トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

アンパンマンぬいぐるみ制御基板載せ替え

2010-12-31 17:17:45 | おもちゃ病院

Img_8130_r Img_8133_r Img_8134_rおもちゃ修理で最後に残った「アンパンマンぬいぐるみ」の制御基板製作に取り掛かった。
制御基板といっても、手のひらにあるタクトスイッチを握ることによりバタ足するモーターをタイマー時間だけ動かすというのもだが、ICが壊れている様で動作しない。
定番のタイマーIC(LMC555)を使う事にし、同じ大きさにPT基板を切断し、取り敢えずタイマー部分のみ作り、静止時の待機電流を測定してみた。
データーシートでは5V入力時MAX200μAとなっているが、実測では140μAだった。
Anpanmantimer これでは、動作しない時でも電池を僅かに消費し問題なので、トランジスタ2個による自己保持回路を付けてみた。これで、動作しない時は電流が流れない。
タイマー時間は、半固定抵抗で調整出来る様にし、動かしてみると10秒程度でも良さそうだ。
負荷が重いとモーターノイズの回り込みによりタイマーが誤動作(時間が長くなる)する現象が有り、モーターの+-電源-ケース間に0.1uFセラコンを追加、LMC555のCONT端子とGND間に1000PFセラコンを入れて改善を図った。
回路図でタイマーICの8ピンVDD接続が漏れていましたので追加しました。
Img_8147_r Img_8149_r 手の平のスイッチも導電ゴムタイプで抵抗が大きく、強く押さないと動作しない場合があるのでタクトッスイッチに変更して改善を図る。
あとは縫い合わせて完成となるが、微妙な入れ方でモーターに負荷が掛かり、動き出さないことが有るので、様子を見ながらとなる。
今年中に何とか目途が付きそうだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トラ技はタイマーIC(555)特集

2010-12-31 10:08:06 | おもちゃ病院

I03134面白い記事の有る時だけ購読しているCQ出版社の「トランジスタ技術」だが、メル友のおもちゃドクターから、タイマーICの特集をやってるよと情報が有ったので、早速ネット購入した。

トランジスタ技術」も創刊から555号を迎え、これを記念してタイマーIC(555)の特集を組んだものです。

Trgi1012Trg11012010年12月号(555号)2011年1月号は555号記念感謝企画が目白押しです。

とにかく安いし(秋月でLMC555CNが40個入り760円:1個当たり19円)、いろんな用途に使えるので、重宝に使っていたが、応用回路を眺めると、こんな使い方もあるのかと「目から鱗」である。

来年も、応用回路で楽しめそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

radiko茨城県配信開始を遅れて知った

2010-12-31 09:46:24 | うんちく・小ネタ

先週のTBSラジオ番組「安住 紳一郎の日曜天国」で関東地区の聴取調査を行っていた。その中で、ストリーミング放送radikoの影響なのかと話をしていた(前回の同じ特集では、まだradikoが無かった)。
以前radikoを確認したときは、私の住む茨城県は提供されていなかったのに、何を言ってるのかと思って、再度確認したら12/1からリニューアルで提供が開始されていた。

Rg1
ホームページからも聴けるが、早速、視聴するための「radikoガジェット」をダウンロードしてみました。
FM放送も、途切れ無くセパレーションの良いステレオサウンドが聞こえてきました。
AM放送もステレオで聞こえて来た。(20秒くらい遅れて聞こえるが)
このブログもradikoを聞きながら書いています。

Rrec2011そこで、更に録音することは出来ないか検索したところ「RADIKO RECORDER」というのが見つかり、これも早速ダウンロードしてみました。試しに録音するとデフォルトではmp3形式でデスクトップに保存されます。これも綺麗に録音されていました。
こんなに便利に高音質の録音/再生が出来る様になると、FM/AMチューナーフェチの私としては複雑な気持ちである。

いつしか、TV放送の様にアナログ放送が終了になる時代になるかも知れないが、それまでは(生きていればの話だが)電波による放送をいかに綺麗に受信出来るか調整しながら聴き続けたいと思う。

Windows2000でも聞ける「radiro」も有ります。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

入院おもちゃ修理開始

2010-12-30 20:28:34 | おもちゃ病院

年末年始の休みに入ったので、修理完了していないおもちゃの修理に取り掛かった。

ブログも先日70万アクセスを達成した。

1.くるまドライブ
Img_8116_rImg_8117_r配線が5本切れており、更には依頼者が配線しようとして配線を剥いた様で、見ての通り蜘蛛の巣配線のせいもあって、かえって接続先が判らなくなっていた。
接続が外れているところを探す。
電池ボックスが3か所、LEDが2か所。LEDはパターンの剥がれた痕が有ったので接続。もう1方も自ずと決まる。
Img_8118_rImg_8119_rImg_8120_r電池は配線被覆色(赤、茶、黒)から黒はマイナスに接続、プラスは2か所(3Vと4.5Vの部分)有るので赤を4.5Vに茶を3Vに接続すると一応動作する。試しに入れ替えて見るとワイパーモーターが早すぎるので、どうやら最初の接続が正しそうだ。LEDの点灯、ボタンの動作、サウンドも問題無さそうなので完了とする。

2.野球盤
Img_8124_r Img_8123_r_2Img_8122_r_2ボールが出ないというもので、分解してみる。
手動では無く、モーターによりスプリングを引いて離す仕組みになっている。
結果的には組立の違いが有った様だ。
スイッチの接触も良くなかったので接点復活スプレーを塗布する。
100%間違いなくボールがセットされるまではいかないが、微妙な機構なので、これで良しとしよう。
3.犬のぬいぐるみ
Img_8101_rImg_8102_r上さんが職場の後輩に頼まれたといって持って来た。
スイッチおよび電池接点の接触不良だったので、磨いて動作したが、歩きながら転んでしまう。
足を触って見ると折れている様なので、ぬいぐるみを剥がして見た。リンク部分のモールドが根本から折れていたので、ステンレス細線で接続し、プラリペアで補強し、もとに戻す。
これでも若干転びやすいので、どうしてもという場合は、尻尾に重りでもぶら下げてもらう様お願いした。

これで、残りは「アンパンマンぬいぐるみ」となったが、これは前のブログでも報告した通り、ICが壊れている様なので、タイマー回路を作り組み込む予定です。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

RS232Cの光伝送試作

2010-12-28 11:04:09 | 電子工作

Img_4501_r電子工作サークルで検討している「バーサライター」で、表示データーを書き込みするのにRS232Cケーブルを接続して行っているが、非接触でデーター伝送出来ないかとの相談が有り、手っ取り早い赤外線を使うことで実現出来ないか検討してみた。
信号の受け渡しについては、受信側は受信状態にして信号待とします。(送信側は無信号時点灯)、今回は一方向のみ。
赤外線受信モジュールは簡単であるが、スピードがRS232Cに対応しないと察しはついていたが、やはり実験でもエラーになってしまった。
単純に赤外線LED送りと赤外線フォトトランジスタ(TPS616)受けの通信とし、送り側はパソコンのRS232C出力をRS232CインターフェースIC(ADM3202AN)でロジック出力に変換、この信号で赤外LEDを駆動。
受信側は赤外線フォトトランジスタの出力をそのままPICのデジタル入力ポートに接続する。
試作は吉本先生がしてくれて、今回の成功となった。
距離を延ばすには変調を掛けてフィルタを通すなどの工夫が必要だろう。
この辺も、例として455kHzで変調し、455kHzのセラミックフィルタで通すことを考えている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PDFファイルの結合・分割フリーソフト

2010-12-26 21:57:11 | パソコン

Pdforsell03以前、PDFファイルの結合・分割には「瞬間PDF-Zero」を使用していたが、無料使用の提供が終了しているので、別なフリーソフトを検索してインストールしてみたが、唯一、エラー無くインストール出来たのがPDForsell だった(NET Framework2.0以上のインストールが必要ですが)。
あとはブラウザ上で結合してくれる『I Love PDF』というのも、ファイル数、容量の制限はあるが、問題無く結合出来た。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パソコン相談室(2010/12)

2010-12-26 12:41:00 | デジタル・インターネット

今日は3件の相談が有った。
1.ワード文章中に表やグラフを挿入する方法につい
自分は単純にエクセルで作成した表やグラフを貼り付けると言う方法でやっていたが、相談者のパソコンはOffice2003を使用しており、専用の簡単な機能が持って来られた参考書に有ったのでこれに基いて作成。移動方法が判らなかったが、中2の講師が教えてくれてうまく行った。
2.前回、メモリー増設のアドバイスをしたパソコン
指示したズバリのメモリーがパソコンショップに無く、別の物(512MB×2枚)で無償で実装確認してもらったが、再起動時にブザー音(ハードエラー)が出るというので(ショップでも確認済み)、様子を見てみた。エラーにならない場合もたまにあるが、再現する。これ以上は治りそうに無いので、ショップでも説明した様に、一旦電源コンセントを抜いて起動するようにして使ってもらうことにする。
後は、組合の会計報告の表作成方法について指導。
3.パソコンの動作が非常に遅い
SONY-VAIO-FR33/B(Athlon1800+ 1.53GHz)だがメモリー(RAM)容量を見てみると256MBだった。2項の相談者と同じ様な現象である。どうやらアンチウィルスソフト(ノートン360)を入れた関係で遅くなっている様だ。
ネットで、適用メモリーを調査、スロットは2個有り、最大1024MBまで増設可能な様なので、候補を教えて購入してもらうことにした。作業はショップで無償対応してくれる様だったら御願いして、費用が発生する様だったら、次回作業しても良い旨お伝えした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乾電池のプラス電極が接触不良

2010-12-24 08:55:40 | うんちく・小ネタ

入院したおもちゃを調べていくと、共通した原因が見えて来た。(アンパンマンのぬいぐるみとスーパープーチの電池ボックス)
Img_8103_r Img_8104_r Img_8105_r Img_8106_r 不動作の原因は電池の+電極の突起が少なくなりガードのモールド厚みから電池接点に届かないかギリギリ接触というもので、ネット検索するとEVOLTA(エボルタ)で国際規格の範囲で寸法変更、その結果、この様な現象が起きると書かれていました。
今回使用されていたのはEVOLTAでは有りませんが、現在市販の電池はメーカーに関わらず、みんな短い様です。おもちゃ開発当初想定した電池から寸法変更されているのでしょうか?(規格ではかなりの寸法公差がある)
詳しくはEVOLTA参照

Um2sunpouhikaku_3 実際、乾電池を購入してノギス(金属製のため、そのままではショートさせてしまいますので、絶縁して測定する必要有り)寸法測定してみました。
その結果、EVOLTAだけで無く、一般のアルカリ乾電池(パナソニックしか確認してませんが)もEVOLTAと殆ど同じ寸法で出来ていました。
マンガンになりますと(測定した三菱製の場合ですが)これよりは+電極の飛び出し寸法が0.5mm多いので問題にならないのでしょう。
ということで、アルカリ電池に於いても電池ボックスの構造により接触不良になる可能性があると考えられます。

電池の規格としては、全長と外径しか規定されていないが、乾電池使用機器の電池室・端子部の寸法設計指針 が参考になる。

これでいくと、正極(+)端子の突出高さが最小1.5mmとなっているので、電池の寸法は規格内に有ることになる。

乾電池使用機器の電池室・端子安全設計ガイドブック(第2版)
「anzen-guide090430.pdf」をダウンロード

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風邪でブログ更新が中断

2010-12-20 09:28:43 | ブログ

以前にも書いたが、良く見てくれている親戚の方から「最近、ブログが更新されていないけど病気でも?」とメールが来たことがありました。
生まれつき体だけは丈夫な方だが、ちょっとした油断から「風邪」をひいでしまうことが年2回ほどある。
先週も、月曜日から、声→熱→鼻→咳と変化し、ようやく今日は正常に戻った。
1日休んで回復させようかと思ったが、仕事が忙しいせいも有り、市販薬で対処した。
上さんは、「市販薬には何が入っているか判らない」という反対派だが、私の場合、好きなわけでは無いが、電子工作に限らず、試して見たい性分で、じぶんの体にはどれが効果有るかということで毎回違う銘柄?を試用している。
自分の場合で言えば、風邪を引いたかなと感じた時は「葛根湯」(3本入りの特価品で良い)を飲むと大体治ってしまう。
今回は、それでも、治らなかったので、錠剤の風邪薬(これもメジャーじゃ無い特価品)を買って服用、効いてくれた。
12/19には60歳(還暦)を迎えた。
仕事に関しても世間では定年退職となるが、継続雇用してくれることになったので、変化は無い。
還暦ということになるが、現在は平均寿命が延びているので、特に自分の中では感じていない。
周りからも、お世辞かも知れないが「とても60歳には見えない」と言われ、気を良くしている私である。
常に時代の先取りをしてヒットを生み出している秋元康さんの特集が先日テレビで放映されていて、その秘訣について「好奇心をもつこと」と答えていた。私も同様だと思う。
いつまでも好奇心を持って、これからも、いろんなことにチャレンジしていきたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

液晶TVにUSB-HDD追加

2010-12-19 20:38:00 | インポート

先日ブログで紹介した、息子から貰った液晶TV:REGZA〈レグザ〉42インチはUSBまたはLAN対応のHDDをつけると録画が出来る様になっている。
現在は同じ東芝のHDDレコーダーで録画/再生しているが、容量が不足して来たので、TV側のHDDをつけることにした。
今月は人生最後のボーナスが出て、買える余裕が出来たので早速ネットで一番安い製品を検索。REGZAにも対応とあったので早速注文し届いた。
Hdclu2n_m1 BUFFALO USB2.0 外付けハードディスクドライブ 2.0TB HD-CL2.0TU2/N [フラストレーションフリーパッケージ(FFP)]¥10,980
TV裏のUSBコネクタに接続し、TVに表示させるメッセージに答えていくと簡単に設定OKとなった。ファンレスなので、静かで良い。
しかし、HDDも安くなったものである。
これで、年末年始のTV番組予約は余裕で出来そうである(しかし、見る暇があるかどうか)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電子工作サークル(第77回)

2010-12-19 16:17:00 | 電子工作

今年最後のサークルとなったが、前回同様参加者が少なく、各自、銘々のテーマで活動。
1.光リモコン
組配完了し動作チェック。
送信機側が発振(赤外線LED用38kHz)していない。
配線接続が1箇所漏れていて接続したが、今度は周波数調整が1桁大きい。
見ると、発振周波数を決める0.01uFとパスコンの0.1uFが入れ違っていたので交換、周波数をオシロで合わせる。
受信側のタッチセンサー部追加回路は正常に動作していて、光による到達距離も問題無さそうだ。ついでに、教室にあったTVリモコンを操作してみたが、受信LEDが点滅して受信は確認出来るが、これによる誤動作は無かった。
2.電子ルーレット
前回不具合で動作しなかったが、本人が調査し、原因が判った様で正常に動作した。
本人は設備修理屋さんで、コンクリートマイクを作りたいということで、参考回路の部品を集め、提供した。
3.バーサライター
吉本先生と生徒さんでパソコンを持ち寄り、プログラムのチェックをした結果、どうやら山は越えた様だ。あとは、どうやってLEDを動かすか、通信をメタルからワイヤレス(光)に出来ないかとのテーマが。
4.光電話
配線完了したが、時間切れで私が持ち帰ってチェックする様にした。
5.100円発電ライト
引き金を引いて発電し、高輝度LED2個を点灯させるというもので、スイッチ切替でボタン電池でも連続点灯出来る。なんとダイソーにて100円で売られていたとのこと。
教材用に早速分解。実は、同じものを以前サークル員から改造依頼(発電エネルギーを充電池または電気二重層コンデンサに蓄える)されたままになっている(この当時は500円以上したそうだ)。
発電機の線が細いので切れやすい。
近くのダイソーでは無かった様なので、次回買って来て貰う様お願いした。

サークルの内容とは別で、サークル員から、DELL製デスクトップパソコンの不具合調査を依頼された。
パソコン起動時ブザー音が鳴り、F1を押さないと起動しないので、最悪、HDD内データのバックアップをして貰いたいとのこと。
映像出力がデジタルで、デスプレーが近くに無かったので、持ち帰って調査することにした。
確かに同じ現象が再現する。システムでメモリー容量を見ると1枚分の
蓋を開けて見ると、静音化のためか、部品(HDD)の配置が異なり(HDDの取り付け板が開閉する様になっており、その下に熱遮蔽モールドダクトらしきものが有り、その下にマザーボードのメモリースロット6個がある)、2GBが2枚刺さっており、抜いたり、入れ替えたりしてみた。
1枚はどこに差し込んでも問題無く起動する。しかし、不良と思われる1枚はどこに差してもブザー音が鳴り、Windows-XPが起動しない。
メモリーの不良と断定し、メーカーに連絡してもらいことにした。

来年のテーマを各人、正月休みにでも考えてもらうことにした。私も全員での共同作品を何か考えなければ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トランシーバ・メモリバックアップ充電

2010-12-12 23:24:00 | アマチュア無線

Img_8088_r先日紹介したゲームボーイ用カーアダプタから12Vの線を引き出してトリオ製VHF/UHFトランシーバTS-770のモービル運用を再開したが、メモリーをバックアップしておかないと、電源断等で運用していた周波数が消えて判らなくなってしまう(以前、交信中にバッテリーが外れ、周波数がデフォルトに戻ってしまい、相手に迷惑を掛けてしまった)。
TS-660も持っており同じ方式(外部バックアップ)だが、こちらは消費電流が少ない。
説明書では単三乾電池×5本(7.5V)または充電池×6本(7.2V)使用すると有るので、ノートパソコン用バッテリーパックを分解して取り出したリチウムイオン電池×2本(7.4V)を使っていた。しかし、消費電流が50mA程度あるので、接続しっぱなしだと、ちょくちょく充電しなくてはならない。
そこで、ゲームボーイ用カーアダプタの6Vレギュレータ回路部品を取り外し、可変レギュレータIC(LM317)を載せ換え、定電流回路(1/10C)を構成(リチウムイオン電池にはお勧め出来ないが)、現在様子を見ているところだ。

PWTさんコメント有難う御座います。
リチウムイオン電池の充電は、プロでも危ないとのことです。もっともで、電子工作サークルでも専用の充電器を以前、製作しました。
ですから、Ni-CdやNi-MH等の充電池のが良いかと思います。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リモコンキー用電波チェッカー製作

2010-12-12 19:16:45 | アマチュア無線

先日ユニックラジコンを修理してあげた方から、こういうのが出来ないかと、要望が有った。
同業(自動車修理)仲間でも、要望が結構あるという。
車のリモコンキーから電波が出ているかだけでも確認出来るチェッカーが出来ないかとの内容。
早速、ネット検索したらハムフェア2007工作教室で作ろう!電波チェッカーというのが見つかったので作ってみた。
Img_8085_rImg_8086_rImg_8084_r_2まずはオリジナルで作ってみたが(検波ダイオーはズバリが無し)、感度が悪い。
検波ダイオードをショットキー数種やゲルマダイオードにいろいろと交換してみたが、ゲルマダイオード(1N34A)が跳びぬけて良かった。
ダイオードによる特性の違いは「検波用ダイオードを測定してみた」が参考になる。
あとは整流後の平滑コンデンサを4.7uFから0.01uFに変更。これの増幅トランジスタも2SC1815、2SC945、2SC3112を交換してみたが、それほど変化が無いので、取り敢えずhfeの高い2SC3112にした。
感度調整用半固定抵抗を無信号時、LEDが点灯する直前に調整するが、なぜか信号を受信しているうちに動作点が動いてしまう。平滑コンデンサの時定数が影響しているかも。
消費電流は無信号時160μAだった。
リモコンキーも2種類しか無いので比較が難しいが、強弱が有るものの受信チェックは出来た。
ゲルマダイオードで検波後の直流増幅なので、一般のOP-AMPでも置き換え可能かも知れない。
もっと感度を上げて、正確なレベル変化を見るにはコストが高くなるが、ログアンプIC(AD8307A)秋月で1000円を使用するという方法もある。これを使った地デジ受信チェッカー製作を考えている。

   

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

100円キッチンタイマーの長時間化実験

2010-12-12 14:09:20 | 電子工作

Img_8079_r Img_8080_r Img_8081_r Img_8083_r100円キッチンタイマーは99分59秒の範囲設定なので、バッテリー充電時間の設定には時間が足りない。
1/60の表示に出来れば99時間59分までタイムセット出来るはずだが、そこまでクロックを落として動作するか実験してみた。
基本のクロックは時計と同じく32.768kHz(2の15乗)を使用しているのでこれの1/60で546.1333・・3Hzとなる。
まずは、可変CR発振器にて水晶の端子に加える。オシロで水晶発振時の波形を確認し、発振波形の出ている側をT(チップ)、信号の無い側をR(リング)とする。ちゃんと動作(タイムカウントが1/60に)するが液晶表示やブザー音はそのクロックで動作することになるので、動作中は数字は確認出来ない。
まずは、動作確認出来たので、タイマーIC(LMC555)を使用した50%デューティ発振回路を組んでみた。オシロを見ながら約546Hzに合わせる。
どちらも1.5Vで動作させている。
設定をどうするかということで、水晶と、この発振器をスライドスイッチで切り替え、設定時は水晶発振を利用する様にした。切り替えしても設定が消えることは無い。
スタートは、数秒押していないと動作しない。動作するとブザー音が低い周波数(元の1/60)で長く聞こえる。
1分(00分01秒表示)、10分(00分10秒表示)、そして1時間(01分00秒表示)と設定して確認したが、1時間でも1分以内の狂いだった。
本当は水晶発振を1/60分周すれば正確な時間となるのだろうが。詳しい方は挑戦下さい。
これで、以前製作のタイマー回路と組み合わせれば充電器のタイマーに使えるだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

県西おもちゃ病院(2010/12)苦手なぬいぐるみが

2010-12-11 16:14:00 | おもちゃ病院

毎月、受け付け件数が多くなっていく気がする。口コミが広まったのだろう。
まだ、集計していないが20件前後有ったと思う。忙しくて嬉しい悲鳴である。
今月は特に原因不明か厄介な不良が多いと感じる。従って5時近くまで残業?で修理作業を行ったが約半数が入院となった。
平日は、仕事が忙しくてなかなか修理に着手出来なかった。
吉本先生に御願いしたキーボード2点は、スイッチ、電池接点の接触不良が原因とのことで修理完了となった。

私は、ようやく1週間後の土曜日に修理開始した。
まずは、裁縫が苦手なぬいぐるみ(2体)から。
先日、大先輩のドクターから、苦手だからと逃げていては上達しないとしかられてしまった。
どちらも手の平を押すと動作するというもので、この部分の断線を疑って、縫い目を切断してみたが問題無かった。
Img_8092_rImg_8093_rImg_8094_r胴体部分を剥がすが、やはり縫い目を切断しないとメカを引き出せないので、切開する。
原因は配線のはんだ付け部分の切れ掛かりだった。
「おもちゃ病院協会」の講習会でも話が有ったが、配線材の芯線数が少なく、被覆が硬く劣化しやすいので、振動等により切れやすくなるらしい。見た目で発見しにくいので厄介だ。出来れば、このついでに配線材を総取替えすると良いのだが。
動作確認してOKだったので、100円ショップで裁縫道具と穴通し不用の針を購入、下手な裁縫で、やっとの思いで縫合して再度動作確認すると動いたり動かなかったりする。また切開する羽目になってしまった(実は、メカの前後を逆に入れてしまったので、どっちみち、やり直す必要が有ったのだが)。
Img_8100_rしかImg_8095_rし、原因は電池ボックス側に有った。+電極の接触が不完全な為だった。
電池の寸法はメーカーにより差が有り(規格でも偏差は大きい)+電極の飛び出し寸法が少ないとモールドと接点との隙間により、電池ボックスの構造により接触不良になるのだ。
+電極を湾曲させて接触するようにし、OKとなった。まだ縫合が残っている。
追い討ちを掛ける様に、上さんが職場の方から修理を預かって来た。
ぬいぐるみのワンちゃんで、最初は全然動作しなかったが、これはマイナス側電極の凹みで、これを前に出して動作はOKとなった。ところが歩かせると横にゴロンと転んでしまう。片足の関節が外れているか、足が骨折している様だ。これも切開となる。

SEGAのロボット犬「スーパー・プーチ」だが、電池を入れて最初動作するのだが、その後ダンマリ(目のLEDだけは、ほんのり点いて消えない)になってしまう。説明書が無く、動作が良く判らないので、メーカーに問い合わせ中。オークション(箱、説明書等全て揃っている)でも安く出ているので合わせて入札中です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする