-660用がコネクタ(8P)は同じなので、配線を入れ替えてみたものの、間違っている様で動作しない。

そこで、コネクタだけ使って、手持ちのパナソニック製カラオケ用ダイナミックマイク(600Ω)を使うことにした。部品は生涯学習センターに置きっぱなしでPTT用スイッチに出来るものが見つからない。
ガラクタを探すと、100円懐中電灯が有ったので、そのスイッチ部を流用してコードで接続する。
SSBの電波を出してみると、50MHzと430MHzはALCメーターが振れるのに、144MHzは全然振れない。
これでコールしてみると、やはり変調がおかしい(了解度が異常に悪い)レポートだ。
修理してみることにした。
回路図は海外のサイトでメンテナンスマニュアルが無料で公開されていたので、参考になる。(回路図が無いとお手上げである)
ALC電圧はパワーアンプユニットで検出している。シールドケースの144MHzユニット内にあるので、分解するのが大変なのだが、八重洲製はモジュール毎に分かれているのでメンテナンスし易く好きである。
コネクタ3個で接続されている。背面アルミ放熱板と放熱シートで接触させているので、組み立て時に巻き込まないことが必要だ。
パワーアンプは三菱製パワーモジュールM57713を使用していてALC電圧はタンク回路途中から1SS97(ショットキーダイオード)で整流して出力している。
アンプユニットでは、マイク入力に応じてちゃんと電圧が発生するのでダイオードは壊れていない様だ。ところが前段のRFユニット出力では電圧が殆ど出ていない。
VR5がALCレベル調整用で、これを回すとメーターが振れるので、正常な50/430MHzの同じマイクレベルで同じになる様に調整。(VR6はパワーレベル表示調整用)

スペアナでモニターしてみるが、スプリアスも問題無さそうだ。
午前中で調整完了したので、午後はオンエアーしてみる。
数局モニターをいただいたが、悪い評価は無かった。マイクのせいなのか、低音まで伸びているとのことだった。FMも問題無かった。
また、今日はEスポが出ていて50MHzでJA6やJA8と交信出来た。50MHzでも音声は問題無さそうだ。

各種マニュアルのダウンロードサイト
RadioAmateur.eu

【5/26・マイクを改造】
先日のカラオケマイクで50MHzで運用すると、ある周波数範囲で回り込みをおこし、機械が誤動作(出力低下、周波数切り替えが勝手に動作)を起こすので、マイクコードを短くして、各端子にビーズフィルタを入れ、コードにはコアをかませた。

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Microsoft Office Professional Plus 2010 評価版 ダウンロード可能

2015-05-14 14:23:15 | アプリ・ソフト

 Windows8.1-64bitノートブックに、どうしてもWindows2013評価版がインストール出来ず、探していたら
Microsoft Office Professional Plus 2010 評価版が今でもサインインすることによりダウンロード可能であることが分かった。
TechNet Evaluation Center以前のバージョン
但し、以前、一度でも評価版をインストールしたことが有ると、エラーになるのでアンインストール用Fixitを実行して、完全アンインストールする必要が有る。

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RCS-250ジャンク受信機・電解コンデンサ交換で動作?

2015-05-14 14:04:41 | ラジコン

 先日のブログでは電解コンデンサ交換で受信機が動作したことを報告したが、セットで落札した送信機が、まだ動作不良のままだったので、これも交換してみることにした。

送信機と同様、電解コンデンサの周囲パターンが腐食している。
電源部は除いて、1uF/16V×6個、22uF/16V×1個、33uF/16V×1個を交換することにした。
1uFはセラミックコンデンサに変更する。
腐食ベタアースパターンはレジストを削って半田コーティングする。細線パターンが剥がれている部分は部品リードで接続。

交換前は、前面表示LEDが全点灯となっていたが、この交換により、正常動作していた受信機と同じ点灯/点滅パターンとなった。
(但し、タダノの場合は車体のコントローラー部に接続しないと、このLEDは正しい表示とならないので、本当に正常動作しているかは分からないが)
そこで、先日動作した送信機を操作してみて、受信モジュールの波形を観測する。

DATA出力に、ちゃんとデジタル波形が現れる(無信号時は雑音波形となる)

送信機はON/OFFを繰り返すと、送信周波数が切り替わるが、受信機もそれに応じて切り替えてくれるので、CPUも動作している様だ。
但し、2アンテナをサイクリックで切り替える信号(+5V-0Vの矩形波)が出ない。これは、今後時間を見つけて調査することにする。

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ACアダプター大量に落札

2015-05-14 13:31:08 | パソコン

 先頃のブログで紹介したが、姪っ子のノートブック用ACアダプターが何故かおかしいみたい(出力過電流でトリップしてしまい、ACコンセントから抜かないと復帰しない)なのでヤフオクで安価なものを物色していた。
結果
NEC ACアダプタ/19V-6.3A/7個セットを3700円(1個当たり529円)落札。
ジャンク扱いだったが、全て出力電圧は19V±0.5V以内で、出力をショートしてみたが、その時うなりが出るだけで、オープンにすると元の電圧に戻ったので問題無さそうだ。
そこで、2個は姪っ子にプレゼントした。
また、今度のおもちゃドクター養成講座で製作教材とする電源装置の供給用としてACアダプター(15人分)を使おうと、同じ出品者のNEC ACアダプタ/16V-2.8A/24個セットを入札していたら他の入札が殆ど無く、なんと21円(1個当たり1円弱で送料は先のアダプターと同梱料金なので0円)で落札出来た。
これも、電圧は全て正常だった。
残ったアダプターはパワーアンプキットの±電源に使用したいと考えている。

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簡易導通チェッカーをminiブレッドボードで製作

2015-05-08 11:12:16 | 測定器

 先日のブログでも紹介したが、トランジスタ2石による「導通チェッカー」がminiブレッドボードに実装出来そうなので製作・実験してみた。
原理的に簡単に動作すると思っていたが、意外と奥が深かった。
動作はするのだが、発振音が小さいのでカットアンドトライする。
スピーカーには16Ωマグネチック型発音体(φ12)を使用。(圧電サウンダーでは、抵抗を並列にいれても、それほど大きい音にならなかったので除外)
2段目のトランジスタを2SA1015Yから2SA950Yにすると音が大きくなる。(手持ちPNPトランジスタも試したが、これが一番良かった)・・・何故なのかは不明
1段目の2SC1815をいろいろ交換してみたが差が少ないのでこのままにした(手持ち品はhfeランクGRである)
それでもまだ音が小さいのでR2の5.6kΩを可変してみたが、この値が一番良かった。
ブザーの駆動波形を見るとON時に20V近いパルスが発生しているのでダイオード(1N4148)をブザーに並列に入れるとパルスはカットされた。
発振周波数は測定抵抗0Ωで約1kHzとなった。

それでも、まだ小さいので、いろんなところをコンデンサ3300PFで接続してみると、TR1(B)とTR2(B)を接続したときに音が大きくなった。・・・これも何故かは不明
次に容量を変えて見たが、4700PFにすると発振しなかったり不安定であり、小さくすると音が小さくなったりで結局、この値がベストだった。
動作電圧も確認したが1.5Vが最良点だった。
消費電流は入力オープンで0mA,入力ショートで2.58mAとなった。
綺麗に組直して単四電池ボックスを側面に貼り付けた。

このタイプは被測定物の抵抗値で音が変化するので便利である。
これで「おもちゃドクター養成講座」に製作してもらうことが出来る。
【以前製作した555使用チェッカー】
すっかり忘れていたが2010年4月25日に「導通チェッカーのアレンジ」を製作していた。
少し部品点数が多いが、再現性は大きいと思う。

【メッセージをいただきました】
・メッセージを送信した人
匿名とします
・件名
導通チェッカーの件
・本文
いつも関心を持って見せて頂いています。このチェッカーは寺子屋キッとでも見かけたので実験したことがあります。
当時の説明にはPNPにGeTRを使えば音が大きくなるとありました。私の実験ではSiTRでも電源回路にシリーズにコイル(100μH位)を入れるとコイルのフライホイール効果でパルス幅が広がって音が大きくなります。
私はこの回路の途中をICソケットに接続し、シグナルトレーサーやシグナルインジェクターになるようにして使っています。この導通テスターに圧電素子をつなぐと面白い現象が起こります。

コイルについては実験してみましたが、100uHでは、音が小さくなりました。100mHで実験したいと思います。
【5/17実験】
100mHでは、全然音が出なくなりました。以上から、現状の回路・部品が最良の様です。
【5/20最終実験】
スピーカー(サウンダー)の共振周波数を測定すると約2kHzだったので、コンデンサの値をカットアンドトライし決定した下図が製作図面となります。。(変更前は約1kHz)

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カーステレオ用スピーカー振動劣化?で音が時々かすれる→修理した!

2015-05-06 12:39:22 | 車修理

 新車購入時(11年半前)に少しでもHiFiで聞こうと、純正スピーカーからケンウッド製2wayに交換して聴いていたが、1年ほど前から、時々かすれる(ビリビリ音も)原因不明の現象が出てきた。
配線の接触不良も調べたが問題無いし、左右を入れ替えても現象は変わらない。カーステレオアンプのせいかとも思えたが、試しに純正品に戻して走行してみたら、その現象は無くなった。
エブリィワゴンのフロントスピーカーはダッシュボードに水平に取り付けられているために、振動がもろ、スピーカーの駆動方向に影響を与える。
これが原因かは判らないがボイスコイルの弾性が弱くなって磁気が外れた時に、そんな現象になるのかもしれない。
実際、自分でエッジ交換したスピーカーでも同じ現象を経験したことがある。
【5/20修理】
単体でアンプに接続してコーンを押してみると、現象が再現した。(マグネットからコイルの位置が外れるもので、これ自体は問題無いが、戻らないというのが、今回の不良)
以前、ゴム製品(ピンチローラー等)の硬化を戻してくれるヘッドクリーナーS-721H-4で効果が有った(高価であるが)ので、これをスピーカーエッジに浸透させ、コーンを押してみたが、離すとちゃんと戻ってくれて、問題無くなった。

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aitendo製トランジスタテスタ[AKIT-327]製作

2015-05-06 11:59:29 | 測定器

 先ほどの「導通警報機」の製作ついでに、購入してあった「トランジスタテスタ[AKIT-327]」も製作してみた。

ホームページに書かれている回路図と現物パターンは異なっていたので、書き直してみた。ついでに、動作原理についても検証してみた。
タイマーICによる無安定動作で実測391Hz(計算値285Hz)でトランジスタをスイッチングし、LED2個の点灯(実際は391Hzで点滅している)でPNP/NPNを判定している。
検証してみると、なかなか面白い原理である。

基本的には、間違いが無かったが、電源スイッチのパターンが間違っており、またスイッチの方向性もあるので、その辺の修正が必要だ。
一般のタクトスイッチでも良い様な気がするのだが。
NE555だと4.5V以上での動作となるが、LMC555では3Vから動作する。
このままでは、被測定トランジスタを接続しにくい(国産と中華製でピン配列も異なる)ので、miniブレッドボードを使ってみようかと考えている。
【5/8】
被測定トランジスター差し込み用miniブレッドボード実装
aitendo製5×5穴miniブレッドボードを、基板に穴開けし接着固定。基板と接続して、日本製(ECBの並び)と中華製(EBCの並び)トランジスターのリードを直接差し込める様にした。
またキットの電源スイッチ(オルタネイト式)はタクトスイッチに交換すればパターンがそのままで使用出来る。
電源も秋月製3.6VNi-MH充電池を裏面に貼り付けた。

【hfeチェッカーの製作】
本キットは正しくEBCを接続すれば、ちゃんとPNP/NPNのチェッカーは出来るものの、適当に入れても、どちらかのLEDが点灯するので、好ましく無い。
そこで、100μAのメーターが3個余っていることからトランジスタhFEチェッカーの製作を参考に、時間を見つけて製作してみようと思っている。
これを使えば、間違った接続ではhfeが振れないのでチェックも兼ねて便利そうだ。

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aitendo製導通警報機[AKIT-108]製作

2015-05-06 11:34:12 | 測定器

 今月末から開催する「おもちゃドクター養成講座」で製作してもらう予定でいたaitendo製導通警報機[AKIT-108]を製作してみた。
まずは、ホームページに部品番号が指示されていないので、これでは実装出来ない。回路図には指示があるので、これを基にして実装する。

どうも、ブザー(発振回路内蔵)の音がおかしい。
回路図からすると、タイマーICによる無安定動作(デューティ50%)を採用している様で、出力波形を見ると1.45kHz(計算値は2.165kHz)の矩形波が出ている。
なので、発振回路内蔵ブザーを使用しているのは間違いの様だ。

手持ちに静電ブザーしか無かったので交換してみる。このままでは鳴らないので、ブザーと並列に1kΩを入れる。
すると鳴る様になったが、静電ブザーの共振周波数が4KHzなので音が小さく、また1.45kHzと4kHzの重音が出る。
R5(33kΩ)を小さくして4kHzに合わせれば音は大きく出来るかと思う。
またはマグネチック型の小型発音体にしても良いだろう。後日、実験してみる。
・・・5/7マグネチック型の小型発音体(16Ω/1kHz)が有り実験したところ、結構大きい音がするので、消費電流は増えるが、これが良さそうだ。但しコレクタ波形を観測すると立ち上がり時に高電圧のパルスが発生するので、これの吸収が必要かもしれない。
NE555では4.5V以上での動作だが、CMOSタイプのLMC555だと3V以上で動作した。
動作はしたものの、感度が良すぎて、高抵抗でも反応し、逆に周波数が変わらないので、これは止めて、下記リンクのものを製作することにする。
今月の製作-導通チェッカー
これだとminiブレッドボードに組めて、測定部の抵抗値により発振周波数が変化するので分かりやすい。
逆に入力ショートにして、出力スピーカーを被測定スピーカーに交換すればスピーカーチェッカーにも使えて一石二鳥だ。

コメント
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