太鼓は叩くが、首を振らないので笛も吹かないというもので、ぬいぐるみをどうやって剥がすか悩んでしまった。
先輩ドクターに言わせると、これが出来たら、8割方修理できるという。
探すと、どこかあるものである。足の周囲の縫い合わせを思い切って切ると前後に分かれたので、頭まで脱がす。
内部プラスチックのねじを外すと、首に連結してあるロッドが折れていた。
いつもどおり、接合部に穴を開け、ステンレス線で縛りつけ、プラリペアで補強する。
いよいよ縫合なのだが、ここまで切開したことは無く、また、今までは縫い合わせの上手なドクターに任せていたので、自信が無かった。
先輩ドクターに聞いてみたり、上さんに聞いたりした。
ぬいぐるみの縫合について、適当に縫っても、縫い目が目立たないので、意外と簡単だという。
何十年ぶりかで縫い物をしました。
アドバイスどおり、適当に縫ったのにもかかわらず、出来上がると目立たず、うまくいった。
先輩ドクターから、100円ショップではめ込み式の針があるとのこと。探してみよう。
一番大変なのは目が悪いので、針に糸を通すところですね。
ヘッドルーペを装着しての作業でした。
食わず嫌いでしたね。
これからは、思い切って切開出来そうです。
動作も、問題ありませんでした。