トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

Amazon リレーモジュールは安価で便利

2018-09-30 15:22:39 | 電子工作

 業務用ラジコン受信機の代替えとして、車体とのインターフェースはリレーを使用するため、一から自作するとすると大変なので完成品が無いかAmazonで探すと
4CH用:waves リレーモジュール 5V 4回路 460円
8CH用:Myoffice 8チャンネル 5V リレーモジュール for Arduino DSP AVR PIC ARM 423円
(何故か8CH用が4CH用より安価)
が見つかったので、早速注文した。
4C
H用は国内倉庫に有った様で翌日到着したので動作確認してみた。

実験用可変電源は自作の18650-Li充電池×2本直列を電源としたもの。

リレーは5V用なので、右端ジャンパー短絡では5V供給が必要であるが、取り敢えず最低電圧がどの位で動作するか可変してみた。
入力はLで動作する。
3.04V以上だとリレーも何とか動作してくれる。実際にはジャンパーを切り離してリレー用に5V供給してやらないと動作保証出来ないが。

なので、マイコンには特別なインターフェース無しで使える様だが、論理やマイコンの出力電流は事前に確認してオーバーしない様にする必要がある。
ホームページだと15~20mAとあるが、1kΩとフォトカプラ発光部(Vf=1.2V)と赤色LED(Vf=1.8V)がシリーズになった回路なので、3Vだと殆ど電流が流れない。計算だとCCC=3.3Vだとして0.3mA、5Vとして2mAとなるので、一般的なマイコンでも使えそうだ。但しマイコン出力がLの時0V付近でないと3Vでは動作しないかもしれない。
LEDは定電圧特性があるので、コンパレーター的に動作してくれる感じがする。
フォトカプラPC817Cで絶縁(GNDは共通?)されており、トランジスタ(NPNのS8050チップ品)で電流増幅しリレーを駆動している。

とにかくリレー単体の価格より安いのだから、便利に使えそうです。

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動作確認用小容量AC200V発生器の製作

2018-09-15 16:45:48 | 電子工作

 消防設備の工事・点検を行っている従弟から、故障した「消火栓始動装置」のどこが壊れているか、調べてみないかということで、頂戴してきた。

現地は新品に交換して対応したので、これを使うことはないとのこと。
先週あたりに落雷があり、これが原因ではないかとのこと。
電源を入れると二次側のフューズ3A(F3)がすぐに溶断してしまうという症状。
回路図が蓋の裏にあるので、これからするとブリッジ整流器の不良が怪しい。

引き取って、取り敢えずテスターで測定してみると、やはりブリッジ整流器が不良になっている。

(AC入力端子間はテスターの極性に関係なく抵抗が無限大なのが正常だが、片極性で導通がある)
外してみて、単体で直流電源に接続してみると電流が流れるので不良だ。
手持ちのDIP型に交換してみる。

この装置はAC200V電源用だが、自宅にはAC100Vしかないので、このままでは総合的な動作確認が出来ない。
外部機器が無ければ少ない容量でも動作確認出来る様なので、手持ちのACトランスで倍電圧にならないものか試してみた。(実際の機器では70VA必要)
使用したのは、100円ショップで販売されている単三/四×2本の充電器に使われていたトランスです。
まずは2個使用して回路図の様に二次側同志を接続すると反対側にAC100Vが出るのでこれを元の入力に直列接続することにより理屈だと倍の200Vになるはずだが、実際は無負荷で173V負荷時で114Vと少ないので3個直列にしてみたら無負荷で64~66V負荷時26~28V(接続の位相は合っているのだが)とかえって低下してしまったので、この回路は使えない。

次はアンプ方式を考えてみた。
50~100Hzの信号をパワーアンプして、このスピーカーL/R出力に前述のトランス二次側を接続して一時側のコモンを接続してプッシュプルの様にして電圧をみてみる。
アンプにはYAMAHA製YDA138を使った。
電源12Vで10W+10W/8Ωの出力がある。
信号源はスマホのSGアプリを使ったが出力電圧が低いので、秋月のヘッドホントランスユニットで昇圧する。

AC200Vが出せることが確認出来たが、スマホのカメラを起動すると発振が止まるので、その後は正式な信号発振器で確認を行った。

装置に接続し、周波数を上げていくと電圧は大きくなるが90Hz以上になるとACリレー(24V用と200V用)がばたつく。安定して動作するのは80Hzまでの様だ。
(製品としては定格周波数50/60Hzの記載しかないが、リレーテスタのカタログを見ると可変周波数範囲が40~70Hzとなっている)

パイロットLEDも壊れている様で点灯しなかった手持ちのφ3LEDにブラケットの中身を交換。
フリッカ回路(トランジスタのFF回路みたい)は問題無く動作した。
トランスの容量が小さいので、60Hzの場合、実負荷で200Vに合わせると無負荷では280V程度とかなり変動する。トランスもかなり熱くなる。

今後の工作に何か応用出来そうだ。


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Dell製ノートパソコンで何もしなくてもpが連打

2018-09-09 10:10:31 | パソコン

 メインで使っているDell製Vostro 15 3561は現在Windows10で使用しているが、LinuxのディストリビューションであるXubuntuがどれだけ軽く動作するか(ubuntuは想像してたより重いので)デュアルブートで試してみたら、入力Boxにpが連発表示され終わらない。

キーボードタイプを変更してみても変わらず。USBキーボードを入れても同じ(実は外部キーボードにしても切り替わるわけではなく、双方を受け付ける様だ)。
Windows10にしても変わらないので、どうやらキーボードに問題が有りそうだ。
前述の様にどちらのキータッチも受け付けてしまうので、強制的に内蔵キーボードを外してみることに。
この機種の場合は、キーボード部上側にある5ヶ所のスリットにマイナスドライバーを差し込みこじ開けると外れる。

FFCケーブルをコネクタから抜いて外部キーボードで操作すると全てのキーに対してタッチ通りに反応するので、この内蔵キーボードに異常が有りそうだ。(FFC部の接触であればpだけでなく複数キーが異常になるはずなので)
キーボタンを外してみても接触部には辿りつけないので、取り敢えず連打したり動かしたりしてみるが変わらないので、接点スプレーを塗布してみたら問題無くなった。固着?が剥がれたのかもしれない。
ちなみに液体をこぼしたりしたことは一切無い。

本来の目的だったXubuntuは軽く動作することが確認出来た。

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県西おもちゃ病院(2018/09)

2018-09-08 15:57:48 | おもちゃ病院

 今月もプラレールが多い。
少し面白かった?のを紹介する。
1.ラジコンカー
駆動輪が引っ込んでしまっているという症状。
分解してみると、ギアボックス部(独立型では無い)の上蓋が割れていた。
元々、モールド厚さが薄く、ただ接着しただけでは、また割れてしまうのが目に見えているので、補強用の木片をクイックボンドで接着した。

2.大型ヘリ
中国のH.C.W製とある。二重反転ローター方式だ。
友人からいただいたもので、その時から壊れていたというもの。

テールローター(上向きで変わっている)のモールドが破損して外れ、モーター配線も断線している。
モールド部分はクイックボンドで接着・補強する。

機体の電源を入れると周囲のLEDが点滅するが、ローターは回らない。
送信機を操作(説明書によると電源をONし上昇・下降操作をすると認識して動作する様になっている)すると、何かの拍子に回る時が有るが、少しすると止まる。
バッテリー充電が足らないのかと、満充電してみるが変わらない。
受信部のコイルに触ると動作したりする。
超再生受信方式なので、周波数がずれている可能性がある。
コイルの回り止めワックスを溶かしてコアを微調整すると動作する様になった。
外部電源を供給してやると、なんと12A(モーター2個分)も流れる。浮くのは、かなりのエネルギーが必要の様だ。

テールローターは前後のレバーを操作すると正転/逆転動作し、極性は合ってる様だ。
時間が出来たらセンターのグランドで飛行テストする予定です。

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単四×12本用電池ボックスの自作

2018-09-04 11:01:23 | 電子工作

 従弟の事務所で使っている安価なロボット掃除機だが、充電池(14.4V/1000mAh)が寿命になった様で動かなくなった。
実は、これで2回目になるが。
前回はタブ付き単四Ni-cd×12本を購入して接続したが、値上がりして来たので一般の単四Ni-MH充電池を使うことにした。これだと1本100円程度で済む。
だが、丁度合う市販品は無い(単四×6本用は有るので、これを2個使う方法もあるが)ので、自作することにした。
最初はホルダー型電極をユニバーサル基板に半田付けして製作したが、電池を入れると何故か数個が過熱するので、すぐに外した。
調べると、マイナス側電極がケースになっており、これをプラス側電極に差し込む際に外皮チューブが破けて、ショートになっていた。
ということで、このホルダー方式は使えないので、プラ板でケースを作り、一般的な単四用電極+-用を接着して接続する様にした。
想像してた通り、やはりプラ板では長手方向の強度が弱く、たわんで接触不良となるので、ポリイミドテープ(高耐熱性電気絶縁テープ)で巻いた。バンドはプラレールの車輪ゴムが丁度良いので、これで固定した。

その後使っていたら、動作しなくなってしまった。
見ると、充電池が過熱したのか、周囲の絶縁チューブが切れて剥がれており、これでは隣通しの電極が接触してしまう。このため、取り敢えずはチューブの代わりに絶縁テープを巻き、市販の単四×6本用のホルダーを注文し、これを2個直列にして交換した。

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YAMAHAパワーアンプPC1002ガリオーム改良

2018-09-02 11:09:34 | オーディオ

 6年前にヤフオクで入手したもので、長男に使ってもらっていたものだが、最近ガリオーム気味となってきたというので、預かり分解してみた。
ディティントタイプでALPS製33.3K特×2と捺印されている。
基板から取り外し、分解しようとしたのだが、後ろ側の抵抗体までしか分解が難しいので、この部分は接点復活液を塗布、中間にある抵抗体は少し広げて接点スプレーで対応した。
これで、組み直してみると、ガリは解消されたみたいである。

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