トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

UNICラジコン送信機用アンテナ基台流用

2012-10-31 17:13:45 | アマチュア無線

Img_3331_r  現在、修理依頼されているラジコンだが、送信機のアンテナがグラグラするので、これも出来れば治してもらえないかというので、頭をひねって見た。
Rodantイーエレからおもちゃ修理用にと購入して「ロッドアンテナ4段」が手元にあり、基台(可動部)は互換性が有り、付け直すと適度に動くので問題無いが、写真の様に平形状で横からM3ネジで固定する様になっており、UNIC用のM4用おねじ形状と異なる。
Img_3332Img_3333おねじは難しいので、平形状部分を削除し、アンテナの中心部にM3のタップを開けることにした。
会社でボール盤をちょっと借りて穴あけ、タップを切り完成。
これで、送信機本体のおねじで取り付ければOKとなる。

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電池式絶縁抵抗計・修理

2012-10-30 20:00:00 | 修理

従兄弟が火災設備点検の仕事をしており、電池式絶縁抵抗計を使っていたら、煙が出て来て焦げ臭い匂いがして来たので、見てほしいと持って来た。
Img_3314_rImg_3328_rImg_3327_rImg_3315_rImg_3319_rImg_3313_r抵抗計は「横河北辰エンジニアリングサービス株式会社」製(現在は「横河メータ&インスツルメンツ株式会社」に改名)3213-12(修理合格1984.4.19検査のラベル)です。
電池ボックス(単三×8本)のネジ6本を外すと基板も外すことが出来る。
Img_3316_rImg_3318_rImg_3320_rすると、電池マイナスから来ているソリッド抵抗が真っ黒焦げになっていた。抵抗を測定すると5Ωだった。その後、触ったら写真の様に簡単に壊れてしまった。基板も焦げているところから、かなりの高温が続いたと思われる。
駄目元でメーカーサービス部門に問合せて見たが「既に製造中止して経過しており、保守部品、資料は残っていないので、現在製造中の321343への買い替えをお勧めする」との回答だった。ちなみに、定格は500V/100MΩとなっている。
Img_3322_rImg_3323_rImg_3324_r手持ちの同じ大きさの5Ω酸化金属皮膜抵抗があったので、これに交換するが、パターンが剥がれてしまっているので、リード線をそのまま接続先の部品リードに接続した。
組み上げる前に可変電源で様子を見る。
5.5V以上であれば、測定値のずれ(100k、1M,10MΩで測定)も殆ど無い。但し、高圧発生部の発振音が変わる。
定格12Vで消費電流は50mAだった。出力電圧をデジタルテスターで測定したら250Vで、この時の抵抗計の値は10MΩだった。
Img_3325_rImg_3326_r問題無さそうなので、組み上げるが、電池ボックスが割れているので、繊維入りアルミテープで固定、ポリイミドテープで、その上から絶縁する。
以上で、動作OKとなったが、抵抗焼損の原因はなんだろう?電池電圧が低下してDC/DC-CONV部が異常発振を起こして過電流が流れたことも考えられる。
その後、引き渡す時に聞いたら、使用者が不慣れで、アースとライン端子間にAC100Vを印加した状態で、抵抗測定ボタンを押したのでは無いかとのことでした。            

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TADANO-R/C電源入らず

2012-10-28 22:54:00 | ラジコン

Rcpwrr  RCS-250という機種で、電源スイッチを入れると少しLEDが点灯するものの、すぐに消えてしまい、続けてONしても次は点灯せす、しばらく放置してると、また少し点灯するという繰返しで、動作しないということだった、
写真を送ってもらったところ、電源部にはJRC製NJM2355(2回路入り高電圧スイッチング電源用コントロール回路)が使われている様なので、回路をダウンロードして、それに基いて、テスターで各部電圧を測定してもらうことにしたが、電子回路、テスターには不慣れで良く判らないということで送ってもらった。
Rcs250到着して、電源(+24V)を接続したが、正常(説明書が無いので何が正常かは疑問なところだが)に各部LEDが点滅/点灯している。この状態で送信機から信号を送るがLEDは変化せず。この類似機種は以前にも調査したが、外部機器が接続されていないと、受け付けしないと思われる。
各部の電圧を測定してみると、電源出力は12Vと5Vの2系統らしく、電圧は正常だ。入力電圧を下げた時のLED変化が資料に記載してある。
ちなみに、外部に供給している+5Vが短絡した場合を再現してみたが、電源LEDが点滅、状態表示(アラーム)LEDが5個全て点灯となり、現地の状況と異なる結果となったので、入力電圧が正常に来ていない可能性が大きく、その調査方法を資料のとおりやってもらう様返却する。

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照明器具ON時間/回数タイマーの製作

2012-10-28 18:04:00 | 通販・買い物

 以前、エレキジャックの製作記事に有った「冷蔵庫開閉タイマー」をサークルで製作したが、応用としてサークル員から、照明器具のON回数と点灯の累積時間を表示する回路が作れないかという要望が有り、回路図を書いて見た。
Img_3303_r器具の電流を検出する様に考えたが、市販の安価なカレントトランスは閉構造になっているので、これを使うには回路の配線を外して捲かなければならない。
それは難しいので、分割型のコアーに検出コイルを巻いて出来ないか、依頼者に作ってもらった。
Pwrtimercountカレント増幅は、JA7JQJさんが以前実験して動作した回路があるというので、そっくり流用させてもらった。
この信号をもらって、ON時の立ち上がりパルスとOFF時の立下りパルスを出力する回路については、ネットで見つかった微分回路+シュミットインバータ・ロジックIC(74HC14)を使った回路を流用した。
Img_3308_rImg_3301_rImg_3300_rImg_3302_r検出させる負荷の制御にはaitendoから購入してあった「音で廊下階段灯を制御[AKIT-321]」495円を組み立て配線して、コンセントには100円ショップのスイッチ付きを使用することに。これが問題に
最初、写真修正前の様に配線(スイッチとAC電源がパラ)し、動作しないなとスイッチをオンにしたら、バチツ!と大きな音と共に一瞬にして基板に実装してある整流ダイオード4本とサイリスタが吹っ飛び、家の電灯も一瞬暗くなった。AC100Vを扱う時は注意しよう。
ということで基板への回路にはポリスイッチを入れた(今回の間違いには効果が無いが)。
配線し直し(掲載写真はペイントツールで修整)、部品も入替したが、音に反応しない。調べると感度が弱いみたいで、マイクに息を吹きかけるとONした。CRによるタイマーが入っており、半固定抵抗でON時間が調整出来る。最短で約15秒だった。
今後は増幅回路のトランジスタをダーリントンにして見て、感度が上がるか調査する予定。
負荷回路が動いたところで、カレントトランスにAC線の片側を3ターン捲いたが出力(100ms程度のパルス)が出ない。
微分回路のコンデンサC6,C7の波形を見ると、パルス高が少ししか出ない。
Img_3304_rImg_3305_rカレント増幅出力波形を見ると、ON/OFF時の信号立上がり/立下りが緩やかなので、出ないといのが判り、空きのインバータ2個を使い波形整形を行ったところ、パルスは電源電圧近くまで出た。
だが、ストップウォッチと歩数計を制御する出力に信号が出ない。ICの端子には出ているので、配線を調べると配線漏れや半田接続不完全が見つかり、修正したところ、ようやく正常に信号出力した。
Img_3309_rImg_3310_rImg_3311_rON時のパルス幅は136ms、OFF時のパルス幅は148msとなり、ストップウォッチ用の信号はON/OFF時にそれぞれ出ている。但し、OFF時はカレント増幅回路積分回路の時定数が長いので、OFFしてから少し遅れてパルスが出る。
次にカレントトランスへの巻き数を減らして見ると、ターンさせないで貫通させるだけでも検出したので、感度は良さそうだ。(負荷は40Wの白熱電球)
スイッチング方式での動作も気になったので、負荷をスイッチング式ACアダプタにしてみたが、問題無く動作した。
自作カレントトランスの巻き数は、もっと少なくしても検出出来そうなので、今後の継続課題としたい。
その後、交流検出回路を提供いただいたJA7JQJさんから、次の指摘が有りました。
「回路見ましたが電源が電池1本なのでD1,D2は普通のシリコンダイオードではなくショットキーを使って下さい。電池の終止電圧を1.0VとするとダイオードのVfを0.6Vとすると動作しません。」
ということで、次回サークルにてダイオードをショットキータイプに交換して確認したいと思います。

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ユニックRC-30R-T/R2の修理(改造)依頼

2012-10-28 12:33:00 | アマチュア無線

Idsettei またまた、遠方よりユニックラジコンの修理(改造)依頼が有り、見てみることにした。
送信機を紛失して、探したが見つからないのでヤフオクで同形機を落札したが、動作せず、治るものかとの相談だった。
現物を見てもらうと、周波数もIDも違っている。
周波数は水晶交換と調整で対応可能なのだが、IDについては設定方法が不明なので、現物を送ってもらうことにした。
送信機はID設定と見られるダイオード実装位置が確認出来るのだが、受信機は装置からすると基板の裏面に殆どの電子回路部品が実装されているので、設定用ダイオードの位置を確認または交換するには、基板を外さなければならない。子ネジを外し、2階建ての6角ボルトを外すが、これだけでは電源スイッチに当り外れないので、スイッチをケースから外す。
設定部分のパターン接続を書いて見る。
この位置(8列)に1.2.4.8.16.32.64.128の重みを割り振って見て、送受信機2台のダイオード実装位置から足し算したところ、法則が割り出せた。
この他に、類似機種の調査依頼があるのだが、基板のパターンが異なり、判らないので、受信機基板裏側の写真を撮ってもらう様、お願いしている。
尚、本件については、私的調査で、これによって生じた事故・故障等については責任を負いませんので自己責任で対応お願いします。

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CORG真空管ギターアンプ修理

2012-10-27 15:03:00 | オーディオ

県西おもちゃ病院の小島ドクターから、友人に頼まれたギターアンプの修理について、調べてもらえないかというので、パソコン相談室が終わってから、調査開始。
私は楽器に関して無知だが、聞くとギターアンプでは有名なブランドのKORG製(元はVOX製)らしい。
Kc3s0493_rVoxvalvereactor「VOX VALVE REACTOR」という特許回路で、12AX7をパワーアンプとして使っていると説明には有るが、どう見ても出力上考えられないので調べると、ある記事「CORG PATENT」に
「真空管の負荷をカレントミラーにして、プレート電圧をエミッターフォロアでカレントミラーをドライブし、真空管のプレート電圧を可変させるアイデアです。」とあるが、まだ回路イメージが湧かない。
症状は、使っているうちに、出力が段々低下するということだが、小島ドクターが預かってからは再発してないとのこと。
事前に小島ドクターが内部を調べたところでは、抵抗4本が 変色(焦げている)して、かなり高温になっているので、これが原因では無いかとのことだった。
12ax7heaterpwr 電源回路だけ回路図に書いてみた。
ヒーターのトランス別捲き線は無く、B電圧用の捲き線(実測では25V-0V-25V)に抵抗をシリーズに入れて点火させている。
Kc3s0494_r12.6Vを作り出すのに、手持ちのaitendo製DC-DC変換モジュール[DC12V-LM2576-ADJ] 350円を使うことにする。
入力電源は、最初、別な全波整流回路を組んだがハム音がすごい。平滑コンデンサの容量を増やした(2200uF)が、低減はするものの、まだまだ大きい。
そこで、既存の+35V回路に接続したら解消したので、これで使うことにした。
出力電圧は多回転半固定抵抗(1k)で12.6Vに合わせる。
2時間以上放置したが症状が再発しないので、あとは依頼者に使ってもらって様子をみてもらうことにする。
写真は携帯電話で撮ったもので、レンズに深い凹みキズがあるので中央部にボケが見られるます。ご了承ください。
高級アンプ?なので、勿論、改造に関しては依頼者に了解を得ているが、総合特性については検証してないので、皆さんにはお勧め出来ないかな。

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ラジコンカー315MHz化・正式改造

2012-10-27 11:20:00 | おもちゃ病院

10/27に依頼者に引き渡す為、正式改造を行った。
モジュールが4Pのピンヘッダになっているので、基板用ソケットを4Pに切断して、プリント基板の丁度良い空きスペースに接着固定し、配線を行った。
制御信号はオリジナルのTX-2B/RX-2Bをそのまま使用している。
受信機は全面ワックスが塗布されているので、少し手間取った。
10/27の午前中はパソコン相談室だったので、引き取りに来る前に、外の芝生で走行試験を行った。
40~50mは届いている様で、オリジナルより、かなり遠くまで制御出来る。
引き取りに来た男の子も、同じく芝生で走行させて見て満足の様子だった。
今回は部品代が掛かったが、おもちゃ修理の範囲を超えており、自分自身の実験用としてサービスとした。
ドクターの皆様へ
いざという時は、こういう治し方もあるということを、参考程度に見て下さい。
モジュールはaitendoより購入
送信モジュール(315MHz)[RF315-TX5-R] 350円Img_3274_rImg_3277_rImg_3276_r




受信モジュール(315MHz)[RF315-RXB12] 680円Img_3281_rImg_3280_rImg_3282_rImg_3278_rImg_3279_r      

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132kHz安定発振器を考える(時計用水晶使用)

2012-10-25 20:22:00 | おもちゃ病院

先のブログで書いたスチーム・トーマスの水蒸気を発生させる圧電素子の共振周波数132kHzを発振させる回路をタイマーICまたはPICプログラムで考えているが、別な方法が思い浮かんだ。
クオーツ時計に使われている水晶発振子だが、殆どは32.768kHzが使われている。
Tomas02_2 次に、発振が安定している側にベース抵抗になる半固定抵抗(100kΩ)をつけて電流増幅することにしたが、Maxの100kΩでも、付けると発振が停止してしまう。時計用のICは超低消費電力で動作しているので、負荷電流が取れないのだろうと諦めて、後日、74HCU04インバータによる発振回路を組むことにした。
使えたにしても、正弦波出力なので、高調波が少なく、4倍は拾えない気がする。
4倍を、どうやって取り出すか
32.768kHzをインバータで矩形波発振させ、455kHz用のIFTで同調させれば、使えるかもしれない。
webの実験記事(IFアンプ)にインダクタンスと内部Cの値が有ったので、IFT(黒)で計算して見ると2200PF程度を入れるとコアの調整で131kHz付近(計算では128~152kHz)に同調出来そうだ。
インバータが4個余るので、これは4個並列にしてスピーカアンプ回路として使用出来ないか確認する。

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エレキジャック今月号(No.23)に私の投稿記事が

2012-10-24 09:37:47 | 日記・エッセイ・コラム

Mcqz201211l 投稿した記事 が10/25発売予定のエレキジャックNo.23に【第1章 Appendix 最近の工作機械で,オリジナルの本格金属ケースを作りませんか】として掲載されます。(P64~P68の全5ページ)
Appendixを訳すと「付録」ということですので、まだ筆者としては駆け出しですが。
浅く広く中途半端な知識なので、一般誌に記事らしい記事を書いたのは、生まれて初めての経験である。
若かりし頃、労働組合の情宣部に在籍し、機関紙作り(始めた頃はガリ版の時代)に一生懸命だったことを思い出した。
1680円と少しお高いですが、電子工作マニア向けの季刊誌(一応、初中級向け)ですので、興味の有る方は購読されてはと思います。
私は初刊から欠かさず購読しています。
私の記事はエレキから外れますが、他のエレキ記事も面白いです。

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メインのデスクトップPC起動せず→長時間処理で起動OK

2012-10-24 09:01:33 | デジタル・インターネット

居間で使用している自作デスクトップパソコンが使用中に画面が乱れ、再起動したらHDDが認識されずBIOSでマニュアル設定しても認識しないので、IDEケーブルを1から2に差し替えると認識する様になったが、Windows7の初期画面表示後、真っ暗になり(これは正常時でも数十秒なっていた)それっきりHDDのアクセスLEDは点滅(点灯に近い)するも、いつまで待っても改善されないのでSAFEモードにしたら起動して通常のWindows画面が出たので、正常起動時の状態で再起動したが同じ現象。しばらく待てば出て来るのかも知れないが出勤時間に間に合わなくなるので一旦中断。帰ってから再調査することにした。
HDDは今時の160GBと容量が少ないので、もしHDDの故障であれば、大容量のHDDに交換しようかと思っている。今ではマイナーなIDEタイプなので、割高かも知れない。
3.5インチSATA-HDDのIDE接続変換基板が680円で入手出来るのでSATA-HDDと組み合わせれば割安になりそうだ。
【10/23夜・再起動】
結論を先に言うと、PC/HDDは壊れていなかった。(IDE1は判らないが)
電源をONにし、画面表示が消えたところで辛抱強く待つこと5分余り、Windows7の画面が表示し、デスクトップ画面が正常に表示された。
考えられる原因は、前日ユーティリティソフトでレジストリ修復を実行した際、18%のところから、いくら待っても進行しないので、キャンセルしたため処理が中途半端になり、パソコン起動時、これの修復に時間が掛かったものと思われる。
起動したので、チェックディスクや各種ツールで修復、HDDの空き容量も少なくなっていたので不要と思われるファイルを削除し30GB程度の空きとなった。
再起動し、起動時間測定のフリーソフトによると77秒、以前が平均60秒強(毎回異なる)だったので、問題無さそうだ。

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タッチスクリーンの接続コネクタ代用

2012-10-23 18:24:14 | カメラ

Touch4w08p30in3201 aitendoに今後の工作用にと、ついついいろんな部品を注文してしまうのだが、その中で吉本先生が3インチ-タッチスクリーン(350円)を使ってみたいというので、接続のFPCコネクタ(0.8mmピッチ-4P)を探したが見つからない。
(その後の調査でaitendoのADS7843モジュール[TOUCH-ADS7843-M] が同じ1mmピッチなので、インターフェースが合えば、これが使えそうだが)
そこで思いついた。
Micro-SDカードのピッチが近かったなと。測定して見ると1mmピッチとなっている。4Pだけ使うのであれば、隣同士接触することは無いと思える。
最初は、良く不良になりブログでも紹介している100円ショップMicro-SD-USB変換アダプタの不良品が有るので、これを使おうと考えたが、1対1の接続で無いので、接続が面倒だ。
そこで、次を思いついた。
Img_3270_rImg_3273_rImg_3271_rImg_3272_rMicro-SDとSDの変換アダプタです。
Micro-SDメモリーに添付されているので、大体皆さん持っているかと思います。私も今手元に有ります。
Tuchicn これだと1対1なので、SD側に半田付けして引き出せば良いかと、また、タッチスクリーン側のガイドは分解して中に同じ厚さのシートを貼り付けるか、またはタッチスクリーンコンタクト裏側にMicro-SDと同じ幅の硬いシートを貼り付ければ、挿入時に曲がることも無く位置決めも出来るのかなと思います。
まだ、空想段階ですので、うまくいったら、報告します。

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ステンレス細線のリール製作

2012-10-21 12:10:00 | おもちゃ病院

おもちゃ修理で部品接合用に100円ショップのステンレス針金(φ0.28)を利用しているが、使っているうちに、こんがらかってしまい、長く取り出せなくなってしまったので、新しいのを買いにダイソーに出掛けた。
Img_3217_rImg_3218_r今度は、こんがらない様にリールに使えそうなものを探したが見つからないので、引っ掛ける為のケーブルフックを一緒に購入。
帰ってから、針金の台紙をそのまま使い、これにフックを4個貼り付ける。
まだ使っていないので、確実なことは言えないが、使えそうな気がする。

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ミニッツレーサーFET交換

2012-10-21 11:34:00 | おもちゃ病院

Img_3242_rImg_3243_rImg_3244_rImg_3252_rImg_3245_rImg_3246_r先のブログ(県西おもちゃ病院)で報告した京商ミニッツレーサーの、不良と見られるモータードライブ用FET(HAT3004)の互換品(SP8M4)が届いたので交換することに。
SMD部品で、隣にはTOKO製の背の高い部品が有るので、こて先のスペースが少なく外しにくいし、付けにくいのが難点だ。
何とか取り付けて、バラックの状態で送信機を操作する。
今まではバックが動作しなかったのだが、動作する様になった。しかし、動作しない時も有り、おかしい。送信機側だろうと判断して、組立する。
Img_3247_rImg_3248_r一部、リンク部分の折れているところが有り、これは樹脂製ネジをプラリペアで固定して対応する。

送信機側を調査。
広帯域レシーバーでモニターすると、トイラジコンと違って、送信機のスイッチをONすると電波が出っぱなし(静止時でもAM変調は掛かっている)で、各ダイヤル、レバーを操作すると変調音が変化するので、それなりの動作はしている様だ。だから、単三×8本も使っているのか?電池ボックスが着脱出来る様になっているが、電池カバーを外した時4本しか見えないので、判らない人はこれの交換だけしかねない。
Img_3237_rスロットル部に使われているボリューム(2kΩ)だが、同一品が無いので、分解して接点グリスを塗布して元に戻すが、バックの動作不安定(全く動かない時とか、数回レバーを前にすると動いて、その後はちゃんと動いたり)は変わらない。

Img_3237_r_2Img_3238_rImg_3239_rImg_3241_r調整箇所が無いかと探したら、基板には確かボリュームが付いていたが、表面に見えないのでその部分を見て見るとカバーされていて、これをスライドして外すと調整部分が有った。「TH.TRIM」がフォワード(前進)/リバース(後進)のスロットル位置を微調整するものらしく、これをバック回転するギリギリの位置にすると、スロットルのバックが正常動作する様になった。
その後依頼者へ確認したら1度目でブレーキ、2度目で後進する動作とのことで、説明書も見直したら、その様な絵になっていました。実際に再度確認したら、そのとおりに動作したので、修理は問題無いことが確認出来た。聞かないと判らないものです。
もう1つの「ST.D/R」はステアリングの角度調整の様だ。
ステアリングの上に直進調整用のTRIMツマミが有る。
Img_3255_rImg_3254_r裏側にも「A・POSITION/B・POSITION」ツマミ(ニュートラルポジションアジャスター)が有り、Bにするとブレーキが掛かる感じだ。
機構的にスロットルのボリュームを少し回転させている。
説明書では(操作しません。)と記載が有る。
タイプは異なるが京商の説明書が参考になる。

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ステンレス細線のリール製作

2012-10-21 11:33:00 | おもちゃ病院

おもちゃ修理で部品接合用に100円ショップのステンレス針金(φ0.28)を利用しているが、使っているうちに、こんがらかってしまい、長く取り出せなくなってしまったので、新しいのを買いにダイソーに出掛けた。
Img_3217_rImg_3218_r今度は、こんがらない様にリールに使えそうなものを探したが見つからないので、引っ掛ける為のケーブルフックを一緒に購入。
帰ってから、針金の台紙をそのまま使い、これにフックを4個貼り付ける。
まだ使っていないので、確実なことは言えないが、使えそうな気がする。

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きかんしゃトーマス修理(その後の調査)

2012-10-21 07:11:00 | おもちゃ病院

 先のブログで報告したが、スチームとサウンドが出ないというので、何か治す方法が無いものかと調査再開。
まずはスチーム。
Img_3220_rImg_3228_rImg_3232_r発振回路の参考にと、同じ原理(超音波加湿)のハンディ・ミストを注文したのだが、届く前に、ピエゾ素子に信号を印加して、共振周波数の確認をすることにした。
Img_3223_rImg_3224_rImg_3231_rImg_3219_r信号発振器の最大レベルを印加するが、レベルが低い関係で良く判らないので、NPNトランジスタによる電流増幅をして電源電圧を上げて見ると、132kHz±1kHzで見事スチームは出て来るが20V以上必要で、トーマスの4.5Vには工夫が必要なので、低電圧で動作する様ピエゾ素子と並列にインダクターを入れて見る。
100uF~10mHまでカットアンドトライしてみたところ、470uFが一番低い電圧で動作する様だ。3.0Vまではスチームが弱いものの、出ることが確認出来た。
これだと、発振回路を考えるだけで実現出来そうだ。
タイマーIC(LMC555)が手軽で良さそうだが、8P-PICで可能か吉本ドクターに聞いたら、出来るということで、プログラム作成と書き込みををお願いした。これだと回路が簡素化出来る。
Img_3233_rONする信号だが、基板の各部信号をオシロで確認すると、SMD小信号トランジスタのコレクタ電圧(ON時VDD)が、煙突内LEDの点滅輝度最大点と一致するので、これが使えそうだ。


Ellmoa_2ハンディ・ミストが届いたが、分解しないで済みそうだ。

スチームは目処が付いたので、サウンドの調査に移る。
(ダメなら、無料ダウンロードサイトのSLサウンドを録音/再生IC(aitendoで300円)に録音して制御しようと考えていた。)
これも、基板上の各部品にオシロを当て観測(機関車の車輪を回していないとサウンドが出ない)すると、スピーカー出力と0V間に信号が出る。だが、スピーカー両端では出ていない。
この信号をヘッドホンアンプで増幅し聞いて見ると、ちゃんとサウンドが聞こえて来た。これは治る可能性が出て来た。
スピーカーを外して見ると、片方にだけ信号が出ているが、もう一方には信号が出ていない。IC内部の不良と見られる。
Img_3235_rScan_1信号の出ている端子信号をトランジスタのベースに入れ、スピーカーをコレクタに接続するとサウンドが聞こえて来たので、正式に取り付ければOKになる。

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